Google、ミッドレンジスマホ「Pixel 10a」を正式発表 Tensor G4搭載で499ドルから
Googleは2026年2月18日、ミッドレンジスマートフォン「Pixel 10a」を正式発表しました。米国での価格は499ドルで、3月5日から発売予定です。日本でも「発売予定」と案内されていますが、発売時期と価格の詳細はまだ明らかになっていません。
Pixel 10aの主な仕様
Pixel 10aは6.3インチのActuaディスプレイを搭載するミッドレンジモデルです。解像度は2424×1080ピクセルで、60~120Hzの可変リフレッシュレートに対応しています。画面の最大輝度は3,000nitとなり、前世代のPixel 9aの2,700nitから向上。屋外での視認性が大幅に改善されました。また、コントラスト比も100万:1から200万:1に引き上げられています。
チップセットにはGoogle Tensor G4(4nmプロセス)を採用し、メモリは8GBです。ストレージは128GBと256GBの2種類から選択できます。バッテリー容量は5,100mAhで、通常モードで30時間以上、Extreme Battery Saverモード使用時には最大120時間のバッテリー持続時間を実現しています。充電は最大30W有線充電とワイヤレス充電に対応しています。
デザインとカメラ機能の進化
Pixel 10aの背面デザインは大きく変わりました。カメラバーが筐体とシームレスに融合したフラットなデザインを採用し、より洗練された見た目になっています。本体サイズは約153.9mm(高さ)×73.0mm(幅)×9.0mm(厚さ)で、重量は約183gです。カラーバリエーションは、Obsidian、Fog、Lavender、Berryの4色がラインアップされています。
カメラシステムは、4,800万画素の広角レンズと1,300万画素の超広角レンズのデュアル構成です。機能面では、上位モデルの「Pixel 10」シリーズに搭載されたAI撮影支援機能「Camera Coach」が利用できるようになったのが大きな特徴。撮影時にAIが直接サポートしてくれます。
セキュリティとOS保証
Pixel 10aはセキュリティ機能も充実しています。IP68防水・防塵仕様で、Gorilla Glass 7iを採用しています。OSはAndroid 16がプリインストールされ、7年間のOS及びセキュリティアップデートが保証されます。セキュリティ面では常時オンVPN、盗難検知・自動ロック機能の「Theft Protection」、衛星通信による緊急連絡機能(米国向け、最初の2年間は無料)を搭載しています。
前世代Pixel 9aとの主な違い
Pixel 9aからの進化点は、主にディスプレイ仕様とカメラデザインにあります。前世代と比べて最大輝度が300nit向上し、コントラスト比も2倍に改善されました。カメラバーのデザインがフラットになり、より統一感のある外観を実現しています。ただし、チップセットはTensor G4で据え置き、RAMも8GBで変更がないなど、スペック面での大きな進化は限定的との指摘もあります。
米国でのキャンペーン情報
米国ではGoogle Storeで予約受付が開始されています。2026年3月11日午後11時59分(PST)までのキャンペーン期間中、以下の特典が用意されています。
- 下取りキャンペーン:対象端末の下取りでPixel 10aが最低49ドルから購入可能。iPhone 15 Proで最大499ドル、Pixel 9 Proで最大450ドルの下取り価格を提供
- ボーナス特典:アンロック版購入で100ドルのGoogle Storeクレジット、またはPixel Buds 2a(129ドル相当)のいずれかをプレゼント
- Google Fi Wirelessキャンペーン:新規加入でPixel 10aの代金499ドルを24ヶ月のビルクレジットで全額還元、加えて月10ドルのサービス割引を24ヶ月間提供(2026年4月7日まで)
日本での発売予定と予想価格
日本のGoogleストアでは「発売予定」と案内されており、国内導入が予定されています。ただし、発売時期と価格の詳細はまだ公表されていません。業界予想では、米国の499ドル(現在の為替レート約76,400円)をベースに、前世代Pixel 9a同様に国内独自の費用が加算される可能性があります。Pixel 9a当時のように79,900円程度になると予想する声もあります。
ミッドレンジ市場では、XiaomiやOPPOなどの中国メーカーも同価格帯でより高スペックなモデルを提供しており、Pixel 10aの競争力がどの程度となるか注視されています。今後の日本での価格発表を待つ必要があります。



