「クロワッサンの店」は暮らしを豊かにする生活雑貨店だった
【湘南からのニュース】ラスカ平塚リニューアル第3弾で6月オープン!
私、湘南エリア担当記者の長嶋駿です。神奈川県大磯生まれ平塚育ちの地元民として、独断と偏見に加え、できるだけ多くの口コミや評判を参考にしながら、湘南エリアの新店舗情報をお届けします。今回は2025年6月13日にラスカ平塚のリニューアル第3弾でオープンする「クロワッサンの店」について、深掘りしてみました。どうぞお付き合いください。
「クロワッサンの店」とは?雑誌「クロワッサン」から生まれた約40年の歴史
まず、「クロワッサン」といえば、多くの方はあのサクサクした菓子パンを思い浮かべるでしょう。しかし今回ラスカ平塚にオープンする「クロワッサンの店」は、パン屋さんではないようです。情報を集めてみると、実はマガジンハウスの生活・文化雑誌『クロワッサン』から生まれた生活雑貨のお店とのこと。同店は約40年の歴史を持つショップで、「パッケージより、飾り言葉より、商品そのものが大事」という価値観を大切にしているとされています。
私が調べた限り、現在、全国の主要都市に展開しており、仙台、新潟、富山、東京(吉祥寺)、静岡、名古屋、大阪、高知、大分など複数の店舗があるようです。そして今回、湘南エリア初出店として、ラスカ平塚の1階に登場するということです。
ラスカ平塚リニューアル第3弾の目玉として6月13日オープン
JR横浜湘南シティクリエイトが運営するラスカ平塚では、2023年6月の開業50周年を節目に、2年をかけて新装を進めており、これまでに24店舗がリニューアルオープンしています。第3弾目となる今回のリニューアルでは、1階に湘南エリア初出店のショップを含む5店舗がオープンし、2階のドクターズスクエア内には産婦人科も開設予定とのことです。
特に1階では「クロワッサンの店」のほか、昭和24年に吉祥寺で創業した和食器の老舗専門店「吉祥寺菊屋」もラスカ初出店として登場します。日々の暮らしに溶け込みながら、ちょっと良いものが見つかる「ラスカ平塚」の新しい姿が楽しみですね。
「クロワッサンの店」で扱う商品ラインナップとは?
「クロワッサンの店」ではどんな商品が買えるのでしょうか?調べてみると、暮らしのお悩みから生まれたオリジナルブランド「LIVING BASIC」をはじめ、バイヤーが選び抜いた生活雑貨が揃っているようです。
具体的には、使い勝手の良い台所道具、肌触りの良い洋服、毎日を気持ちよく過ごせる掃除道具、こだわりの食品など、日常生活を豊かにするアイテムを幅広く取り揃えているとのこと。東急百貨店吉祥寺店の情報によると、雑誌「クロワッサン」の実店舗として、雑誌で紹介された商品なども取り扱っているようです。
オリジナルブランド「LIVING BASIC」の魅力
特に注目したいのが、オリジナルブランド「LIVING BASIC」です。このブランドについて調べてみると、「暮らしの中で感じる、小さなストレスやお悩みから生まれたモノばかり」とのコンセプトで展開されているようです。
「シンプルで誰でも使える。使い勝手が良い。肌触りが良くてお手入れ簡単。上質な生地で適正の価格…」といった特徴を持ち、「日々の暮らしをちょっと良くする」ことを目指したシリーズとのことです。
取り扱い商品の一例をご紹介すると:
- 中身を一目で見渡せるストレスフリーな長財布
- コンパクトで収納上手な本革ミニ財布
- リトアニアリネンを使用したエプロン
- 細かく硬い編み目でガンコ汚れを落とすあみたわし
- 麻のような肌ざわりで汗が目立たないドルマンTシャツやワンピース
- 吸水・速乾性に富んだ遠州灘リネンコットンのキュロット
- シルクを使用したノンワイヤーブラ
- コンパクトでタオル感覚で毎日洗えるバスマット
などが挙げられています。
「クロワッサンの店」の良い点とメリット
