コンフォール藤沢に「コミュニティベース湘南」がオープン!営業時間やサービス内容などを徹底解説
こんにちは!お急ぎニュースメディア OISO(オイソ)の編集長で、神奈川県大磯生まれ平塚育ちの湘南エリア担当記者「長嶋 駿」です。今回は、湘南エリアの新しいコミュニティスペース「コミュニティベース湘南」について、独断と偏見に加え、できるだけ多くのネット上の口コミや評判を参考にしながら、皆さんのお役に立つ情報をお届けしたいと思います。
コミュニティベース湘南とは?いつオープンするの?
「コミュニティベース湘南」は、2025年5月20日(火)にコンフォール藤沢内にオープンする多世代交流スペースです。湘南生活クラブ生活協同組合と生活クラブ生活協同組合・神奈川が、独立行政法人都市再生機構(UR)と連携して立ち上げるこの施設は、地域の人々がつながり、支え合う関係を育む拠点となることを目指しているようです。
場所は藤沢市藤が岡2-2-2(藤沢市藤が岡コンフォール藤沢D街区)で、小田急線藤沢駅から約1200mの距離にあります。私が平塚から藤沢駅まで行くには、JR東海道線で約10分、そこから徒歩で15分ほどですね。地元民の感覚では、少し駅から歩く距離にありますが、緑豊かな環境の中にある施設なので、散歩がてら訪れるのも良いでしょう。
営業時間と運営体制
コミュニティベース湘南の営業時間は月曜から土曜の11:00〜17:00となっています。ただし、夏季休業期間や年末年始は休業するとのこと。詳しい問い合わせは、湘南生活クラブ生活協同組合(電話:0467-53-1188)まで可能で、対応時間は月曜から金曜の10:00〜17:00となっています。
私も地元で活動している記者として思うのですが、この時間帯は主婦や高齢者、フリーランスの方々が活動しやすい時間帯ですね。平日の日中に地域の人々が集まれる場所というのは、実は湘南エリアでも意外と少ないんです。
コミュニティベース湘南の4つのサービス内容
コミュニティベース湘南では、地域のニーズに合わせた4つの「食」に関する取り組みが展開されます。それぞれの内容と特徴を詳しく見ていきましょう。
1. コミュニティカフェ「パチャmama」(5月20日オープン)
コミュニティカフェ「パチャmama」は、施設のオープンと同時に営業を開始します。このカフェは、食を通じた交流の場として位置づけられており、地域の人々が気軽に立ち寄れる場所となるようです。
特筆すべきは、使用する食材へのこだわりです。できるだけ国産・添加物削減・減農薬にこだわる生活クラブの安心食材を使ったカフェメニュー、お弁当、総菜、焼菓子の販売が行われます。また、地場野菜や果物なども販売される予定とのことです。
私が特に注目しているのは、地場野菜の販売です。実は湘南エリアは野菜の生産も盛んで、特に大根や玉ねぎ、キャベツなどの野菜が有名。この辺りでは「湘南野菜」というブランドもあるんですよ。ぜひ地元農家との連携も進んで欲しいなと思います。
営業日は月曜から土曜日で、お盆と年末年始の期間は5日間から1週間ほどの休業があるようです。営業時間は11:00〜17:00となっています。また、一緒に働くメンバーも募集しているとのことなので、地域の雇用創出にも貢献しそうですね。
2. 生活クラブコモンズステーション「湘ふじ」(9月開始予定)
9月からは生活クラブの注文品を受け取れる拠点「湘ふじ」がオープンする予定です。こちらは週1回の配達(曜日は未定)があり、開所時間は11:00〜18:00となっています。
この拠点の特徴は、対面で会えるスタッフがいるため、安心して配達品を受け取れる点です。また、組合員の交流やイベント参加も可能(一部予約制)とのこと。
私自身、湘南エリアにはオーガニック志向の方が多いことを日々感じています。辻堂や茅ヶ崎、鎌倉あたりは特にその傾向が強いですね。生活クラブの安心安全な食材は、そういった地域ニーズにマッチしていると言えるでしょう。
ちなみに、このコモンズステーションでも働くメンバーを募集しているようです。地域の中で働きたい方にとっては良い選択肢になるかもしれませんね。
3. フードパントリー(6月開始予定)
6月から開始予定のフードパントリーは、生活に課題を抱える家庭と社会のつながりづくりを目的としています。月1回の食品支援を行い、主に子育て中の家庭やひとり親世帯を対象としているようです。
地域の方や組合員に向けて説明会なども開かれる予定で、一緒に活動してくれる仲間も募集しているとのこと。
