セールスフォースの決算発表で株価が時間外取引で5%下落 通期見通しが市場予想をわずかに下回る

みなさん、こんにちは。今日は、米国の大手顧客管理ソフトウェア会社セールスフォース(Salesforce)の最新決算について、わかりやすくお伝えします。このニュースは、2026年2月25日に発表されたもので、株価に大きな影響を与えました。決算内容は一部好調でしたが、通期の見通しが市場の期待を少し下回ったため、時間外取引で株価が約5%下落しています。投資家のみなさんも気になるところだと思いますので、詳しく見ていきましょう。

決算のハイライト:第4四半期は売上高が市場予想を上回る

まず、セールスフォースの第4四半期(2026年11月から1月期)の業績から見てみましょう。この期間の売上高は、前年同期比で12.1%増112億100万米ドルを記録しました。これは、市場アナリストの平均予想である111億8000万米ドルをわずかに上回る好成績です。

また、調整後1株当たり利益(EPS)も前年同期比37.1%増3.81米ドルとなり、こちらも市場予想を上回りました。この数字は、法人向け需要が力強く推移していることを示しています。セールスフォースは、顧客関係管理(CRM)ソフトウェアのトップ企業として、多くの企業から信頼を集めていますね。

こうした好調な実績を受けて、通常取引では株価は前日比3.41%上昇191.75米ドルで引けました。投資家たちは、この四半期の数字に手応えを感じていたようです。

通期見通しがネック:市場予想を下回り株価急落

しかし、発表された通期見通しが市場の失望を招きました。2027年通期(おそらく2026年2月から2027年1月期)の売上高見通し458億~462億米ドルとされ、これは市場予想の中央値である460億6000万米ドルをわずかに下回る水準です。

一方で、第1四半期(2026年2月~4月期)の見通しは110億3000万~110億8000万米ドルと、市場予想の109億9000万米ドルを上回っています。短期的な見通しは明るいのですが、通期全体の数字が期待を下回ったことで、投資家心理が冷え込んだのです。

これを受けて、時間外取引では株価が急落。発表直後には約5%安となり、NY時間16:50時点で終値比4.44%安183.23米ドルまで下落しました。最新の時間外情報では、さらに187.03米ドル(-4.72ドル、-2.46%)となっています。

  • 通常取引終値:191.75米ドル(+3.41%)
  • 時間外取引(16:50時点):183.23米ドル(-4.44%)
  • 最新時間外(NY時間08:04、日本時間22:04):187.03米ドル(-2.46%)

この下落は、通期売上高見通しの中間値が市場予想を下回ったこと、調整後EPSの見通しが市場平均と一致したことが主な要因です。投資家は、より強い成長を期待していたようです。

自社株買いプログラムの発表も市場の反応を覆せず

セールスフォースは、好材料として500億米ドルの自社株買いプログラムを発表しました。これは、株主還元を強化するもので、株価押し上げ要因になると見られていました。しかし、通期見通しの弱さがそれを上回るネガティブ材料となってしまいました。

アナリストの声も分かれています。一部では「今回の決算を評価する」との意見もあり、通期見通しが予想範囲内だった点をポジティブに捉える向きもありますが、全体としては物足りなさを感じる投資家が多いようです。

AI革命の狭間で宙ぶらりんのセールスフォース

ニュースでは、セールスフォースがAI革命のはざまで「宙ぶらりん」状態にあるとのコラムも話題です。AI技術の進化が急速に進む中、セールスフォースのCRM事業がどのように対応していくかが注目されています。決算ではAI関連の言及は限定的でしたが、今後の成長鍵となるでしょう。[ニュース内容2]

日本経済新聞でも、「11〜1月期12%増収も株価時間外5%安」と報じられ、株探ニュースでも「決算受け時間外で下落」と伝えられています。これらの報道が、市場のセンチメントを反映しています。[ニュース内容1][ニュース内容3]

株価の最近の推移を振り返る

セールスフォースの株価(CRM)は、最近の変動が激しいです。直近のデータを見ると、2026年2月に入ってから上下を繰り返しています。例えば、2月6日の終値は191.35米ドル、2月5日は189.97米ドルと、190ドル前後で推移していました。決算前の上昇から一転、下落に転じた形です。

この推移からわかるように、市場はセールスフォースの成長性を高く買っていましたが、今回の決算で一時的な調整が入ったと言えそうです。長期投資家にとっては、押し目買いのチャンスになるかもしれませんね。

投資家が知っておきたいポイント

セールスフォースの強みは、クラウドベースのCRMプラットフォームです。世界中の企業が顧客データを管理するために利用しており、安定した需要があります。今回の決算でも、第4四半期の売上増はそうした基盤の強さを示しています。

ただ、通期見通しが慎重なのは、経済環境の不確実性や競争激化を反映している可能性があります。AI分野では、エヌビディアなどの企業が注目を集めていますが、セールスフォースもAIをCRMに統合する戦略を進めています。将来的な成長が期待されます。

日本時間の2026年2月26日13:10頃にこのニュースが発生し、市場は即座に反応しました。みなさんも、自身の投資ポートフォリオを見直すきっかけにしてください。株価は変動しますが、企業のファンダメンタルズをしっかり見ることが大事です。

以上、セールスフォースの決算と株価動向でした。わかりやすい情報をお届けできたでしょうか? ご質問があれば、いつでもどうぞ!

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