ラスカ平塚「柿安 精肉店」はどんなお店、2025年3月3日に新規オープンした老舗精肉店の魅力と評判を徹底解説
はじめに
皆さん、こんにちは。「お急ぎニュースメディア OISO(オイソ)」編集長の長嶋駿です。神奈川県大磯生まれ平塚育ちの私が、地元湘南エリアの最新情報をお届けします。今回は独断と偏見に加え、できるだけ多くの口コミや評判を参考にしながら、2025年3月3日にJR平塚駅直結のショッピングセンター「ラスカ平塚」地下1階にオープンした「柿安 精肉店」について徹底解説したいと思います。地元民として現地を何度も訪れて集めた情報と、ネットの評判を総合してお役に立つ情報をお届けします。
柿安本店の歴史と背景
まず、この「柿安 精肉店」を運営する株式会社柿安本店についてご紹介します。明治4年(1871年)に牛鍋店として創業し、なんと150年以上の歴史を持つ老舗精肉店です。三重県桑名市を本拠地として、現在は製販一貫体制を強みに全国展開している総合食品企業となっています。
2019年には東京証券取引所市場第一部に上場を果たし、2022年からは東証プライム市場に移行するなど、老舗でありながら成長を続ける企業として注目を集めているようです。
基幹事業である精肉事業に加え、「牛肉しぐれ煮」を看板商品とした佃煮事業、百貨店内に専用厨房を有する「柿安ダイニング」を中心とした惣菜事業、和菓子事業の「口福堂」など、内食・中食・外食の全てを網羅するビジネス展開が特徴です。
柿安 精肉店 ラスカ平塚店の概要
平塚駅直結のラスカ平塚B1Fに位置する「柿安 精肉店」は、以前「肉処たかぎ平塚店」があった場所に2025年3月3日にオープンしました。営業時間は10:00~20:00で、休業日はラスカ平塚の施設に準じているとのことです。
この店舗は平塚初出店となり、JR平塚駅を利用する多くの通勤・通学客や地元住民の注目を集めています。地域に密着した店舗運営を目指し、地産地消をコンセプトに「横濱ビーフ」を取り扱うなど、地元・神奈川県で愛されている銘柄アイテムを積極的に導入しています。
商品構成と特徴
柿安 精肉店の最大の特徴は、精肉専門店としての確かな品質と豊富な品揃えです。具体的には以下のような商品が店頭に並んでいます。
- 高品質な牛肉:松阪牛(全国流通量の販売シェアトップクラス)
- オリジナルブランド:「三重 柿安牛」「プレミアムあぐ~」(沖縄県産の豚肉)
- 地元銘柄:「横濱ビーフ」(平塚で育った和牛)
- 日常使いの精肉:牛・豚・鶏の様々な部位を取り揃え
- 加工品:ハム、ソーセージ、ローストビーフなど
- 惣菜・弁当:店内厨房で調理するコロッケなどの揚げ物、すき焼き弁当、焼肉弁当など
特に店内厨房で調理する惣菜は、精肉店ならではの肉の質の良さを活かした食べ応えのあるものが多く、買い物客の目を引いているようです。
オープン記念キャンペーンの大盛況
オープン初日から1週間は、特別なキャンペーンを実施していました。中でも注目を集めたのは、黒毛和牛サーロインステーキが1枚(150g)1,080円(税込)という破格の価格での提供です。
その他にも、「黒毛和牛小間切れ」が300gで1,080円、「柿安ハム」のよりどりセール4個で1,080円など、魅力的な価格の商品が多数用意されていました。
オープン初日は長蛇の列ができるほどの盛況ぶりだったという口コミもあり、地元の方々から大きな期待と関心が寄せられていたことがうかがえます。
良い点・メリット
実際に足を運んだ方々の声や店舗の特性から、柿安 精肉店の良い点を整理してみました。
1. 高品質な肉の確かな目利きと加工技術
柿安の最大のメリットは、150年以上の歴史に裏付けられた肉の目利きと加工技術でしょう。松阪牛の全国流通量の販売シェアトップクラスを誇るだけあって、良質な肉をどのように選定し、カットするかという点において確かな技術を持っているようです。
量り売りでお好きな量を購入できるほか、目的に合わせたオーダーカットにも対応しており、店頭の販売員に相談しながら最適な肉を購入できるのも大きな利点です。
