賀来賢人、初プロデュース映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』公開 家族も駆けつけた“勝負作”とは
俳優の賀来賢人さんが、キャリア初となる映画プロデュース作『Never After Dark/ネバーアフターダーク』を公開しました。主演だけでなく作品づくりの根幹から関わった意欲作であり、公開初日から大きな話題を集めています。さらに、賀来さんの叔母で女優の賀来千香子さんも劇場に足を運び、その感想を報告したことで、作品には“家族のドラマ”という温かなエピソードも添えられました。
賀来千香子、「兄夫婦と」甥の初プロデュース作を初日に鑑賞
まず注目されたのが、賀来賢人さんの家族からのエールです。女優として長年第一線で活躍してきた賀来千香子さんは、自身のSNSを通じて、甥である賢人さんが初プロデュースした映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』を公開初日に鑑賞したことを報告しました。
投稿によると、千香子さんは「兄夫婦と」、つまり賢人さんの両親とともに劇場を訪れたとのこと。親子三人で、甥の新たな挑戦を客席から見守った様子がうかがえます。その感想として綴られていたのが、
「終始ドキドキ……あ〜怖かった」
という率直な一言。短いながらも、作品が本格的な恐怖と緊張感を伴うホラー映画であること、そしてその世界観にしっかりと没入したことが伝わってきます。女優として数多くの作品を見てきた千香子さんが、家族として、そして一人の観客として受け止めた感想は、作品への信頼感を高めるエピソードとなりました。
また、「初プロデュース作」「公開初日」という節目のタイミングで家族が揃って劇場に行く、というエピソードには、賀来家ならではの温かい絆が感じられます。華やかな映画の世界の裏側には、こうしたささやかながら大切な時間が流れていることを、改めて実感させる出来事となりました。
賀来賢人、初の映画プロデュースに挑戦 『Never After Dark』とはどんな作品?
今回のキーワードとなっているのが、賀来賢人さんにとって初めての映画プロデュースとなる『Never After Dark/ネバーアフターダーク』です。俳優として数々のドラマ・映画・舞台に出演してきた賀来さんが、なぜ今「プロデュース」という立場に踏み出したのか。この作品には、その新たな挑戦が色濃く刻み込まれています。
作品の大きな特徴のひとつが、俳優の穂志もえかさんとともに新しい“ジャパニーズホラー”の地平に挑んだ点です。インタビューなどで賀来さんは「ジャパニーズホラーに独自の視点を」と語っており、過去の名作の流れを踏まえつつも、今の時代にふさわしいホラー表現を模索したことがうかがえます。
「ジャパニーズホラー」と言えば、静かな恐怖やじわじわと迫る不安感、日常の中に入り込む非日常といった独特のテイストが世界的にも高く評価されてきました。その一方で、ホラー映画を取り巻く環境や観客の感覚も時代とともに変化しています。そうした中で賀来さんは、単に“怖い映画”を作るのではなく、
- 今の観客がリアルに怖いと感じるポイントはどこか
- 日本的な情緒や間合いを生かしつつ、どこに新しさを加えるのか
- 「ホラー」という枠を超えて、どんな余韻やメッセージを残すのか
といった視点から、作品の世界観を組み立てていったようです。俳優としてさまざまな作品に参加してきた賀来さんだからこそ見えてくる、「作り手の目線」が本作には息づいていると言えるでしょう。
穂志もえかと共に挑んだ“新たな地平”
本作で、賀来賢人さんと重要なタッグを組んだのが、女優の穂志もえかさんです。穂志さんは、繊細さと芯の強さを併せ持つ存在感で注目されている若手女優であり、インディペンデントな作品から商業映画まで幅広く出演してきました。
今回の『Never After Dark/ネバーアフターダーク』では、彼女が持つ独特の透明感や、感情の揺れを細やかに表現できる力が、ホラーというジャンルの中で強い効果を発揮しているとされています。恐怖の只中に置かれたとき、人間はどんな表情を見せ、どんな選択をするのか。その“揺れ”を、穂志さんは丁寧に体現しているようです。