実は湘南エリアは華やかなイメージがある一方で、生活に困難を抱える家庭も少なくありません。特に藤沢市は観光地としての側面と生活都市としての側面の両方を持っています。このような取り組みは地域社会のセーフティネットとして重要な役割を果たすと思います。
4. 多目的スペース(6月2日オープン予定)
6月2日にはレンタル可能な多目的スペースがオープンする予定です。利用時間は月曜から土曜の9:00〜17:00で、2時間単位での利用が可能です(9:00〜11:00、11:00〜13:00、13:00〜15:00、15:00〜17:00の4枠)。利用料金は1部屋2時間300円、2部屋使用の場合は600円となっています。
この多目的スペースは、子育てひろば、学習支援、高齢者の居場所、健康講座、組合員活動など、様々な用途で利用できるようです。
私が取材してきた中で感じるのは、湘南エリアには様々なコミュニティ活動をしている人が多いということ。例えば、ヨガやサーフィン、アート、音楽、環境保護活動など、多彩な活動が行われています。そういった活動の拠点として、このスペースが活用されることも期待できそうですね。
コンフォール藤沢とは?エリアの特徴
ここで少し、コミュニティベース湘南が設置されるコンフォール藤沢についても触れておきましょう。
コンフォール藤沢はUR都市機構が管理する賃貸住宅で、藤沢市藤が岡1-1ほかに位置しています。全790戸あり、階数は1〜14階、共益費は3,700円、間取りは1DKから4DK+Sまで様々で、家賃は68,400円〜146,400円となっています。
管理開始は平成13年10月〜平成16年12月で、比較的新しい団地と言えるでしょう。緑も多く静かな環境が特徴とされています。また、高層階からは藤沢市街や相模湾が一望できるとのことです。
コンフォールという名前は、フランス語の「confort」に由来しており、「ここちよい」「快適」「安楽、安逸」といった意味があるようです。名前の通り、快適に暮らせる住環境を目指した団地と言えるでしょう。
私が個人的に知っているのは、この団地の近くからは箱根駅伝を生で見ることができるという特典があること。正月の風物詩である箱根駅伝のランナーたちを間近で応援できるのは、地元民としても嬉しいポイントですね。
コミュニティベース湘南のメリットと良い点
コミュニティベース湘南の良い点やメリットをいくつか挙げていきましょう。
1. 多世代交流の場の創出
コミュニティベース湘南の最大のメリットは、赤ちゃんから高齢者までの多世代が交流できる場を提供していることでしょう。湘南エリアは若い世代からシニア世代まで幅広く住んでいる地域です。特に藤沢市は学生から子育て世代、退職後のシニア世帯まで様々な年代が暮らしています。そんな多様な世代がつながれる場所は、地域コミュニティの活性化に大きく貢献すると思います。
2. 安全・安心な食材へのアクセス
生活クラブの安心食材を使ったカフェメニューや、生活クラブの注文品を受け取れる拠点があることで、添加物削減・減農薬といった安全な食材へのアクセスが容易になります。湘南エリアは健康意識の高い方が多い地域なので、このような取り組みは地域ニーズにマッチしていると言えるでしょう。私も茅ヶ崎のファーマーズマーケットなどをよく取材しますが、オーガニックや減農薬の農産物は常に人気です。
3. 地域の支え合いの基盤づくり
フードパントリーの実施や多目的スペースの提供により、生活に課題を抱える家庭への支援や、地域活動の場の提供が行われます。これは地域の支え合いの基盤づくりに大きく貢献するでしょう。特に子育て世代や高齢者、障がいのある方など、様々な方々の居場所になり得るというのは大きな利点です。
4. 地域雇用の創出
カフェやコモンズステーションでは、一緒に働くメンバーを募集しています。これは地域での雇用創出にもつながる取り組みと言えるでしょう。特に子育て中の方や定年退職後の方など、フルタイムでの勤務が難しい方にとって、地域で働ける場所があることはおすすめポイントです。
5. リーズナブルな料金設定
多目的スペースの利用料金が1部屋2時間300円という設定は、とても良心的だと思います。湘南エリアのレンタルスペースは比較的高額な場所も多いので、このリーズナブルな価格設定は地域の方々にとって大きなメリットでしょう。例えば、鎌倉や江ノ島周辺のカフェスペースなどは時間利用で1,000円以上することも珍しくありません。
