【2025年最新】大磯ロングビーチのサウナ料金完全ガイド – 湘南サウナ事情を徹底解説
湘南エリアの地元民として永年にわたり地域の最新情報を発信してきた筆者が、独断と偏見に加えできるだけ多くの口コミや評判を参考にして、大磯ロングビーチのサウナに関する最新情報をお届けします。神奈川県の海沿いに育った者として、近年のサウナブームと湘南の絶景を楽しむサウナの魅力について詳しく解説します。
大磯ロングビーチのサウナ施設 – 2025年最新情報
大磯ロングビーチエリアには大きく分けて2種類のサウナ施設があります。通年営業している大磯プリンスホテルの「THERMAL SPA S.WAVE」と、夏季限定でオープンする「HEIDI SAUNA PARK」です。どちらも湘南の海を眺めながら楽しめる絶景サウナとして人気を博しています。
THERMAL SPA S.WAVE – 通年営業の高級リゾートサウナ
大磯プリンスホテル内にある「THERMAL SPA S.WAVE」は、2017年7月のオープン以来、湘南エリアを代表する高級サウナ施設として根強い人気を誇っています。特に目の前に広がる相模湾と水平線が一体となって見えるインフィニティプールと、複数のサウナ施設が魅力です。
現在の料金体系は以下の通りです。
【平日限定・完全予約制 日帰りスパプラン】
- 期間:2025年4月1日(火)~7月31日(木)
- おとな:4,500円(SEIBU PRINCE CLUB会員:4,000円)
- 小学生:2,000円
- 未就学児:無料
このプランでは3F温泉フロアと4Fスパフロアの両方を利用することが可能です。海を臨む開放的な露天風呂や、様々なタイプのサウナを楽しむことができます。
HEIDI SAUNA PARK – 夏季限定の屋外サウナ
「HEIDI SAUNA PARK」は過去数年間、夏季限定で大磯ロングビーチ内に設置されてきたサウナ施設です。2022年、2023年には7月初旬から9月上旬頃まで営業していました。2025年の開催については現時点で公式発表はありませんが、過去のパターンを見ると今年も7月上旬からオープンする可能性が高いと予想されます。
過去の料金体系は以下の通りでした:
- 1時間利用料:1,300円(貸タオル1枚付)
- 追加タオル:300円/枚
- オーシャンビュー特等席:20,000円(1日限定3エリア)
※大磯ロングビーチへの入場料は別途必要です。2023年の入場料は大人4,300円、中・高校生2,900円、小学生・シニア2,300円、幼児1,100円(7月は無料)でした。
大磯ロングビーチのサウナ施設の特徴
THERMAL SPA S.WAVE
THERMAL SPA S.WAVEは、3階の温泉フロアと4階のスパフロアに分かれています。3階には男女別の内風呂と露天風呂があり、4階にはインフィニティプールと複数のサウナ施設があります。4階は水着着用エリアとなっています。
【サウナ施設】
- パノラミックサウナ(室温40-50℃)
- 富士山と相模湾を一望できる開放的な眺めが特徴
- あたたかい空気に包まれてリラックスできる
- フィンランドサウナ(室温80-100℃)
- 定期的に降り注ぐ蒸気により湿度を高めながら体感温度を上げる
- 本格的なサウナ体験が可能
- テピダリウム(室温約35℃)
- ベンチと壁面の輻射熱を身体の深部に取り込む
- 天然アロマの香りと光の波紋により静かな瞑想を促す
- 岩盤浴室(室温約55℃)
- 天然石による赤外線が良質な発汗を促し、免疫力を高める
- アイスルーム(室温10-15℃)
- 新雪と冷たい空気によりあたたまった体を冷やし、肌を引き締める
【その他の設備】
- インフィニティプール:水平線と一体化したプールで圧倒的な浮遊感を味わえる
- ジェットバス:湘南の風を感じながら太平洋を一望
- エクスペリエンスシャワー:4種類のシャワーとアロマの香りで爽快感を味わえる
- サーマルテラス:水平線を眺めながら心と体を癒す
- フジテラス:晴れた日には富士山を眺められる
- ファイヤープレイス:暖炉を囲んでくつろげるスペース
HEIDI SAUNA PARK
HEIDI SAUNA PARKは、サウナブランド「METOS」が監修する本格的なアウトドアサウナです。過去には以下の3種類のサウナが設置されていました。
- トレーラーサウナ(ASEMA)
