衣料品引き取りリサイクル「ワールド エコロモ キャンペーン」16年目を迎え、新たな自治体との取り組みを展開

ワールドグループは、2009年から実施している「ワールド エコロモ キャンペーン」を通じて、サステナブルな社会の実現に向けた重要な社会貢献活動を継続している。このキャンペーンは、お客様から不要な衣料品を引き取り、その価値を最後まで無駄なく活かすことを目的としている。2024年秋冬シーズンには、収益金488万801円を5団体に寄付し、これにより累計寄付額は1億1,861万1,273円に達した。また、累計の衣料品引き取り枚数は1,995万6,668枚という驚異的な数字を記録している。

収益金の寄付先とその意義

2024年秋冬シーズンに回収された衣料品から得られた収益金は、以下の5つの団体に寄付された。

これらの寄付は、被災した子どもたちや、教育支援を必要とする子どもたちの未来を支えるために重要な役割を果たしている。

新たな取り組み:神戸市との共同プロジェクト

16年目を迎えた「ワールド エコロモ キャンペーン」は、神戸市経済環境局と初の共同プロジェクトを実施している。このプロジェクトは『ワールド エコロモ キャンペーン×神戸市SDGs』として、2024年1月10日から3月28日まで行われている。神戸市内の13の市営地下鉄駅に設置された「エコロモ 回収ボックス」により、衣料品の回収が進む。この取り組みを通じて得られた収益は、神戸市の子どもたちへの支援に寄付される予定だ。

持続可能な社会の実現に向けた今後の展望

ワールドグループは、今後も衣料品の循環を促進し、エコシステムの自律的な進化を目指していく方針だ。また、アパレルメーカーとしてのSDGs実行のロールモデルを構築し、自社だけでなく業界全体に知見を広げていくことを目指している。

「エコロモ」とは、エコロジーと衣(コロモ)を組み合わせたワールド独自の造語であり、不要な衣料品もまだ価値があるならば、必要とする誰かの手に届けたいという思いが込められている。これまでに回収された衣料品は累計1,995万点以上に達し、支援を必要とする子どもたちの未来を支えるために寄付が続けられている。

終わりに

ワールドグループの「ワールド エコロモ キャンペーン」は、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩として、今後も多くの人々に影響を与え続けることが期待される。このような取り組みが広がることで、より多くの子どもたちが支援を受け、明るい未来を迎えることができるだろう。公式サイトでの最新情報はこちらから確認できる。