Snow Man渡辺翔太、芳根京子を支えた“優しさ”とプロ意識 舞台「ウェンディ&ピーターパン」開幕レポート
人気グループSnow Manの渡辺翔太さんが出演する舞台「ウェンディ&ピーターパン」が開幕し、共演の芳根京子さんとともに挑む“フライング”シーンや、取材現場で見せた細やかな気配りが話題になっています。
ここでは、舞台の見どころとともに、2人のコメントやエピソードをやさしい言葉でまとめてご紹介します。
舞台「ウェンディ&ピーターパン」とは
「ウェンディ&ピーターパン」は、世界的に愛される物語「ピーターパン」を、少女ウェンディの視点から描き直した舞台作品です。
ネバーランドでの冒険や、空を飛ぶ幻想的なシーンなど、子どもから大人まで楽しめるファンタジー作品として知られています。
- 原作「ピーターパン」の世界観を大切にしつつ、ウェンディの成長や葛藤に焦点をあてた構成
- フライング(宙づりで空を飛ぶ演出)など、舞台ならではのダイナミックなシーンが多数登場
- キャストの身体表現や歌、照明・音楽が一体となった“ライブ感”あふれるステージ
今回の公演では、ウェンディ役を芳根京子さん、ピーターパン役を渡辺翔太さんが務め、フレッシュでありながらも芯の通ったデュオとして注目を集めています。
高所恐怖症の芳根京子、「怖いが後回し」にして挑んだ空飛ぶシーン
今回の舞台でとくに話題になっているのが、高所恐怖症だと公言している芳根京子さんが、本格的なフライングに挑戦していることです。
取材では、芳根さんは自身の恐怖心について、率直にこう語っています。
- もともと高いところが苦手で、フライングと聞いたときは不安があったこと
- それでも「ウェンディとして空を飛ぶ」という役の重要なシーンのため、「怖い」はいったん後回しにしようと覚悟を決めたこと
- 稽古を重ねるなかで、少しずつ恐怖心と向き合い、「克服」に近づいていった実感があること
「怖いけれど、それ以上に作品をちゃんと届けたい」という思いが、彼女の言葉から伝わってきます。
単に恐怖に打ち勝つというよりも、「役のため」「作品のため」に自分の弱さと付き合いながら一歩踏み出す姿勢は、多くの観客の心に響くポイントになりそうです。
渡辺翔太の存在が「安心」の支えに
芳根京子さんがフライングへの挑戦を決意できた背景には、共演する渡辺翔太さんの存在が大きいと語られています。
芳根さんは、フライングシーンについて次のようにコメントしています。
- 「隣にいてくださるので安心して飛ぼうと思います」と、渡辺さんの存在が大きな支えになっていること
- 稽古中から、渡辺さんがさりげなく声をかけてくれたり、動きのタイミングを合わせてくれたりすることで、不安が和らいでいったこと
- 一人で飛ぶのではなく、信頼できる共演者と一緒だからこそ、思い切って挑戦できること
この言葉からは、2人の間に生まれた信頼関係がよく伝わってきます。
高所恐怖症という大きなハードルも、支えてくれる相手がいることで、「怖い」から「楽しみ」へと少しずつ変わっていったのかもしれません。
観客席から見えるのは数秒から数十秒の“空を飛ぶ”シーンですが、その裏には、恐怖と向き合う勇気と、共演者同士の支え合いがあることを知ると、シーンへの見方もより深まります。
渡辺翔太、報道陣への“細やかな配慮”が話題に
舞台本編だけでなく、取材会や囲み取材での渡辺翔太さんのふるまいにも注目が集まっています。
ある場面では、報道陣への細やかな気配りに、記者から思わず感嘆の声がもれたというエピソードが伝えられています。
その際、渡辺さんは、自身の言葉遣いや対応について、
「ピーターパンなら絶対言わない」
と、役柄との違いを自覚しながら、場を和ませたとされています。
- 質問への受け答えの中で、報道陣が取材しやすいよう、言葉を選びながら丁寧に答えたこと
- 立ち位置や時間配分などにも気を配り、スムーズな取材進行に協力したこと
- 冗談を交えつつも、作品や共演者へのリスペクトをきちんと言葉にしたこと
