バイエルン・ミュンヘン、プレミアリーグの有望FWゴードン獲得へ本格始動…バルセロナとの獲得争いが激化
ニューカッスル・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWアンソニー・ゴードンをめぐる移籍話が、欧州サッカー界で大きな話題となっています。バイエルン・ミュンヘンとバルセロナの両強豪が、この25歳の有望な攻撃手の獲得に向けて積極的に動いており、今夏の移籍市場における最も注目すべき案件の一つとなっているのです。
ゴードンのキャリアと現在の実績
現在25歳のゴードンは、エヴァートンの下部組織出身で、2017年12月にトップデビューを果たしました。その後、2023年1月にニューカッスルへ完全移籍を果たすと、プレミアリーグの舞台で着実に実績を積み重ねてきました。ニューカッスル移籍以来、通算152試合の出場で39ゴール、28アシストを記録するなど、優れた攻撃力と貢献度を示しています。
イングランド代表にも選出されるなど、国際舞台でも活躍しており、ヨーロッパの主要リーグでも高く評価される選手となっています。特にチャンピオンズリーグでの活躍も注目されており、これが欧州の強豪クラブから関心を集める大きな要因となっているようです。
バイエルン・ミュンヘンが獲得レースをリード
報道によると、バイエルン・ミュンヘンが現在、ゴードン獲得競争で先頭に立っているとのことです。ブンデスリーガの王者は、すでにゴードンの代理人に対して具体的な移籍条件を提示しており、5年契約を用意しているとされています。
バイエルンの積極的なアプローチは、ドイツの強豪が夏の移籍市場でこの若き才能を何としても獲得したいという強い意志を示しています。バイエルンは年間を通じてタイトルを争い、チャンピオンズリーグに定期的に出場できる環境を提供でき、ゴードンにとって魅力的なプロジェクトとなる可能性が高いでしょう。
ただし、バイエルン側も予算上の制約があるようです。スカイ・スポーツ・ドイツの記者フロリアン・プレッテンベルク氏によると、バイエルンは最大9000万ユーロ(約7700万ポンド)程度の移籍金を想定しているとのこと。移籍金が想定より高くなる場合に備えて、スポーツ部門では複数のウイング候補の評価も進めているとも報じられています。
ニューカッスルの強気な交渉姿勢
一方、売却する側のニューカッスルは、非常に強気の姿勢を貫いています。ゴードンは2030年6月30日までの長期契約を結んでいるため、クラブ側に売却を急ぐ必要がありません。この契約状況がニューカッスルに大きな交渉上の優位性をもたらしています。
報道によると、ニューカッスルは移籍金として約8000万ポンド(およそ171億円)から9000万ユーロ程度を求めていると見られています。これは当初、エヴァートンからゴードンを獲得した際の移籍金の約2倍の金額です。
ただし、ニューカッスル自体も来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃す可能性が高まっており、財政面の問題から選手売却の必要性が囁かれています。この複雑な事情が、交渉を進める上での要因になっているのです。
バルセロナも獲得に名乗りを上げるも、財政難が課題
バイエルンだけでなく、バルセロナもゴードン獲得レースに参戦していることが報じられています。バルセロナのスポーツディレクター、デコ氏がゴードンの代理人と会談した様子が複数のスペインメディアで明らかになりました。
攻撃陣の強化を目指すバルセロナにとって、ゴードンのような実力派の攻撃手は大きな魅力です。しかし、バルセロナは現在、深刻な財政難に直面しており、ニューカッスルが要求する金額でのオファーを提示することが難しい状況にあります。
すでに8000万ユーロ近いオファーが寄せられている中で、3000万ユーロのラッシュフォード買い取りオプションの検討も進めているバルセロナにとって、ゴードン獲得は大きな経済的な壁となっているのです。財政難という課題が、バルセロナのゴードン獲得の大きな障害になると考えられています。
プレミアリーグの他クラブも関心を示す
バイエルンとバルセロナだけでなく、プレミアリーグ国内の複数クラブもゴードンに関心を寄せているようです。アーセナルを含むプレミアリーグのクラブが、ゴードンの獲得に興味を示しているとの報道もあります。
同じプレミアリーグ内での移籍であれば、ゴードンが新しい環境に適応するまでの時間を短縮できるというメリットがあります。しかし、バイエルンやバルセロナといった欧州の大型クラブの方が、ゴードンにとって国際的なステップアップの機会として魅力的に映る可能性も高いでしょう。
ゴードン本人の意思と移籍の見通し
報道によると、ゴードン本人は今夏の移籍に前向きな姿勢を示しているとされています。特に、ドイツでタイトルを争い、チャンピオンズリーグに定期的に出場できるという環境は、若き才能にとって大きな魅力です。
ただし、最終的な移籍の成否は、バイエルンやバルセロナがニューカッスルの要求に応じることができるかどうかにかかっています。ゴードン本人の意思がどうであれ、移籍金交渉がまとまなければ、プレミアリーグにとどまる可能性も十分にあり得ます。
今後の展開と注目ポイント
ゴードン獲得をめぐる動きは、今後さらに活発化していくと予想されます。バイエルンとニューカッスルの交渉が次のカギを握ると言えるでしょう。バイエルン側がニューカッスルの要求金額をどこまで引き上げることができるのか、それとも代替案を求めるのかが焦点となります。
一方、バルセロナは財政状況の改善や他の選手売却による資金確保を通じて、勝負をかける可能性もあります。プレミアリーグの他クラブが、予想外の高額オファーで動く可能性も完全には否定できません。
このゴードン獲得競争は、2026年の夏の移籍市場を代表する案件となることは確実です。ファンの皆さんも、次の展開に目を離せない状況が続きそうです。


