ラスカ平塚「ドクターズスクエア」オープン迫る!駅直結の医療モールで変わる湘南の医療事情
こんにちは、お急ぎニュースメディア OISO(オイソ)の編集長で、神奈川県大磯生まれ平塚育ちの湘南エリア担当記者、長嶋 駿です。今回は、独断と偏見に加え、できるだけ多くの口コミや評判を参考にして、皆さんの健康と生活に役立つ情報をお届けしたいと思います。2025年6月、JR平塚駅に直結する商業施設「ラスカ平塚」で第3弾となるリニューアルが実施されますが、その目玉となるのが2階にオープン予定の医療モール「ドクターズスクエア」です。湘南エリア在住の方にとって待望の施設と言えるでしょう。今回は、このドクターズスクエアについて詳しく解説していきます。
ラスカ平塚リニューアルの全体像
まずはラスカ平塚のリニューアル計画について簡単におさらいしておきましょう。ラスカ平塚は、JR東海道線平塚駅に直結する駅ビル型ショッピングセンターで、地元の方々にはすっかりお馴染みの施設です。私も平塚育ちとして、中学・高校時代はよくラスカで友達と待ち合わせをしていました。
2023年に開業50周年を迎えたラスカ平塚では、これを節目に2年をかけた大規模リニューアル計画が進行中です。すでに第1弾、第2弾のリニューアルで計24店舗がオープンしており、2025年6月13日(金)には第3弾リニューアルが予定されています。この第3弾では、湘南エリア初出店となる生活雑貨店「クロワッサンの店」をはじめとする5店舗が1階に新たにオープンするほか、2階には医療モール「ドクターズスクエア」がオープンする予定となっています。
「ドクターズスクエア」とは?
ドクターズスクエアは、ラスカ平塚の2階に誕生する医療施設の集積ゾーンです。駅直結という立地を活かした医療モールで、複数のクリニックが入居する予定となっています。具体的には、B区画(約51.9坪)、C区画(約32.5坪)、D区画(約30.4坪)、E区画(約42.2坪)という4つの区画があり、それぞれに異なる診療科目のクリニックが入る可能性があります。
特筆すべきは、この医療モール内に「ひらまえクリニック前田産婦人科平塚駅前院」が2025年6月10日(火)に先行オープンする点です。前田産婦人科は平塚市松風町にある評判の良い産婦人科医院ですが、その駅前院として新たに展開することになります。
ドクターズスクエアは2階の倉敷コーヒーの隣のエリアに設置される予定で、営業時間は10時から20時と長めの設定が予定されています。平塚駅を利用する通勤・通学者にとって、帰宅途中に立ち寄れる医療施設となりそうです。
入居予定の「ひらまえクリニック前田産婦人科平塚駅前院」について
ドクターズスクエアに先行して入居する「ひらまえクリニック前田産婦人科平塚駅前院」は、産婦人科・美容施術を手がけるクリニックとして期待されています。元となる前田産婦人科は、平塚市松風町にある産婦人科医院で、地元湘南エリアでは非常に評判の良い医療機関として知られています。
口コミや評判を見ると、前田産婦人科の本院は「綺麗」「スタッフが親切」「食事が美味しい」などの高評価を受けています。特に出産設備が充実しており、完全個室での入院が可能で、おやつにはバッハマンのケーキが出るほどのサービスの良さも評判です。また産後ケアやサービスも充実しており、無料託児付きの産後ヨガなどのプログラムも用意されているようです。
さらに医療脱毛も行っており、「産婦人科なので安心してVIO脱毛も受けられる」との口コミもあります。こうした評判から、筆者の私が平塚で育った20年前から、前田産婦人科は「前田さん」という親しみを込めた呼び方で地元の方に愛されてきました。
ひらまえクリニック前田産婦人科平塚駅前院がどのようなサービスを提供するのか詳細はまだ明らかになっていませんが、本院の強みを活かした形で、産婦人科診療と美容施術を中心に展開するものと思われます。駅直結という立地を活かし、通勤・通学の合間に通院できる利便性を売りにすることが予想されます。
ドクターズスクエアの良い点(メリット)
ドクターズスクエアの最大のメリットは、なんといってもJR平塚駅直結という立地の良さでしょう。通勤や買い物のついでに気軽に医療サービスを受けられるのは、忙しい現代人にとって大きな利点です。特に雨の日や真夏の暑い日、真冬の寒い日でも、駅から濡れずに通院できる点は、湘南の海沿いの気候を考えると大きなメリットと言えます。
