第32回新聞配達に関するエッセーコンテスト作品募集

日本新聞協会は、「新聞配達の日・新聞少年の日」として知られる2025年10月19日に向けて、「第32回新聞配達に関するエッセーコンテスト」を開催することを発表した。今年の特別審査員には、プロ野球福岡ソフトバンクホークスの元監督である工藤公康氏が就任する。

コンテストの概要

このエッセーコンテストは、新聞配達や新聞販売所にまつわる心温まるエピソードや、新聞配達での経験を400文字程度にまとめて応募する形式となっている。応募者は、ウェブサイトのフォーム、はがき、封書、ファクス、Eメールのいずれかを通じて作品を提出することができる。詳細な応募方法は、日本新聞協会の公式ウェブサイト(こちら)に掲載されている。

応募方法と締切

応募にあたっては、以下の情報を明記する必要がある。

  • 住所(都道府県名から)
  • 氏名(よみがな)
  • 生年月日(西暦)
  • 職業(児童・生徒の場合は学校名、学年も)
  • 電話番号
  • 新聞配達経験の有無

郵送での応募は、〒100-8543(住所不要)に「日本新聞協会 エッセーコンテスト 係」と記載して送付する。ファクスは03-3591-6149、Eメールは添付形式ではなく、本文欄に記入してessay@pressnet.jpへ送信することが求められる。また、公式ウェブサイトの応募フォームからも応募可能である。

応募の締切は2025年6月9日(月)で、郵送の場合は当日消印有効となる。入賞作品の発表は同年10月に行われ、新聞協会のウェブサイトおよび新聞紙面で発表される予定である。

賞金と部門

コンテストには「大学生・社会人部門」と「小・中・高校生部門」の2つの部門があり、それぞれに賞金が用意されている。

  • 「大学生・社会人部門」最優秀賞(1編):賞金10万円と盾
  • 審査員特別賞(1編):賞金5万円と盾
  • 優秀賞(1編):賞金5万円と盾
  • 入選(7編):賞金1万円と表彰状
  • 「小・中・高校生部門」最優秀賞(1編):図書カード3万円分と盾
  • 審査員特別賞(1編):図書カード3万円分と盾
  • 優秀賞(1編):図書カード2万円分と盾
  • 入選(7編):図書カード1万円分と表彰状

応募に関する注意事項

応募作品は事実に基づいた内容で、自身が聞いたり感じたりした未発表の作品に限る。また、応募作品は返却されないことに注意が必要である。入賞作品は、日本新聞協会と加盟新聞各社、新聞販売所のPR活動などに利用される。発表時には、入選者の氏名、年齢、都道府県名、市区町村名が公表される予定であり、作品の一部は内容を損なわない程度に修正されることがある。

終わりに

第32回新聞配達に関するエッセーコンテストは、新聞配達の重要性やその背後にあるストーリーを再認識する良い機会である。参加者は、自身の経験や思いを通じて、新聞配達の魅力を伝えることができる。多くの人々がこのコンテストに参加し、素晴らしい作品が生まれることを期待したい。