グリーズマンのMLS移籍が正式決定!オーランド・シティと2年契約を締結

フランスの名門アトレティコ・マドリードに所属するスター選手アントワーヌ・グリーズマンが、アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)に参戦することが正式に決定しました。移籍先はオーランド・シティSCで、2026年7月からの加入となります。

移籍契約の詳細

グリーズマンは、オーランド・シティとの間で2年契約に合意しました。この契約には1年の延長オプションが付帯しており、キャリアの集大成をアメリカで過ごすための道が開かれました。

加入時期は2026年7月からとなっており、シーズン途中での移籍ではなく、夏の移籍市場でのタイミングとなります。オーランド・シティが移籍を望み、アトレティコが懸念していたシーズン途中での即座の加入実現ではなく、現在のシーズン終了後という形で決着がつきました。

移籍が実現するまでの経緯

実は、この移籍話はそう単純ではありませんでした。当初、オーランド・シティはMLSの移籍市場が閉まる2026年3月26日までにグリーズマンの獲得を完了させることを希望していました。しかし、この即座の加入実現は破談に終わることになります。

アトレティコ・マドリーのスポーツディレクターであるマテ・アマニ氏は、グリーズマンについて「現在今シーズンに加えあとシーズンの契約がある」と述べ、シーズン途中での移籍を明確に否定していました。つまり、グリーズマンはアトレティコとの契約が2027年まであり、すぐには離れないという立場を示していたのです。

グリーズマンがアトレティコ残留を選んだ理由

グリーズマンは、現シーズンをアトレティコで完走することを決断しました。その理由とされるのが、コパ・デル・レイ制覇への想いです。アトレティコは現在、コパ・デル・レイの決勝に進出しており、グリーズマンはこの大会での優勝を目指してシーズンを全うするつもりです。

さらに、グリーズマンはチャンピオンズリーグ準々決勝でバルセロナとの対戦も控えており、シーズン終了までアトレティコに全力を尽くすことを選んだと考えられます。レジェンド選手として、最後のアトレティコシーズンを有意義にしたいという思いが伝わります。

グリーズマンのアトレティコでのキャリア

グリーズマンは2014年にアトレティコに加入し、その後2019年から2年間ルセナでプレーしていましたが、再びアトレティコに戻り、合計10シーズンをこのクラブで過ごしています。彼はアトレティコの歴史の中で最多得点者となるなど、クラブの伝説的な存在です。

2024年にはフランス代表を引退し、国際試合の任務も終えたグリーズマンにとって、キャリアの最後の舞台としてアメリカでのプレーは理想的な選択肢となっています。アマニ氏も「彼は素晴らしいプレーをしており、それが最も重要だ。彼は私たちと共にあり、これからも共に続けていく」とグリーズマンへの信頼を示していました。

オーランド・シティについて

オーランド・シティSCは2010年に創設され、2015年にMLSに加盟した比較的新しいクラブです。愛称は「ザ・ライオンズ」であり、これまでUSオープンカップを1度獲得しています。

MLSでの最高成績は2024年の準決勝進出であり、その前年にはレギュラーシーズンで2位に入るなど、近年着実に成長を遂げているクラブです。グリーズマンという世界的スターの加入は、オーランド・シティの国際的なプレゼンス向上にも大きく貢献することが期待されます。

グリーズマンのコメント

グリーズマン本人も、この移籍について喜びを隠せていません。彼は「オーランド・シティでキャリアの新たな章をスタートできることを嬉しく思います。オーランドを新たなホームとし、サポーターの皆さんとお会いし、ホームスタジアムの熱気を感じ、チームが素晴らしい成果を上げられるように全力を尽くしたいと思います」とクラブを通じてコメントを残しています。

今後の注目ポイント

グリーズマンは、アトレティコでシーズンを全うしたのち、2026年7月にオーランド・シティに加入することになります。その間、コパ・デル・レイ決勝やチャンピオンズリーグでのアトレティコの成績が、グリーズマンとクラブにとって重要な意味を持つことになるでしょう。

また、オーランド・シティはマーク・ウィルフ会長兼共同オーナーが「アントワーヌをオーランドに迎えることは、クラブだけでなく、オーランド市、そしてMLSにとっても画期的な出来事だ」とコメントしており、グリーズマンの加入がもたらす影響への期待の高さがうかがえます。

キャリアの最後をアメリカで過ごしたいという願望を隠さなかったグリーズマンが、オーランド・シティでどのようなパフォーマンスを見せるのか。ヨーロッパの名門を離れ、MLSの舞台で新たな挑戦に臨む世界的スターの活躍から目が離せません。

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