また、複数の診療科が一つの場所に集まる「医療モール」形式は、患者にとって「ワンストップ医療」という利点があります。例えば、産婦人科の検診後に気になることがあれば、同じビル内の内科や皮膚科にも相談できるような連携も期待できるでしょう。
前田産婦人科のような地域で評判の良いクリニックが先行して入居することで、ドクターズスクエア全体の質の高さも期待できます。これまでの口コミを見る限り、前田産婦人科は設備の充実さやスタッフの対応の良さで定評があるようですので、駅前院でもそうした特徴が引き継がれることが期待されます。
さらに、おすすめしたい点として、ラスカ平塚全体のリニューアルによる相乗効果も挙げられます。買い物や食事と医療サービスを一度に済ませられる利便性は、特に子育て世代や高齢者にとって大きなメリットとなるでしょう。
ドクターズスクエアの悪い点(デメリット)
一方で、考えられるデメリットもいくつかあります。まず、駅直結の商業施設内にあるため、特に診療時間が長い場合は周辺の飲食店やショップの閉店時間との兼ね合いが気になるところです。ラスカ平塚の営業時間外に緊急の医療ニーズが生じた場合の対応がどうなるのかという点は、現時点では不明です。
また、商業施設内のクリニックということで、プライバシーの面で欠点を感じる方もいるかもしれません。特に産婦人科などデリケートな診療科の場合、人目を気にする方にとっては、駅ビルの中というオープンな環境が気になることもあるでしょう。例えば、平塚しまだ眼科の口コミでは「待合室は狭い」という指摘もあり、医療モール特有の課題かもしれません。
さらに、おすすめしない点としては、駅前という立地上、患者が集中して待ち時間が長くなる可能性があります。特に通勤・通学の時間帯や週末は混雑が予想されるため、落ち着いた環境での診療を求める方には向かない可能性もあるでしょう。
また、医療モールの場合、各クリニック間の連携が取れているかどうかも重要です。単に同じ建物内にあるだけでは、本当の意味での「医療モール」のメリットは活かせません。各クリニック間での情報共有や患者紹介などの体制がどの程度構築されるのかは、今後注目すべき点だと思います。
どんな人におすすめ?どんな人にはおすすめしない?
ドクターズスクエアがおすすめなのは、以下のような方々です。
- 平塚駅を利用して通勤・通学している方
- 時間効率を重視し、買い物や食事のついでに医療サービスを受けたい方
- 雨や暑さ・寒さを気にせず通院したい方
- 複数の診療科を一度に訪れる必要がある方
- 特に産婦人科について、評判の良い医療機関を探している女性の方
一方、以下のような方にはあまりおすすめできないかもしれません:
- 静かでゆったりとした環境での診療を好む方
- プライバシーを特に重視する方
- 長時間の診療や検査が必要な方(施設の営業時間に制限がある可能性)
- 専門性の高い治療や手術が必要な方(医療モールは一般的に外来診療中心のため)
- 緊急時の対応を求める方(24時間対応しているわけではない可能性が高い)
湘南エリアの医療事情とドクターズスクエアの意義
湘南エリア、特に平塚市周辺の医療事情を考えると、ドクターズスクエアの開設は地域医療の新たな選択肢として歓迎される可能性が高いです。平塚市には平塚市民病院という基幹病院がありますが、日常的な診療や健康相談などは身近なクリニックで受けたいというニーズも多くあります。
特に平塚駅周辺は、湘南エリアの交通の要所として多くの人が行き来する場所です。東は大磯や二宮方面、西は茅ヶ崎や藤沢方面、北は秦野や伊勢原方面からアクセスする人も多く、広域からの利用が見込めます。私が大磯から平塚に通学していた時も、平塚駅は湘南エリアの西部における交通の中心地でした。
そうした中で、駅直結の医療機関があれば、広いエリアからの患者さんを受け入れられる可能性があります。平塚市近郊は子育て世代や高齢者も多く住む地域です。子育て世帯にとっては、子どもの具合が悪くなった時に駅直結で通院できる環境は大きな安心材料になるでしょう。同様に、高齢者にとっても、バスや電車の乗り換えなしに医療サービスを受けられることは大きなメリットです。
ほかのリニューアル店舗との相乗効果
ドクターズスクエア単体ではなく、ラスカ平塚全体のリニューアルという文脈で見ると、さまざまな相乗効果が期待できます。
例えば、第3弾リニューアルで1階に出店予定の「クロワッサンの店」は湘南エリア初出店の生活雑貨店です。雑誌「クロワッサン」から生まれたこのお店では、暮らしに役立つ雑貨が揃い、健康を支えるドクターズスクエアとは生活の質の向上という点で共通する部分があります。また、同じく1階にオープン予定の和食器専門店「吉祥寺菊屋」は、食生活の充実に貢献するお店で、健康的な食生活と医療は密接に関連していると言えるでしょう。
