大分ハローキティ空港、2025年4月に開港決定
大分県国東市に位置する大分空港が、2025年4月13日(日)から10月13日(月)の期間、「大分ハローキティ空港」として新たに開港することが発表された。この新しい愛称は、大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)の開催に合わせて、国内外からの観光客誘致と地域活性化を目的としている。
世界でいちばん、あたたまる空港のコンセプト
大分ハローキティ空港は、「世界でいちばん、あたたまる空港」というコンセプトのもとに開港される。これは、日本に二か所しかないサンリオのキャラクターパークの一つである「サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド」が大分県に位置していることを背景に、観光資源を最大限に活用する取り組みである。
新たに公開された装飾デザインには、ハローキティをはじめとした多くのサンリオキャラクターが描かれており、空港を利用するすべての訪問者を歓迎する姿勢が表れている。また、この取り組みは2024年12月に大分県とサンリオエンターテイメントの間で締結された「観光促進・地域活性化に向けた包括連携協定」に基づいている。
開港セレモニーの詳細
大分ハローキティ空港の開港を祝うセレモニーが、2025年4月13日(日)12:50から大分空港の国内線ターミナル1F到着ロビーにて行われる。セレモニーには、大分県知事の佐藤樹一郎氏、大分航空ターミナル株式会社の代表取締役社長髙橋強氏、そしてサンリオエンターテイメントの代表取締役社長小巻亜矢氏が出席する予定である。
さらに、ハローキティ、マイメロディ、クロミなどのサンリオキャラクターも登場し、テープカットで新たな空港の門出を祝う。一般の来場者もこのセレモニーを観覧することができるが、メディア向けのイベントであるため、一部制限が設けられることが予想される。
アクセス情報と来場のお願い
開港セレモニーの会場は、大分空港の国内線ターミナル1F到着ロビー(大分県国東市安岐町下原13番地)である。駐車場には限りがあるため、来場者には公共交通機関の利用を推奨している。
終わりに
「大分ハローキティ空港」の開港は、大分県の観光資源を広く発信し、地域経済の活性化に寄与する重要なステップとなる。サンリオキャラクターたちと共に迎える新たな空港の誕生は、多くの観光客にとって魅力的な目的地となることが期待される。これからの大分ハローキティ空港の発展に、期待が高まる。