2. 地産地消の実践
平塚で育った「横濱ビーフ」を取り扱っていることは、地元民として嬉しいポイントです。地元で育った牛を地元で消費することで、地域経済の循環に貢献するとともに、輸送距離が短いことによる環境負荷の低減にもつながっています。今後も神奈川県で愛されている銘柄アイテムを増やしていく予定とのことで、湘南エリアの食文化との融合が期待できます。
3. 惣菜・弁当の品質の高さ
店内厨房で調理する惣菜や弁当の評判が良いことも特筆すべき点です。口コミによると、弁当に入っている肉一枚が大きく、食べ応えがあるとのこと。すき焼き弁当の甘辛い味付けがご飯に合うという声や、ハムカツが厚みがあり油切れも良くカラッと揚がっているという評価もあります。
精肉店が提供する惣菜だからこそ、肉の質にこだわりがあり、一般的な惣菜店とは一線を画す美味しさがあるというのは大きなおすすめポイントでしょう。
4. 駅直結の便利な立地
JR平塚駅直結という立地は、通勤・通学の帰り道に立ち寄れる便利さが最大の魅力です。特に仕事帰りのサラリーマンやOL、学校帰りの学生など、「今日の夕食どうしよう」と考えている方々にとって、高品質の肉や出来たての惣菜を手軽に購入できる環境は非常に重宝されています。
私も平塚駅を利用する身として、以前はこのエリアで良質な精肉店を探すのに苦労していましたが、駅構内で買い物が完結できるようになったのは大きな変化です。
悪い点・デメリット
良い点が多い一方で、いくつか気になる点も見受けられます。
1. 価格帯の高さ
老舗精肉店という看板と品質の高さから、一般的なスーパーと比較すると価格帯は高めに設定されているようです。口コミにも「お値段はしますが、それだけの品質のお肉とサービス感じます」という声があり、日常的に利用するには少しハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。
特にオープン記念の特売が終わった後は、普段使いには少し躊躇してしまうという意見もネット上で見られました。これは柿安の最大の欠点と言えるかもしれません。
2. 混雑の可能性
駅直結の好立地と人気店であるため、特に夕方のラッシュ時には混雑が予想されます。オープン当初は長蛇の列ができたという報告もあり、急いでいる時には思うように買い物できない可能性があります。
また、人気商品は早い時間に売り切れてしまうこともあるようで、確実に欲しい商品がある場合は早めの来店が必要かもしれません。
3. 地元の既存精肉店との差別化
平塚市内には従来から地元で愛される精肉店がいくつかあります。例えば湘南平塚市場の精肉店や、商店街の昔ながらの肉屋さんなど、それぞれに固定客がいます。全国チェーンである柿安が地元の肉屋さんとどのように差別化を図り、独自の存在感を示していくかという点はこれからの課題と言えるでしょう。
特に平塚の地域性を理解した品揃えやサービスが定着するまでには、ある程度の時間が必要かもしれません。このあたりはおすすめしにくい点です。
どんな人におすすめ?
柿安 精肉店がおすすめの方は、以下のような方々でしょう。
- 品質重視の方:価格よりも肉の品質を重視する方には、老舗の目利きによる確かな商品が魅力的です。特別な日のディナーや大切な方へのおもてなし料理には、柿安の肉が華を添えてくれるでしょう。
- 駅利用者:平塚駅を普段から利用している通勤・通学者にとって、帰宅途中に立ち寄れる便利さは大きなメリットです。特に「今日は何か良いものを食べたい」と思った時に、手軽に高品質な肉や惣菜が購入できます。
- 料理好きな方:良質な素材でこだわりの料理を作りたい方には、部位や切り方などの相談に乗ってくれる対面販売のスタイルが心強いでしょう。肉の扱い方のアドバイスも受けられるようです。
- 地産地消を意識する方:「横濱ビーフ」など地元の食材にこだわる方には、地域の畜産業を支援する意味でも利用価値があります。
どんな人におすすめしにくい?