では、「クロワッサンの店」のおすすめポイントを見ていきましょう。
1. 生活に役立つ実用的なアイテムが豊富
何と言っても最大の利点は、日常生活で本当に使える実用的なアイテムを厳選して販売している点でしょう。単に見た目が良いだけではなく、使い勝手や肌触りなど、実際に使う際の快適さを重視した商品選びがされているようです。「シルクの心地良さも、ナイロンの快適さも、両方知っている。鉄鍋で作る料理の美味しさも、テフロン鍋の簡便さもよくわかる。」といった説明にあるように、素材や機能性への深い理解に基づいた品揃えが特徴と言えるでしょう。
2. 雑誌「クロワッサン」のバックグラウンド
約40年続く老舗雑誌「クロワッサン」のバックグラウンドを持つ店舗であることも大きなメリットです。この雑誌は長年、上質な暮らしや健康的なライフスタイルを提案してきたメディアであり、その知見や価値観が店舗の商品選定にも反映されていると考えられます。雑誌で紹介された商品を実際に手に取れる点は、読者にとって嬉しいポイントでしょう。
3. オリジナルブランド「LIVING BASIC」の質の高さ
「LIVING BASIC」ブランドの商品は、「暮らしの悩みから生まれた」という点が大きなおすすめポイントです。実際の生活の中で感じた不便さやストレスを解消するために開発された商品は、ユーザー目線で作られているため、実用性が高いことが期待できます。また、「上質な生地で適正の価格」とあるように、コストパフォーマンスの良さも魅力の一つと言えるでしょう。
4. 湘南エリア初出店という希少性
今回のオープンは湘南エリア初となるため、これまで東京や横浜などに足を運ばなければ購入できなかった商品を、地元で手に入れられるようになる点も大きな利点です。平塚市内や周辺地域にお住まいの方にとっては、わざわざ遠くまで足を運ぶ必要がなくなり、気軽にショッピングを楽しめるようになることでしょう。
「クロワッサンの店」の悪い点とデメリット
もちろん、どんなお店にも良い点と悪い点があります。「クロワッサンの店」についても、いくつか気になる点を挙げておきましょう。
1. 価格帯がやや高め
オリジナルブランド「LIVING BASIC」の商品リストを見ると、長財布が税込22,000円、ミニ財布が税込12,100円、リネンエプロンが税込10,670円など、一般的な雑貨店と比べるとやや価格帯が高めに設定されているようです。品質や素材の良さを考えれば妥当な価格かもしれませんが、日常使いの雑貨としては予算面で手が出しにくい方もいるかもしれません。
2. 商品ラインナップの好みが分かれる可能性
「クロワッサンの店」が提案するライフスタイルや価値観は、必ずしも万人に合うわけではないかもしれません。シンプルで実用的なデザインを好む方には心地良い空間でしょうが、もっとカラフルでポップなデザインや最新トレンドを取り入れた商品を求める方には、やや物足りなく感じる欠点があるかもしれません。
3. 既存の雑貨店との差別化ポイントが分かりにくい
湘南エリアには既に様々なライフスタイルショップや雑貨店があります。「クロワッサンの店」がどのような点で差別化を図り、独自の価値を提供するのかが、オープン前の段階では分かりにくいという点もデメリットの一つと言えるでしょう。特に、近年は似たようなコンセプトの店舗が増えている中、「なぜこの店で買うべきか」という理由を明確に打ち出せるかが課題になるかもしれません。
4. 実店舗ならではの在庫の制限
オンラインショップと比較すると、実店舗では取り扱える商品数に限りがあります。全国展開している「クロワッサンの店」の商品がすべてラスカ平塚店で手に入るとは限らず、目当ての商品が店頭にない可能性もあるでしょう。これはおすすめできない点の一つかもしれません。
「クロワッサンの店」がおすすめの方
このような特徴を持つ「クロワッサンの店」は、どのような方に向いているのでしょうか?
