2月とは思えない!東京で5月並みの暖かさ「春一番」が吹く

2月23日、関東地方は季節外れの暖かさに包まれました。発達中の低気圧がアムール川下流を北東へ進む影響で、関東では南寄りの風が強まり、気温が大きく上昇しています。東京都心では22.9℃を記録し、5月上旬並みの暖かさとなっています。

「春一番」が関東を襲う

気象庁は本日、関東地方で「春一番」が吹いたと発表しました。春一番とは、立春から春分の間に、日本海の低気圧に向かって吹く、南寄りの暖かい風のことを指します。

この春一番により、関東地方南部を中心に強い風が吹いています。各地の最大瞬間風速は以下の通りです:

  • 東京:南南東の風 13.5m/s(午前4時39分)
  • 千葉:南南西の風 20.8m/s(午前8時16分)
  • 横浜:南西の風 16.4m/s(午前3時26分)

記録的な暖かさ、気温は5月並みに

この3連休を通じて、日本列島は2月とは思えない記録的な暖かさに見舞われています。東京都心では5月上旬並みの22.9℃を記録し、山梨県甲府市では観測史上最も早い「夏日」(25℃以上)を観測しました。

本日午前11時時点では、東京都心の気温は21.4℃で、前日の同じ時刻より実に8.6℃も高くなっています。横浜市でも気温は20.3℃と、前日より7.5℃高くなっており、関東全域で暖かい空気に包まれていることがわかります。

午後にかけてさらに気温が上昇し、東京都心の最高気温は5月上旬並みの22℃まで上がると予想されています。一方、名古屋は20℃、大阪は19℃で4月上旬並みになると見込まれています。

夜間は気温が急低下、服装に注意

ただし、夕方以降の気温変化には注意が必要です。日中の暖かさとは裏腹に、夜間になると風向きが北寄りに変わり、気温が急速に低下する見通しです。朝よりも低い気温まで下がると予想されており、帰宅時間が遅くなる場合は、少し厚手の上着を用意しておくことが良さそうです。

スギ花粉の飛散に要注意

気温が高いとスギ花粉が飛びやすくなります。このような季節先取りの暖かさが続く状況では、花粉の飛散量が増加する傾向にあります。気温の高い日が2~3日続いた後や、雨の翌日以降には、より多くの花粉が飛散しやすくなるとも言われています。アレルギー症状の出やすい方は、対策を強化することをお勧めします。

火災や雪解けにも注意

西日本を中心に空気が乾燥した状態が続いているため、火の元、火の取り扱いに注意が必要です。農作業などで火を扱う場合は、自治体が発令する林野火災警報・注意報にも注意してください。

また、積雪の多い地域では、この暖かさによる急な雪解けに注意が必要です。低い土地の浸水やなだれのリスクが高まる可能性があります。

明日以降の天気予報

2月24日の関東の天気は、朝や夕方には雲が広がりやすくなりますが、日中は日差しがある見込みです。ただし、夜遅い時間帯にはパラパラと一雨あるかもしれません。気温についても高めの状態が続き、東京の最高気温は4月中旬並みの19℃程度と予想されています。

この予想外の暖かさは、春の訪れを感じさせますが、同時に様々な注意が必要な気象状況となっています。花粉対策、火災予防、そして服装の工夫など、天気の変化に合わせた対応が大切です。

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