一方で、以下のような方にはおすすめしにくい面があります。
- とにかく安さ重視の方:やはり価格面では一般的なスーパーと比較すると割高感があります。コストパフォーマンスを最優先する方には、日常的な利用は難しいかもしれません。
- 時間に余裕がない方:混雑時には待ち時間が発生する可能性があるため、急いでいる時には不向きかもしれません。
- 馴染みの肉屋さんがある方:すでに信頼関係のある地元の精肉店がある場合、わざわざ柿安に切り替える必要性は低いかもしれません。
湘南エリアの食文化と柿安
私が生まれ育った湘南エリアは、海の幸が豊富なイメージが強いですが、実は肉食文化も根付いています。特に平塚は農業も盛んで、野菜と肉のバランスの良い食生活が特徴です。
例えば、平塚で毎年開催される「湘南ひらつか七夕まつり」では、屋台で提供されるB級グルメに肉料理が多いことでも知られています。また、近年では「平塚ビーチBBQ」なども人気で、地元の食材を使ったバーベキューを楽しむ文化も広がっています。
そんな湘南エリアに、全国区の老舗精肉店「柿安」が進出してきたことで、地元の食文化にどのような影響があるのか注目したいところです。特に「横濱ビーフ」など地元の銘柄牛の普及に一役買ってくれることを期待しています。
地元民としての視点:ラスカ平塚の変遷
少し話は逸れますが、私が平塚で育った頃のラスカ平塚は、今とはだいぶ異なる雰囲気でした。平塚駅の再開発とともに成長してきたラスカ平塚は、地元民の買い物環境として重要な存在です。
以前「肉処たかぎ平塚店」があった場所に柿安がオープンしたことで、地元の方々からは「また良い精肉店ができた」という声が聞かれています。駅ビルの顔ともいえる食品フロアに全国区の老舗が入ることで、ラスカ平塚全体の価値向上にも貢献していると言えるでしょう。
平塚駅周辺は近年、再開発が進み、新たな商業施設や高層マンションが次々と建設されています。そんな中で、食の基本となる「肉」を提供する専門店の存在は、地域の暮らしを支える重要な役割を担っていると感じます。
柿安の湘南エリアでの展開
ちなみに柿安は湘南エリアでは、ラスカ平塚店の他に、ららぽーと湘南平塚店、湘南モールフィル店(辻堂)、小田急百貨店ふじさわB1Fにも店舗を展開しています。
これらの店舗と比較すると、今回のラスカ平塚店は駅直結という点で最も利便性が高いと言えるでしょう。平日の帰宅時に立ち寄れる場所に老舗精肉店があることは、共働き世帯にとって強い味方になりそうです。
最新トレンド:アニメとのコラボレーション
柿安本店の最新のトレンドとしては、アニメ「鬼滅の刃」とのコラボレーション企画も注目されています。2025年4月29日から5月31日まで「黒毛和牛 無限 牛鍋弁当」の販売が行われているようです。
このように、老舗でありながら時代のトレンドを取り入れる柔軟性も柿安の魅力の一つと言えるでしょう。伝統と革新のバランスが取れていることが、150年以上続く企業としての強みなのかもしれません。
実際に訪れた印象と味わい
私自身も何度か足を運んでいますが、特に印象的だったのはすき焼き弁当です。肉の厚みと柔らかさ、甘辛いタレの味わいがご飯と絶妙にマッチしていました。価格は少し高めですが、その分満足度も高いと感じます。
また、店内の雰囲気も高級感があり、ガラスケースに並ぶ精肉の美しさは見ているだけでも楽しいものがあります。販売員の方の対応も丁寧で、肉の選び方や調理法についても親切にアドバイスしてくれます。
初めて訪れる際は、ぜひカウンターで相談しながら自分好みの肉を見つけてみることをおすすめします。特に霜降りの度合いや熟成具合など、目で見るだけでは分かりにくい部分も専門家の視点からアドバイスをもらえると、より満足度の高い買い物ができるでしょう。