1. 質の良い日用品にこだわりたい方
安価な大量生産品ではなく、長く使える質の良い日用品を求める方におすすめです。「使えば使うほど良さを感じる」という商品を大切にしたい方、特に台所用品や掃除道具など、日々の暮らしの中で頻繁に使うものに質を求める方には、満足できる商品が見つかるでしょう。
2. シンプルで飽きのこないデザインを好む方
派手な装飾や流行を追ったデザインよりも、長く使えるシンプルなデザインを好む方に向いています。特に30代以上の大人の女性を中心に、「飾らない上質さ」を求める層に支持されていると言われています。
3. 雑誌「クロワッサン」の読者
もちろん、雑誌「クロワッサン」の愛読者の方には特におすすめです。誌面で紹介された商品を実際に手に取って選べる喜びはひとしおでしょう。雑誌の世界観や価値観に共感している方なら、きっと店内の雰囲気や品揃えにも満足できるはずです。
4. 環境や社会に配慮した消費を心がける方
「クロワッサンの店」では、環境負荷の少ない素材や生産方法にこだわった商品も取り扱っているようです。サステナブルな消費や、物を大切に長く使うライフスタイルを大切にする方にとって、共感できる商品が見つかるでしょう。
「クロワッサンの店」がおすすめできない方
一方で、以下のような方には少し合わないかもしれません。
1. 価格の安さを最優先する方
前述のとおり、「クロワッサンの店」の商品はやや価格帯が高めです。コストパフォーマンスよりも価格の安さを最優先する方には、少し手が出しにくい店舗かもしれません。
2. 最新トレンドや派手なデザインを好む方
シンプルで落ち着いたデザインが多いため、もっとカラフルでトレンディな商品を求める方、特に若い世代の方には物足りなく感じるかもしれません。
3. 専門性の高い商品を求める方
幅広いジャンルの生活雑貨を取り扱う反面、例えばキッチン用品専門店のような深い品揃えや専門知識は期待できないかもしれません。特定の分野において専門店レベルの品揃えを求める方は、少し物足りなさを感じるかもしれません。
湘南エリアにおける「クロワッサンの店」の意義
ここで、私が地元民としての視点から、湘南エリアに「クロワッサンの店」がオープンする意義について考えてみたいと思います。
湘南エリア、特に平塚市は、東京のベッドタウンとしての一面と、独自の地域文化を持つ土地柄が混在している地域です。近年は新たな商業施設のオープンも相次ぎ、ショッピング環境が充実してきていますが、実は生活雑貨の分野において、中高価格帯のこだわり商品を扱う店舗はそれほど多くありませんでした。
特に平塚駅周辺では、OSC湘南シティやららぽーと湘南平塚といった大型商業施設が人気を集める一方で、駅直結のラスカ平塚は地元の方々の日常使いの場として親しまれています。そこに「クロワッサンの店」がオープンすることで、平塚駅を利用する通勤・通学者や地元住民にとって、新たな選択肢が増えることは良いことだと思います。
また、湘南エリアは元々、東京とは少し異なる「湘南ライフスタイル」が根付いている地域です。海や自然を身近に感じながら、ゆったりと質の高い暮らしを楽しむ文化があります。「クロワッサンの店」が提案する「日々の暮らしをちょっと良くする」というコンセプトは、そうした湘南の風土や価値観と相性が良いのではないでしょうか。
静岡店の様子から想像する「クロワッサンの店」湘南初出店
ラスカ平塚にオープンする「クロワッサンの店」がどのような店舗になるか、具体的なイメージを持つには、他の地域の店舗情報が参考になります。例えば静岡店では、1階が「クロワッサンの店」、2階がカフェとイベントスペースを併設している「PUBLIC MARCHE(パブリックマルシェ)」という構成になっているようです。
「クロワッサンの店では、使い勝手の良い台所道具や掃除道具、肌触りの良い服、幅広い年代の方に向け、肌触りのの良い下着やコットンカットソー、ギフトにピッタリな食品と雑貨を取り揃えています。」とのこと。
また、新潟店は「吹き抜けのある明るい店内。こだわり雑貨や食品に加え、2階のスペースには、チベットの手織りの絨毯も数多く展示しています。お花と合わせたギフトも新潟店ならでは。」と紹介されています。
各店舗がその地域の特性に合わせた品揃えや空間づくりをしているようですので、ラスカ平塚店も湘南エリアの特性を反映した、この地域ならではの「クロワッサンの店」になることが期待できるでしょう。
湘南エリアの生活雑貨店事情と「クロワッサンの店」の立ち位置
湘南エリアには既に様々な生活雑貨店が存在します。例えば、テラスモール湘南には無印良品やFrancfranc、3COINSなどがあり、ららぽーと湘南平塚にもプラザやロフトなどが入っています。茅ヶ崎のラスカ茅ヶ崎にはアフタヌーンティー・リビングがあり、それぞれ特徴的な商品を提供しています。
そんな中、「クロワッサンの店」はどのような立ち位置になるのでしょうか?