賀来さんにとっても、自らプロデュースする作品で誰と物語を紡ぐかは極めて重要なポイントです。穂志さんとの共演・協働は、単なるキャスティングにとどまらず、「日本のホラー映画を次のステージへと押し上げたい」という世代を超えた挑戦の象徴と言えるかもしれません。
観客からは「逆転さよならホームラン⁉️❓」の声も 映画レビューが示す“意外性”
公開とともに、一般の観客からも続々と感想が寄せられています。その中で話題となっているのが、映画レビューサイトに投稿された「アサシン5」さんによるレビューです。タイトルには、
「逆転さよならホームラン‼️❓」
という、野球の試合を思わせる印象的なフレーズが並びます。この一言からは、作品を見終えたときの高揚感や意表を突かれた感覚が伝わってきます。
ホラー映画というと、「ひたすら怖い」「どんよりとした余韻が残る」といったイメージを持つ人も少なくありません。しかし、このレビュータイトルが示しているのは、
- 物語のどこかに大きな“転換点”があること
- 予想を裏切る展開が“逆転”のような爽快感につながっていること
- 単なる恐怖だけでなく、見終わったあとに語りたくなる仕掛けがあること
といった要素です。観客の一人が「逆転さよならホームラン」と表現したように、本作は“怖かった”で終わらない、どこか痛快さや驚きを感じさせる構成となっている可能性があります。
このようなポジティブで印象的なレビューは、作品への興味をさらにかき立てる効果があります。ホラーが少し苦手な人にとっても、「怖いだけではなく、何か心に残る逆転があるのなら観てみようかな」と思わせてくれる、後押しの一言になっていると言えるでしょう。
俳優から“作り手”へ 賀来賢人が示したキャリアの新局面
『Never After Dark/ネバーアフターダーク』での映画プロデュース挑戦は、賀来賢人さんのキャリアにとって大きな意味を持ちます。これまで、コメディからシリアス、アクションまで幅広いジャンルで存在感を示してきた賀来さんですが、今回は自ら作品づくりの根幹に関わる立場を選びました。
プロデュースという立場では、
- どのようなテーマやジャンルで勝負するのか
- どんな監督・俳優・スタッフと作品を作るのか
- 作品を通じて観客に何を感じてほしいのか
といった決断が求められます。ホラーというジャンルは、一見すると「怖さ」が前面に出がちですが、その裏には人間の心の奥底や、社会の不安、目に見えないものへの想像力など、さまざまなテーマを織り込むことができます。
賀来さんが「ジャパニーズホラーに独自の視点を」と語った背景には、「ただ驚かせるだけでなく、観客の心に長く残る作品を作りたい」という思いが込められているはずです。役者として培ってきた経験を生かしながら、物語の構造やキャラクターの配置、恐怖の見せ方などに細やかな配慮を行き渡らせることで、俳優とプロデューサーの両面から作品を支えています。
また、こうした挑戦は、同世代の俳優やこれから業界を目指す若い世代にとっても大きな刺激となります。俳優が自ら企画やプロデュースに踏み込むことで、日本映画全体の表現の幅が広がっていく可能性も期待されます。
家族の支えと観客の声に後押しされた“ホラー新時代”の一歩
公開初日に劇場に足を運んだ賀来千香子さんが「終始ドキドキ……あ〜怖かった」と感想を寄せ、映画レビューでは「逆転さよならホームラン‼️❓」と称されるなど、『Never After Dark/ネバーアフターダーク』は、早くも“怖さ”と“意外性”の両方で観客の心をつかんでいることがうかがえます。
そこには、単なる話題作という枠を超えた、
- 家族に見守られながら新たな一歩を踏み出した俳優・賀来賢人
- ジャパニーズホラーの伝統と革新をつなごうとする作り手としての挑戦
- 穂志もえかをはじめとするキャスト・スタッフが生み出す新しい恐怖表現
といった多層的な物語があります。
ホラー映画が好きな人はもちろん、「普段はあまりホラーを観ない」という人にとっても、本作は“今の日本映画がどこに向かおうとしているのか”を垣間見ることができる一本になりそうです。甥の挑戦を温かく見守る伯母のまなざし、そして観客の驚きと興奮に包まれながら、『Never After Dark/ネバーアフターダーク』は、静かに、しかし確かに、新たな一歩を踏み出しました。


