九里亜蓮、開幕から2試合連続完封勝利を目指す 4日の日本ハム戦先発登板

オリックス・バファローズのエース九里亜蓮投手(35)が、4月4日の日本ハム戦で開幕から2試合連続の完封勝利を目指します。今季初登板となった3月28日の楽天戦では、9回132球4安打12奪三振無失点という圧巻の投球で完封勝利を挙げました。その6日後の登板となる4日のエスコンフィールドでの試合に向けて、九里投手は「いつもと変わらず、一つずつしっかりアウトを取れるように一人一人の打者と勝負していきたい」と力を込めています。

前回登板での圧倒的なパフォーマンス

九里投手の今季初登板は、まさに完璧な投球でした。京セラドームでの楽天戦では、2回途中から8回途中までひとつの安打も許さない快投を見せ、前日に活躍した楽天打線を終始圧倒。7回時点で既に100球を超えていながらも、キャンプ初日から350球を投げ込んできた「鉄腕アレン」の異名通り、最後まで力強いピッチングを貫きました。最終的に9回132球を投げて4安打無失点12奪三振という数字は、まさにベテラン投手の意地と技術の集大成を示しています。

連続完封へのこだわり

今回の登板では、相手の日本ハムが開幕6戦で16本塁打を記録している点が注目されます。長打力に定評のある日本ハム打線に対して、どの打者を最も警戒しているかという質問には、九里投手は「全員」と即答。「どの打者もいい打者ですし、全員がキーになってくる」とコメントしています。

さらに注目すべきは、九里投手の投球哲学です。エスコンフィールドという球場の特性もあり、ホームランが出る可能性についても聞かれましたが、九里投手は「球場どうこうでホームランが出ることもあるかもしれないけど、そこを恐れて勝負しないのが一番良くない投球につながるので」と真っ向勝負で迎え撃つ覚悟を示しています。このような姿勢は、ベテランならではの自信と経験の表れといえるでしょう。

今季200イニングの目標に向けて

九里投手は、今季の目標として200イニングを掲げています。これは先発投手として最高レベルの働きを求めるものです。「先発としてマウンドに上がる以上、最後までマウンドに立ち続けることを常に考えて上がっている。その気持ちは、投げるどの試合も変わらない」という言葉からは、35歳という年齢にも関わらず、若い投手と変わらぬ意欲と決意が感じられます。

連続完封勝利を目指す九里投手の登板は、4月4日のエスコンフィールドで実現します。開幕から好スタートを切る九里投手が、どこまでの連勝を重ねることができるのか、そして目標とする200イニングにどれだけ近づくことができるのか。多くの野球ファンの注目が集まっています。

パ・リーグの4月4日は見どころ満載

4月4日のパ・リーグは、九里投手の登板以外にも注目の試合が予定されています。各球団の開幕から数試合を経た現段階での力関係が、より一層明確になる時期でもあります。九里投手という大エースの投球を中心に、今シーズンのパ・リーグの動向を見つめていく必要があります。

九里亜蓮投手の連続完封への挑戦は、今季のオリックス・バファローズがどの程度の戦力を備えているかを測るバロメーターにもなるでしょう。ベテラン投手が示す迫力のあるピッチングから、今後のシーズン展開の予測も立てられる重要な試合となることは間違いありません。

参考元