- フィンランド語で「駅」を意味する移動式サウナ
- 最大8名が入れる2段構造の座面
- アロマ水のセルフロウリュが楽しめる
- バレルサウナ(ONE SAUNA)
- 樽型のサウナで国産杉の香りを楽しめる
- 約80℃の温度でゆったりと入浴可能
- テントサウナ(ICOYA)
- ファスナーで連結できる遊び心溢れるテントタイプ
- フィンランド製の薪サウナストーブを使用
2023年は上記3種のうち「バレルサウナ」1台のみの設置だったようです。
サウナ料金体系の詳細解説
THERMAL SPA S.WAVE
【日帰り利用料金】
- 通常プラン:大人4,500円、小学生2,000円、未就学児無料
- 平日限定・完全予約制日帰りスパプラン:4,500円(SEIBU PRINCE CLUB会員:4,000円)
【大磯プリンスホテル宿泊者】
- 3F温泉フロア:宿泊料金に含まれる
- 4Fスパフロア:2023年4月以降は有料化され、1,500円(一部プランを除く)
- チェックイン前/チェックアウト後の利用:1,000円(2023年4月1日以降の改定料金)
【注目情報】 2025年7月5日より、ご宿泊者さまのTHERMAL SPA S.WAVE 4Fスパフロア利用料金の改定が予定されています。具体的な金額は発表されていませんが、現行の1,500円から変更される可能性があります。
HEIDI SAUNA PARK
【基本料金】
- 1時間利用:1,300円(貸タオル1枚付き)
- 追加タオル:300円/枚
- オーシャンビュー特等席:20,000円(1日限定3エリア)
【大磯ロングビーチ入場料(2023年参考)】
- 大人:4,300円
- 中・高校生:2,900円
- 小学生・シニア(65才以上):2,300円
- 幼児(3才~未就学児童):1,100円(7月は無料)
- 2時から割引券:上記料金の約40%オフ
メリットとデメリット – 口コミからわかる実態
良い点(メリット)
- 絶景との融合 湘南の広大な海と富士山が望めるロケーションは、THERMAL SPA S.WAVEの最大の魅力と言われています。特にインフィニティプールと太平洋の水面が一体化する様子は、まるで海を泳いでいるような圧倒的な浮遊感を味わえるとの評判です。ある利用者は「夕暮れ時に窓から差し込む光が館内を橙色に染め、まるで何かの物語の主人公になったような気分」と表現していました。
- 多様なサウナ体験 温度や設備の異なる複数のサウナがあり、それぞれの好みや体調に合わせた入浴が可能です。特に「パノラミックサウナ」は富士山と相模湾を一望できる開放的な眺めが人気のようです。また、温度が異なるサウナを複数用意することで、サウナ初心者からサウナ愛好家まで幅広い層に対応できる点が評価されています。
- 施設の清潔さとデザイン性 館内は白や淡いグレーを基調としたシックな内装で、地中海のリゾートを訪れたかのような雰囲気が楽しめるようです。施設内のどこを切り取ってもフォトジェニックで、SNS映えする点も若い世代を中心に評価されています。
- アクセスの良さ 東京から車で約45分、電車でも約1時間とアクセスが良く、日帰りでも十分に楽しめる立地であることがメリットとして挙げられています。
悪い点(デメリット)
- 料金の高さ THERMAL SPA S.WAVEの日帰り利用料金が4,500円と、一般的なサウナ施設と比較すると高額である点が最大のデメリットとして挙げられています。また、宿泊者も2023年4月からは4Fスパフロアが有料化され、別途1,500円がかかるようになった点も不満の声があるようです。
- 混雑状況 特に宿泊者のチェックイン時間である15時頃は混雑する傾向があるようです。日帰り利用者にとっては、この時間帯を避けたいという声もあります。また、HEIDI SAUNA PARKは定員15名と限られており、人気時には利用できないケースもあるようです。
- 利用制限 中学生未満は3階温泉フロアのみの利用で、4階スパフロアは利用できません。また、入れ墨やタトゥーのある方は利用できないという制限もあります。ファミリーで訪れた場合、子どもと一緒に全施設を楽しめない点が欠点と感じる方もいるようです。
- 日帰り利用の時間制限 日帰り利用の最終受付が17時までという点も、仕事帰りに立ち寄りたい方にとってはデメリットかもしれません。ただし、17時までに受付を済ませれば閉館の24時まで滞在可能です。