近隣商業施設との関係性
ラスカ平塚の地下1階には、他にも様々な食品店が軒を連ねています。例えば、地元で人気のパン屋さんや和菓子店、鮮魚店などがあり、食材の一通りを揃えることができます。
柿安精肉店の出店により、このフロア全体の集客力が高まっているという声も聞かれます。「肉を買いに来たついでに他の食材も」という買い物行動が増えることで、フロア全体の活性化にもつながっているようです。
また、平塚駅周辺には「MNビル」や「OSC湘南シティ」など、他の商業施設もありますが、精肉専門店としての品質と品揃えでは柿安の存在感が際立っています。
地域経済への影響
新規出店に伴い、地元雇用も創出されているようです。実際に求人情報を見ると、「ラスカ平塚店」での精肉店舗での接客販売スタッフや精肉加工技術者の募集がありました。
地域の雇用創出と共に、「横濱ビーフ」など地元の畜産業者との連携も期待されます。これにより、地域の経済循環が生まれ、湘南エリア全体の活性化につながる可能性があります。
さらに、平塚を訪れる観光客にとっても、全国的に知名度のある「柿安」の存在は、地域の食のブランド価値を高める効果があるのではないでしょうか。
今後の展望と期待
柿安本店 ラスカ平塚精肉店の今後の展開について考えてみたいと思います。
創業150年以上の歴史を持ちながら、時代の変化に合わせてサービスを進化させてきた柿安だけに、今後も様々な取り組みが期待できます。例えば、Instagram公式アカウントの開設に見られるように、デジタル化への対応も積極的に進めています。
湘南エリアとの関係性をより深めるため、地元の食文化や食材との融合も進めていくのではないでしょうか。「横濱ビーフ」以外にも、神奈川県内の名産品を取り入れた商品開発なども期待したいところです。
また、店内で行われる肉の調理実演や、料理教室のようなイベントがあれば、より多くの地元の方々との接点が生まれるかもしれません。季節ごとの特別企画など、定期的に足を運びたくなる仕掛けがあると、長く愛される店舗になるでしょう。
まとめ:柿安 精肉店の総合評価
以上、「柿安 精肉店」について様々な角度から検証してきましたが、総合的に見て地元平塚の食文化に新たな風を吹き込む価値ある出店だと評価できます。
最大の利点は、やはり150年以上の歴史に裏打ちされた確かな品質と、駅直結という利便性の高さでしょう。特に仕事帰りに立ち寄れる場所に本格的な精肉店があることは、地域の食生活の質の向上に貢献していると感じます。
価格設定が一般的なスーパーよりも高めという欠点はありますが、それに見合った品質とサービスを提供していると言えます。特別な日の食材や、大切な方へのおもてなし料理には、柿安の肉を選ぶ価値は十分にあるでしょう。
またデイリー使いの惣菜や弁当も充実しているため、毎日の食卓に取り入れる敷居も低くなっています。肉の品質にこだわりたいけど、調理の手間は省きたいという現代のライフスタイルにマッチしたサービス展開も魅力です。
「柿安 精肉店」のラスカ平塚への出店は、湘南エリアの食文化をより豊かにする一歩となるでしょう。地元に根付き、長く愛される店舗となることを期待しています。
平塚っ子として言わせてもらえば、地元の駅ビルに全国区の老舗店が出店してくれることは嬉しい限りです。まだ訪れていない方は、ぜひ一度足を運んでみてください。きっと新しい「おいしい」との出会いがあることでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。これからも湘南エリアの最新情報をお届けしていきますので、「お急ぎニュースメディア OISO」をよろしくお願いいたします。