ソニーがPS5とPS5 Proの価格を大幅値上げ。4月2日から日本・米国・欧州で一斉実施

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2026年3月27日、プレイステーション5(PS5)、PS5 Pro、PlayStation Portalリモートプレーヤーの希望小売価格を4月2日から引き上げると発表しました。世界的な経済環境の厳しさが長期化していることが価格改定の理由とされています。

日本での新しい価格

日本国内での新旧価格は以下の通りです:

  • PS5:79,980円(税込)→ 97,980円(税込)※18,000円の値上げ
  • PS5 デジタル・エディション:72,980円(税込)→ 89,980円(税込)※17,000円の値上げ
  • PS5 Pro:119,980円(税込)→ 137,980円(税込)※18,000円の値上げ
  • PlayStation Portalリモートプレーヤー:34,980円(税込)→ 39,980円(税込)※5,000円の値上げ

なお、2025年11月より発売されている「PlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用」の希望小売価格は55,000円のまま据え置かれる予定です。

米国・欧州での価格改定

米国での新しい価格は以下のようになります:

  • PS5:549ドル → 649.99ドル
  • PS5 デジタル・エディション:499ドル → 599.99ドル
  • PS5 Pro:749ドル → 899.99ドル
  • PlayStation Portalリモートプレーヤー:199ドル → 249.99ドル

欧州ではユーロ建てで、英国ではポンド建てでそれぞれ価格が引き上げられます。欧州ではPS5が549.99ユーロから649.99ユーロに、PS5 Proが799.99ユーロから899.99ユーロとなり、最大100ユーロの値上げが実施されます。

PS5 Proに関する注目ポイント

今回の価格改定で特に注目されるのは、上位機種のPS5 Proも値上げの対象という点です。PS5 Proは2024年11月の発売以来、初めての値上げとなります。日本では18,000円の値上げとなり、137,980円という高い価格帯となっています。これにより、PS5の発売当初の価格からさらに値上がりし、消費者の購入判断に影響を与える可能性があります。

値上げの背景と理由

ソニーは今回の価格改定について、「世界的な厳しい経済環境の変化が長期化していること」を理由として説明しています。同社は声明の中で、「世界中のプレーヤーに革新的で高品質のゲーム体験を提供し続けるために、必要な措置だと判断した」とコメントしており、継続的な事業運営と製品開発への投資を正当化しています。

背景として指摘されているのは、米国の関税やメモリー価格の急上昇などの要因です。これらは消費者向けテクノロジー業界全体に影響を与えており、ゲーム機業界も例外ではありません。従来、ゲーム機の価格は発売後の時間経過とともに下がるというサイクルが一般的でしたが、近年の傾向はこのサイクルに反しています。

PS5の価格上昇の歴史

PS5は2020年の発売時には米国で500ドルでしたが、今回の改定で649.99ドルとなります。日本でも、発売当初の価格からの累積値上げが大きくなっており、複数回にわたる価格改定が実施されてきた経緯があります。今回が4度目の値上げとなるPS5デジタル・エディションは、発売当初から46,000円の値上がりを経験していることになります。

消費者への影響

今回の大幅な価格改定は、PS5やPS5 Proの購入を検討している消費者にとって重要なニュースとなります。特にPS5 Proは既に高い価格帯にある上に、さらに18,000円の値上げが実施されることで、購買意欲に影響を与える可能性があります。一方で、日本語専用版のPS5デジタル・エディションについては価格が据え置かれるため、より手頃な選択肢として位置づけられます。

価格改定は2026年4月2日(木)より全世界一斉に実施される予定です。この変更により、PlayStation 5ファミリーの購入環境が大きく変わることになり、今後のゲーム機市場の動向に注目が集まっています。

参考元