コミュニティベース湘南のデメリットと悪い点
一方で、いくつか注意点や悪い点も考えられます。
1. 駅からの距離
小田急線藤沢駅から約1200mという立地は、徒歩で15分程度かかり、車を持たない方や高齢者にとってはアクセスしにくいかもしれません。特に雨の日や真夏、真冬などは徒歩での移動がデメリットになる可能性があります。藤沢駅からバスが出ているかどうかも確認しておくと良いでしょう。
2. 営業時間の制限
営業時間が11:00〜17:00という設定は、平日働いている方にとっては利用しづらい時間帯かもしれません。平日の夜間や日曜日も開いていれば、より多くの方が利用できるのではないかと思います。特に、多目的スペースは夜間にコミュニティ活動やミーティングをしたい方もいるでしょうから、この点は欠点と言えるかもしれません。
3. 開始タイミングのズレ
4つのサービスが全て同時にスタートするわけではなく、カフェは5月20日、多目的スペースは6月2日、フードパントリーは6月、コモンズステーションは9月と、時期がずれています。全ての機能を一度に体験したい方は、9月以降に訪れる必要があるでしょう。これはおすすめしない点の一つかもしれません。
4. 駐車場情報の不足
検索結果からは、駐車場についての情報が見当たりません。車で訪れる方にとっては、駐車スペースがあるかどうかが重要なポイントになるので、この点は事前に確認しておく必要があるでしょう。湘南エリアは休日になると駐車場が満車になることも多いので、注意が必要です。
5. 認知度の不足
新しい施設のため、当初は利用者が少なく、にぎわいに欠ける可能性があります。コミュニティスペースは多くの人が集うことで価値が生まれるので、認知度の向上が課題となるでしょう。湘南エリアは情報感度の高い方が多い地域ではありますが、それでも新しい施設の浸透には時間がかかります。
おすすめしたい人、おすすめできない人
こんな方におすすめ
- 地域とのつながりを求めている方:多世代交流の場を求めている方、特に引っ越してきたばかりで地域に知り合いが少ない方には、コミュニティの入口として最適です。湘南エリアは転入者も多く、新しいコミュニティを求める方には嬉しい場所になるでしょう。
- 安全・安心な食材にこだわる方:生活クラブの安心食材に関心がある方は、カフェの利用やコモンズステーションでの買い物がおすすめです。湘南は有機野菜やオーガニック食材への関心が高い地域なので、そういった方々にとっては頼りになる拠点になるでしょう。
- 子育て世代の方:子育てひろばとしての利用や、フードパントリーの支援など、子育て世代に嬉しいサービスが揃っています。特に藤沢市は子育て世帯も多いエリアなので、同世代の交流の場としても機能しそうです。
- シニア世代の方:居場所づくりや健康講座など、シニア世代が活動的に過ごすための場所として活用できます。湘南エリアは温暖な気候もあって、アクティブシニアの方も多いです。そういった方々の集いの場としても良いでしょう。
- 地域活動をしている団体・個人:リーズナブルな料金で利用できる多目的スペースは、様々な地域活動の拠点として活用できます。私も取材で感じますが、湘南エリアはサークル活動やコミュニティ活動が盛んな地域なので、そういった活動の場として重宝されるでしょう。
あまりおすすめできない人
- 平日日中に時間が取れない方:営業時間が11:00〜17:00のため、平日フルタイムで働いている方にとっては利用しづらいかもしれません。土曜日も同じ時間帯なので、休日に予定がある方は要注意です。
- 車を持たない遠方の方:駅から1200mの距離があるため、公共交通機関のみを利用する方にとっては、アクセスがやや不便かもしれません。特に湘南台や辻堂など、藤沢駅以外のエリアからだと、さらに時間がかかります。
- 静かな環境を好む方:多世代が交流する場なので、ある程度のにぎやかさはあるでしょう。静かな環境で読書や作業をしたい方は、別の場所を検討した方が良いかもしれません。
- 夜間や日曜日に利用したい方:営業時間外の利用はできないので、夜間のミーティングや日曜日のイベントなどを考えている方には不向きです。
- すぐにすべてのサービスを利用したい方:各サービスの開始時期が異なるため、全ての機能を利用するには9月まで待つ必要があります。それまでの間は部分的なサービスのみとなります。