こうした振る舞いに、記者からは「ここまで気遣いできるのはすごい」といったニュアンスの感嘆の声があがったと報じられています。
アイドルとしての経験はもちろん、舞台人としてのプロ意識や、人柄の良さが表れた場面といえるでしょう。
ピーターパンらしさと素の渡辺翔太、その“ギャップ”の魅力
「ピーターパンなら絶対言わない」と自ら語った一言には、役と素の自分を冷静に見つめる渡辺さんのユーモアと客観性が感じられます。
- ピーターパンは「永遠の少年」とも言われる、自由奔放で天真らんまんなキャラクター
- 一方で、取材現場の渡辺さんは、大人として場を整え、周囲への配慮を欠かさない落ち着いた対応を見せている
- そのギャップが、作品の中と外での渡辺さんの魅力を、より際立たせている
舞台上では、無邪気でまっすぐなピーターパンとして観客をネバーランドへと連れていき、舞台裏や取材の場では、共演者やスタッフ、報道陣を思いやる“頼れる存在”として支える。
この二面性こそが、今回の「ウェンディ&ピーターパン」での渡辺翔太さんの大きな魅力と言えます。
「怖い」を抱えたまま飛ぶ――作品が描くテーマと2人の姿
芳根京子さんの「怖いが後回しに」という言葉は、とても印象的です。
怖さがゼロになったわけではなく、「それでもやってみる」「怖さごと抱えながら前に進む」という姿勢が伝わってきます。
- ウェンディは、知らない世界に飛び込む決意をする少女
- 芳根さん自身も、高所恐怖症という“現実の不安”を抱えながら、その役を演じている
- 渡辺さん演じるピーターパンは、そんなウェンディを導き、ともに空を飛ぶ存在として寄り添う
物語のテーマである「成長」や「一歩踏み出す勇気」が、俳優本人の挑戦とも重なって見えるのが今回の舞台の大きな魅力です。
観客にとっても、「自分にも怖いことや苦手なことがあるけれど、それでも挑戦してみよう」と背中を押されるようなステージになっているのではないでしょうか。
Snow Manファンにも演劇ファンにもおすすめの理由
今回の「ウェンディ&ピーターパン」は、Snow Manのファンはもちろん、普段あまりアイドル主演の舞台を見ないという演劇ファンにもおすすめできる内容だといえます。
- Snow Manファンにとっては、渡辺翔太さんがピーターパンとして見せる、新たな表情や身体表現をたっぷり味わえる
- 芳根京子さんの繊細かつ力強いお芝居、恐怖と向き合いながらも前に進む姿は、ストレートに胸に響く
- フライングシーンをはじめとした舞台演出は、純粋にエンターテインメントとして楽しめるクオリティ
- 取材で語られたような、キャスト同士の信頼関係や支え合いを念頭に置いて観ると、舞台上の一つひとつの表情やしぐさから、より多くのことを感じ取れる
作品そのものの世界観に加えて、「恐怖に向き合う役者たちのリアル」という背景を知ることで、観劇体験はより豊かなものになるはずです。
観る側も「一歩踏み出す勇気」をもらえる舞台
高所恐怖症でありながら空を飛ぶことに挑んだ芳根京子さん。
報道陣や共演者への気配りを忘れず、ピーターパンとして物語を引っ張る渡辺翔太さん。
この2人が中心となって紡ぐ「ウェンディ&ピーターパン」は、単なるファンタジーを越えて、「怖さと勇気」「子どもと大人」「現実と夢」のあいだを見つめさせてくれる作品になっています。
観客は、ネバーランドのきらびやかな世界を楽しみながら、どこか自分自身の“飛べない理由”や、“本当はやってみたいこと”と向き合うきっかけをもらえるかもしれません。
舞台を見終えたとき、「明日、少しだけ勇気を出してみよう」と思えるような、その一歩をそっと押してくれるステージとして、多くの人の記憶に残りそうです。
フライングシーンで空を舞う2人の姿は、きっと観客にとっても忘れられない光景になるでしょう。
そして、その裏側にある努力や支え合いを知ることで、「ウェンディ&ピーターパン」という作品は、いっそう深みと温かさを帯びて感じられます。