これらの新店舗と医療モールが組み合わさることで、平塚駅周辺はより便利で魅力的なエリアになる可能性があります。買い物や食事、そして医療サービスまで一ヵ所で済ませられるという点は、現代の忙しいライフスタイルにマッチしていると言えそうです。
ドクターズスクエアの立地と周辺環境
ドクターズスクエアがオープンするラスカ平塚の立地について、もう少し詳しく見ていきましょう。平塚駅は、東海道線の駅としては比較的大きな駅で、一日の乗降客数も多いと言われています。
平塚駅周辺は、ラスカ平塚のほか、「OSC湘南シティ」や「MNビル」など複数の商業施設があり、平塚市の商業の中心地となっています。また、駅の南側には平塚市役所や平塚市民センターなどの公共施設もあり、多くの市民が訪れるエリアです。大磯から平塚高校に通っていた私にとって、この駅周辺はとても馴染み深く、放課後に友人たちと集まる場所でもありました。
こうした立地環境の中でドクターズスクエアが開設されることで、買い物や市役所での手続きのついでに医療サービスを受けるという選択肢が増え、湘南エリア西部の方々の利便性が高まることが期待されます。
前田産婦人科の評判と期待されるサービス
ドクターズスクエアに先行して入居する前田産婦人科について、もう少し詳しく見てみましょう。前田産婦人科の本院は平塚市松風町にあり、地元では「前田さん」という愛称で親しまれています。口コミや評判を見ると、以下のような特徴が挙げられています。
- 施設が非常に清潔で快適
- スタッフの対応が親切丁寧
- 食事が美味しい(出産での入院時)
- 完全個室で快適な入院環境
- 産後ケアやサービスが充実
- 医療脱毛など美容施術も行っている
特に出産関連の評判が良く、ある口コミでは「私自身、こちらの前田産婦人科で産まれており、実家が近いこともあるため、第一子の出産はこちらに決めました」というように、世代を超えた信頼関係が築かれているようです。
駅前院ではどのようなサービスが提供されるのかはまだ詳細が公開されていませんが、本院の評判を考えると、産婦人科診療と美容施術を中心としたサービスが期待できます。特に働く女性や学生などが通いやすい時間帯の診療や、予約システムの充実などが実現すれば、さらに利便性が高まるでしょう。
ドクターズスクエアに期待される他の診療科
前田産婦人科以外に、どのような診療科がドクターズスクエアに入居する可能性があるのでしょうか。現時点では具体的な情報はありませんが、医療モールの一般的な傾向から考えると、以下のような診療科が期待されます。
- 内科:日常的な健康相談や風邪などの一般診療
- 小児科:子どもの健康管理や急な発熱時の対応
- 眼科:視力検査やコンタクトレンズの処方など
- 歯科・歯科口腔外科:歯の健康管理や治療
- 皮膚科:肌のトラブル相談や治療
- 整形外科:骨や関節のケア、スポーツ障害の治療など
- 耳鼻咽喉科:耳や鼻、喉の不調に対応
実際、一部の情報では「内科、眼科、歯医者という感じになるでしょうか」という予測も見られます。また、すでに平塚駅と直結しているラスカに入っている「平塚しまだ眼科」の例もあり、眼科の需要は高いようです。
これらの診療科がうまく組み合わされば、家族全員の健康管理を一箇所で行える「ファミリークリニック」的な役割を果たすことができるでしょう。特に湘南エリアは子育て世代が多いエリアですので、こうしたサービスへのニーズは高いと思われます。
平塚市の医療事情とドクターズスクエアの意義
平塚市の医療事情について考えてみましょう。平塚市には平塚市民病院を中心とした医療体制が整っていますが、日常的な診療や検診などは身近なクリニックでの受診が基本になります。しかし、仕事や学校で忙しい方にとっては、診療時間内にクリニックを訪れることが難しいケースもあります。
ドクターズスクエアが夜20時まで営業予定であることは、こうした課題に対するひとつの解決策となる可能性があります。通常のクリニックよりも遅い時間まで診療している医療機関があれば、仕事帰りの方や学校帰りの学生も受診しやすくなるでしょう。
また、平塚市は相対的に高齢化が進んでいる地域でもあります。高齢者にとって、バスや電車を乗り継いでクリニックに通うことは大きな負担になることもありますが、駅直結で複数の診療科を受診できる環境は、そうした高齢者の医療アクセスを改善する効果も期待できます。