大磯ロングビーチのサウナがおすすめの人・おすすめできない人
おすすめの人
- 絶景を楽しみたいサウナ愛好家 様々な種類のサウナを試しながら、絶景の中でととのう時間を大切にしたい方には特におすすめです。特に複数のサウナを巡りながら、それぞれの特徴を比較して楽しむサウナ愛好家にとっては理想的な環境と言えるでしょう。
- 特別なリゾート体験を求める人 普段のサウナとは一線を画す、リゾート感覚を味わいたい方にもぴったりです。インフィニティプールと絶景を背景に撮影した写真は、SNSでも人気を集めているようです。
- ワンランク上の休日を過ごしたいカップルや友人同士 4階のスパフロアは水着着用エリアなので、カップルや友人同士で一緒にサウナ体験を共有できます。特別な日のデートやリフレッシュの場としても最適です。
- 宿泊を伴う湘南旅行を計画している人 大磯プリンスホテルに宿泊すれば、3階の温泉フロアは無料で利用できます。4階のスパフロアも1,500円(一部プランは無料)で利用できるため、宿泊を伴う旅行では費用対効果が高いと言えるでしょう。
おすすめしない人
- 予算を重視する人 日帰り利用で4,500円、さらに夏季のHEIDI SAUNA PARKを利用する場合は大磯ロングビーチの入場料も別途必要となるため、コストパフォーマンスを重視する方にはおすすめできません。近隣には比較的リーズナブルな公営温浴施設もあるため、そちらを検討した方が良いかもしれません。
- 小さなお子様連れのファミリー 中学生未満のお子様は4階のスパフロアを利用できないため、家族全員で施設のすべてを楽しめません。3階の温泉フロアは利用可能ですが、サウナ体験を家族で共有したい場合は別の施設を検討した方が良いでしょう。
- タトゥーのある方 施設の規則として、入れ墨やタトゥーのある方の入場を断っているため、残念ながら利用することができません。
- 短時間で手軽にサウナを楽しみたい人 施設の規模が大きく、様々なサウナや設備があるため、短時間での利用ではその魅力を十分に楽しめない可能性があります。また、日帰り利用の最終受付が17時までという点も、仕事帰りにサッと立ち寄りたい方には不便かもしれません。
利用時の注意点とアクセス情報
利用時の注意点
- 事前予約の必要性 THERMAL SPA S.WAVEの日帰りプランは完全予約制になっています。特に週末や祝日は混雑が予想されるため、早めの予約がおすすめです。
- 持ち物 4階のスパフロアは水着着用エリアのため、水着の持参が必須です(レンタルもありますが、1,000円かかるとの情報もあります)。タオルは貸し出しがありますが、複数枚必要な場合は持参するか追加料金を払うことになります。
- 中学生未満の利用制限 中学生未満のお子様は3階の温泉フロアのみ利用可能で、4階のスパフロアは利用できません。また、おむつの取れていないお子様の入場はご遠慮いただいています。
- タトゥー・入れ墨の制限 施設の規則として、刺青やタトゥーなどをされた方の入場をお断りしています。
- 換気スケジュール サウナ室は定期的に換気のため強制退出時間があるようです。サウナ室入室前にドアに貼ってある換気スケジュールの確認が必要とのことです。
アクセス情報
【公共交通機関】
- JR東海道本線・湘南新宿ライン「大磯駅」から路線バスで約13分
- 「大磯駅」からタクシーで約7分(1,400円程度)
【車でのアクセス】
- 東名高速「厚木IC」経由、小田原厚木道路「大磯IC」から約5分
- 西湘バイパス「大磯西IC」から約1分
【駐車場】
- 大磯プリンスホテルの宿泊者:1泊1,000円
- 日帰り利用者:駐車場あり(料金不明)
湘南サウナ愛好家が教える!おすすめの利用法
私、長嶋が地元湘南のサウナ愛好家として、大磯ロングビーチのサウナを最大限に楽しむためのアドバイスをいくつかご紹介します。
THERMAL SPA S.WAVEの利用法
- 時間帯選びのコツ 大磯プリンスホテルのチェックインが始まる15時頃は最も混雑します。日帰り利用なら13時頃に入館し、チェックインラッシュ前にゆったりと施設を楽しむのがおすすめです。また、16時以降になると夕日とともに施設内の雰囲気が変わり、より幻想的な体験ができます。