湘南エリアならではの視点:地域との関わり
ここからは、私が神奈川県大磯生まれ平塚育ちの湘南エリア担当記者として、地元の視点からこの施設について考えてみたいと思います。
湘南エリアは、特に鎌倉、江ノ島、茅ヶ崎などを中心に観光地としての側面が強いですが、一方で地元民の生活の場でもあります。そんな湘南で生まれ育った私から見ると、コミュニティベース湘南のような施設は地域に根ざした取り組みとして高く評価できます。
特に藤沢市は、湘南の中でも住宅地としての側面が強く、子育て世代から高齢者まで幅広い世代が暮らしています。例えば、藤沢市の人口は約43万人で、神奈川県内では横浜市、川崎市、相模原市に次いで4番目に多いんです。また、藤沢市は高齢化率も約25%と、全国平均とほぼ同水準。そんな多様な世代が暮らす藤沢市で、世代間交流を促進する取り組みは非常に意義深いと思います。
また、湘南エリアは環境意識の高い方も多く、オーガニック食材や地産地消の取り組みへの関心も高いです。私が地元の農家さんを取材すると、「湘南野菜」や「湘南ブランド」として出荷している方も多く、地元の方はそういった安全・安心な食材を求める傾向があります。生活クラブの安心食材を使ったカフェメニューは、そういった地域ニーズにマッチしているのではないでしょうか。
さらに、藤沢市藤が岡のコンフォール藤沢がある地域は、小高い丘の上にあり、緑も多く静かな環境が特徴です。私が子どもの頃、友人の家がこの近くにあり、遊びに行ったことがありますが、坂を上っていくとまるで別世界のような静けさがありました。そんな環境の中にコミュニティスペースができることで、地域の人々の憩いの場になると同時に、新たな活力が生まれる可能性も感じます。
ちなみに、コンフォール藤沢の近くには、湘南台方面に向かうと「湘南台文化センター」や「湘南台公園」などの施設もあります。また、藤沢駅方面には「藤沢市民会館」や「藤沢市労働会館」などの公共施設もあります。これらの施設と連携することで、より広がりのある活動が期待できるのではないでしょうか。
まとめ:新たな地域の拠点として期待
コミュニティベース湘南は、湘南生活クラブ生活協同組合と生活クラブ生活協同組合・神奈川、そして独立行政法人都市再生機構(UR)が連携して作り上げる多世代交流スペースです。2025年5月20日のオープンを皮切りに、段階的に様々なサービスが始まる予定となっています。
この施設の最大の利点は、食を通じた交流の場を提供し、地域のつながりを育む拠点になることでしょう。コミュニティカフェ「パチャmama」、生活クラブコモンズステーション「湘ふじ」、フードパントリー、そして多目的スペースという4つの取り組みは、それぞれが地域のニーズに応えるものとなっています。
湘南エリア、特に藤沢市は多様な世代が暮らす地域であり、そこに多世代交流の場ができることは大きな意味があります。地域の人々がつながり、支え合いの関係を築いていくための基盤として、この施設が機能することを期待しています。
また、生活クラブの安心食材を使ったカフェメニューや、地場野菜・果物の販売など、湘南エリアの食に対する意識の高さにマッチしたサービスも魅力的です。さらに、リーズナブルな価格設定の多目的スペースは、様々な地域活動の拠点として活用されることでしょう。
一方で、駅からの距離や営業時間の制限など、いくつかのデメリットも考えられます。特に平日フルタイムで働いている方にとっては、利用しづらい面もあるかもしれません。
しかし総合的に見れば、コミュニティベース湘南は地域に根ざした素晴らしい取り組みであり、湘南エリアの新たな魅力になることは間違いないでしょう。5月20日のオープンが待ち遠しいですね!
最後に、湘南エリア担当記者としての私からのアドバイスです。藤沢駅からは少し距離がありますので、初めて訪れる際は余裕を持って行動しましょう。また、各サービスの開始時期が異なりますので、目的に応じて訪問時期を検討されることをおすすめします。そして何より、この施設が目指す「誰もが暮らしやすいまちづくり」という理念に共感し、積極的に関わっていくことで、施設の価値がさらに高まっていくのではないでしょうか。
私自身も湘南エリアの一住民として、オープン後は取材を兼ねて足を運んでみようと思います。皆さんもぜひ、新しい地域の拠点「コミュニティベース湘南」に足を運んでみてくださいね!
(執筆:お急ぎニュースメディア OISO 湘南エリア担当記者 長嶋 駿)