ドクターズスクエアの設備や雰囲気への期待
医療モールの快適さは、各クリニックの設備やデザイン、全体の雰囲気にも大きく左右されます。前田産婦人科の本院が「清潔で快適」「綺麗」という評判であることを考えると、駅前院も同様に洗練された設備や内装が期待できます。
医療機関の雰囲気は患者の心理状態にも影響しますので、明るく落ち着いた空間設計がなされることが理想的です。特に産婦人科や美容クリニックの場合、プライバシーへの配慮やリラックスできる環境が重要になります。
また、待合スペースの快適さも重要な要素です。医療モールでは各クリニックの待合スペースが限られがちですが、平塚しまだ眼科の口コミでは「待合室は狭い」という指摘もあり、こうした点がどう解決されるかも注目されます。
湘南エリアの他の医療モールとの比較
ドクターズスクエアの特徴をより明確にするために、湘南エリアの他の医療モールと比較してみましょう。湘南エリアには、藤沢駅周辺や茅ヶ崎駅周辺にも医療モールが存在します。それらと比較したときの、ドクターズスクエアの特徴や優位性はどこにあるのでしょうか。
まず、立地面では、JR平塚駅直結という点は大きな優位性です。雨天時や猛暑・厳寒時でも快適にアクセスできる点は、多くの患者にとって魅力的でしょう。
また、前田産婦人科のような地域で評判の良い医療機関が入居することで、医療モール全体の信頼性も高まります。さらに、ラスカ平塚全体のリニューアルという大きな流れの中での新設であるため、施設の新しさや快適さという点でも優位性があると考えられます。
地域医療における「ドクターズスクエア」の役割
最後に、地域医療における「ドクターズスクエア」の役割について考えてみましょう。医療モールは病院とは異なり、基本的に外来診療が中心となります。そのため、平塚市民病院のような基幹病院との連携がどのように構築されるかが重要です。
理想的には、日常的な健康管理や軽度の症状はドクターズスクエアで対応し、より専門的な検査や入院治療が必要な場合は基幹病院へスムーズに紹介される、という連携体制が確立されることが望ましいでしょう。実際、平園クリニックの口コミには「気になるところは検査して心配をなくす。という感じな先生です、何か見つかれば専門の先生のところへすぐ紹介してくれます」という記述があり、こうした連携が湘南エリアの医療機関では機能していることがうかがえます。
また、予防医療やヘルスケアの観点からも、定期的な健康チェックや相談がしやすい環境として、ドクターズスクエアが地域住民の健康維持に貢献することが期待されます。特に働き盛りの世代や、健康に不安を抱える高齢者が気軽に健康相談できる場があることは、地域全体の健康増進にもつながるでしょう。
湘南西部の新たな医療拠点として
ラスカ平塚の「ドクターズスクエア」は、2025年6月の開業に向けて、平塚市民をはじめとする湘南エリアの住民から大きな期待が寄せられています。駅直結の利便性と複数診療科の集積による相乗効果、そして評判の良いクリニックの入居など、多くのメリットが期待される医療モールです。
「ラスカ平塚は地域生活者に根ざしたデイリー型施設として、明確な立ち位置を強化する戦略を採っている」と言われているように、ドクターズスクエアもその一環として、地域住民の日常的な健康管理をサポートする役割を担うことでしょう。
湘南西部エリアでは「THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA」「ららぽーと湘南平塚」「テラスモール湘南」「ららぽーと海老名」など大型商業施設が相次いでオープンし、商業環境が激化している中、医療サービスという新たな価値を提供することで、ラスカ平塚の存在感が高まることも期待されます。
もちろん、プライバシーの問題や混雑の可能性といったデメリットもあるでしょうが、全体としては地域医療の選択肢を増やし、医療アクセスを向上させる施設として、その役割は大きいと言えるでしょう。
湘南エリアの住民として、また記者として、このドクターズスクエアの開業とその後の展開に注目していきたいと思います。開業前の現時点ではまだ不明な点も多いですが、今後も新たな情報が入り次第、皆様にお届けしていく予定です。
ラスカ平塚の一連のリニューアルと共に、平塚駅周辺がさらに便利で快適なエリアになることを、地元民として心から期待しています。
(お急ぎニュースメディアOISO 編集長・湘南エリア担当記者 長嶋 駿)