- サウナの周り方 初めに室温の低いテピダリウム(約35℃)からスタートし、徐々にパノラミックサウナ(40-50℃)、岩盤浴(約55℃)と体を慣らしていくのがおすすめです。最後にフィンランドサウナ(80-100℃)で思いっきり発汗し、アイスルーム(10-15℃)またはエクスペリエンスシャワーで体を冷やすとバランスの良いサウナ体験になります。
- インフィニティプールの活用 サウナと水風呂の間にインフィニティプールで泳ぐ時間を入れるのも、湘南らしいサウナの楽しみ方です。水平線と一体化したプールは、まるで海に溶け込むような不思議な感覚を味わえます。
- 夕暮れ時の外気浴 サーマルテラスやフジテラスでの外気浴は、夕暮れ時がとくに美しいです。相模湾に沈む夕日を眺めながらの外気浴は、まさに「ととのい」の極みと言えるでしょう。
HEIDI SAUNA PARKの利用法
- 早めの入場 定員15名と限られているため、大磯ロングビーチの開場時間に合わせて早めに入場するのがおすすめです。特に夏休み期間中は混雑が予想されますので、午前中から利用する計画を立てましょう。
- プールとの併用 HEIDI SAUNA PARKの魅力は、サウナの後すぐに海のような大きなプールに飛び込めることです。通常のサウナ施設にはない醍醐味なので、サウナと「波のプール」を行き来する贅沢な体験をぜひお試しください。
- オーシャンビュー席の予約 特別な日には、オーシャンビュー特等席(20,000円)の予約もおすすめです。友人数人でシェアすれば一人当たりの負担も軽減できます。湘南の海を独占できるような贅沢な時間を過ごせるでしょう。
大磯ロングビーチのサウナ – 2025年の展望
2025年の大磯ロングビーチサウナシーンはどうなるでしょうか?最近の傾向を元に予測してみます。
THERMAL SPA S.WAVEについては、2025年7月5日から宿泊者のスパフロア利用料金が改定されることが発表されています。具体的な金額は未発表ですが、現在の1,500円から変更される可能性があります。また、春から夏にかけての平日限定・完全予約制の日帰りスパプランは好評のため、今後も継続される見込みです。
HEIDI SAUNA PARKに関しては、過去の開催パターンを見ると、2025年も7月上旬から9月上旬頃までの開催が予想されます。近年のサウナブームを反映して、設備やサービスが更に充実する可能性もあるでしょう。
個人的に期待したいのは、以下のような進化です。
- サウナプログラムの拡充 ロウリュプログラムやヴィヒタ(白樺の枝)マッサージなど、より本格的なフィンランド式サウナ体験の導入。
- 地域連携の強化 湘南の食材を使ったヘルシーメニューの提供や、地元アーティストとのコラボレーションイベントなど。
- サステナビリティへの取り組み 薪サウナの燃料を地域の間伐材から調達するなど、環境に配慮した運営。
まとめ – 湘南サウナの中心地としての大磯ロングビーチ
大磯ロングビーチのサウナ施設は、料金面では高めではあるものの、その体験価値は十分に料金に見合うものと言えるでしょう。特に、湘南の美しい海と富士山を望む絶景サウナは、他では味わえない特別な体験を提供しています。
THERMAL SPA S.WAVEでは、年間を通じて様々なタイプのサウナと温泉、インフィニティプールを一度に楽しめる贅沢さがあります。また夏季限定のHEIDI SAUNA PARKは、本格的なアウトドアサウナとプールを組み合わせた、まさに湘南らしい夏の楽しみ方と言えるでしょう。
料金は確かに一般的なサウナ施設より高めですが、「サウナ×温泉×プール×絶景」という組み合わせを考えれば、特別な日のリフレッシュや、記念日のデート、友人や家族との思い出作りには十分な価値があると思います。特に、大磯プリンスホテルに宿泊する場合は、上手に計画すればコストパフォーマンスも向上します。
湘南エリアのサウナ文化の発展と共に、大磯ロングビーチのサウナ施設も進化を続けています。地元大磯生まれの筆者としては、これからも湘南サウナシーンの最前線から、皆様に旬の情報をお届けしていきたいと思います。
最後に、訪問前には必ず公式ホームページで最新情報をご確認ください。本記事の情報は2025年5月14日時点のものであり、今後変更される可能性があります。皆様が素晴らしいサウナ体験をされることを願っています!
執筆:お急ぎニュースメディア OISO(オイソ) 編集長 長嶋 駿