私が考えるに、「クロワッサンの店」は以下のような点で差別化が図られるのではないかと思います。
- 雑誌「クロワッサン」というメディアとの連携による商品開発力と情報発信力
- 約40年の歴史に裏付けられた商品選定の目利き力
- オリジナルブランド「LIVING BASIC」による独自性の高い商品展開
- 幅広い年齢層に向けた、飽きのこないデザインと高い実用性
特に、ファストファッションや使い捨て文化に疑問を持ち始めた消費者が増える中、長く愛用できる質の高い日用品を求める層に向けた店舗として、一定の支持を集めることができるでしょう。
地元民としての期待と注目ポイント
私自身、平塚育ちの地元民として、今回の「クロワッサンの店」のオープンには大いに期待しています。
特に注目したいのは、湘南の気候や文化に合わせた商品展開がされるかどうかという点です。湘南エリアは夏は海水浴客で賑わい、冬は風が強く、四季によって暮らしのリズムも大きく変わります。そんな湘南の暮らしに寄り添った、例えば海辺のライフスタイルを彩るアイテムや、強風対策になる生活雑貨など、この地域特有のニーズに応える商品があると嬉しいですね。
また、地元の作家や生産者との協業も期待したいところです。湘南エリアには素晴らしいクラフト作家や農家、食品生産者が多くいます。例えば、大磯や二宮のガラス工房や陶芸家の作品、小田原の木工品、平塚や秦野の農産物を使った食品など、地域の魅力を発信する窓口としての役割も果たしてほしいと思います。
さらに、ライフスタイル提案の場としての活用も期待できます。先に挙げた静岡店のように、イベントスペースなどを活用した暮らしの提案や、ワークショップなどを開催してくれると、単なる物販の場を超えた、地域の新たな文化発信拠点になる可能性を秘めています。
2025年6月のオープンに向けた準備と見どころ
現在の情報によると、「クロワッサンの店」は2025年6月13日(金)にオープン予定とのことです。オープンまで約1ヶ月となりましたが、今後どのような準備が進められるのでしょうか?
ラスカ平塚では、これまでのリニューアル第1弾、第2弾でも様々な取り組みが行われてきました。例えば2024年11月のリニューアル第2弾では、オープン前にPOP-UPショップの出店などもあったようです。今回の第3弾でも、オープンに先駆けた何らかのプロモーションやイベントが行われる可能性があります。
また、ラスカ平塚のウェブサイトやSNSでも、今後「クロワッサンの店」に関する情報が発信されるかもしれません。特に、取り扱い商品の詳細や、湘南エリア限定商品の有無など、気になるポイントについての情報に注目したいところです。
オープン当日は、先着プレゼントや特別イベントなども期待できるかもしれません。開業初日は混雑が予想されますので、落ち着いてショッピングを楽しみたい方は、少し日を置いて訪れるのも良いかもしれませんね。
まとめ:湘南の新しい生活文化の発信拠点として期待
以上、「クロワッサンの店」についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?雑誌「クロワッサン」から生まれた約40年の歴史を持つ生活雑貨店が、ついに湘南エリア初出店を果たします。
「クロワッサンの店」の最大の魅力は、日々の暮らしを豊かにする実用的かつ質の高い商品の数々です。使い勝手の良い台所道具から、肌触りの良い衣類、毎日を気持ちよく過ごすための掃除道具まで、暮らしのあらゆる場面をサポートする商品が揃っています。特にオリジナルブランド「LIVING BASIC」は、暮らしの中で感じる小さなストレスやお悩みから生まれた商品ラインで、実用性とデザイン性を兼ね備えた点が大きな利点と言えるでしょう。
価格帯がやや高めといった欠点はあるものの、長く使える商品への投資と考えれば納得できる価値があるように思います。質の良い日用品にこだわりたい方、シンプルで飽きのこないデザインを好む方、環境や社会に配慮した消費を心がける方には、特におすすめのショップと言えるでしょう。
湘南エリアという独特の文化や気候を持つ地域に、「クロワッサンの店」がどのように根付いていくのか、そして湘南の人々の暮らしにどのような新しい価値を提供してくれるのか、今から大変楽しみです。
6月13日のオープン後には、実際に店舗を訪れて、品揃えやお店の雰囲気、スタッフの対応などを改めてレポートしたいと思います。湘南エリアの皆さん、ぜひ一緒に新しいライフスタイルショップの誕生を楽しみに待ちましょう!
以上、湘南エリア担当記者の長嶋駿がお伝えしました。今後も地元湘南の新しい情報を、独自の視点でお届けしていきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。