機能性ウェアのリライブがサガン鳥栖と契約 J1昇格へ向けた新たなパートナーシップがスタート

宮城県仙台市に本社を構える衣類製造メーカー「株式会社りらいぶ」が、佐賀県のJリーグクラブ「サガン鳥栖」とのオフィシャルスポンサー契約を締結しました。2026年2月13日に発表されたこのニュースは、地域密着を重視するJリーグにおける企業とクラブの関係性を示す注目の事例となっています。

契約内容と協賛の詳細

りらいぶとサガン鳥栖の契約はオフィシャルスポンサー(プラチナパートナー)としての位置付けです。具体的な協賛内容は、選手へのリライブウェア製品提供のほか、ホームゲームで掲出されるLEDアドボード広告(1/5枠)と常設看板広告(バックスタンド壁面)が含まれています。

このパートナーシップの背景には、プロスポーツの現場における新たなコンディショニング戦略があります。りらいぶは「試合・練習だけでなく、移動や待機時間を含めたコンディションのサポート」を重視しており、この考え方がサガン鳥栖との契約に反映されています。選手たちが日常生活のあらゆる場面で適切なサポートを受けることで、パフォーマンス向上につながると期待されているのです。

りらいぶについて 企業理念と事業内容

株式会社りらいぶは2017年10月に設立された比較的新しい企業です。「世界中の人たちが心身ともに健康で幸せな生活を作り上げることに寄与する」という企業理念のもと、機能性ウェア「リライブウェア」の製造・販売を行っています。

同社は、スポーツ選手をはじめ、働く人や高齢者など、幅広い層の身体をサポートすることを目指してきました。機能性ウェアを通じた身体サポートの実績を持つりらいぶにとって、サガン鳥栖との契約は、アスリートのコンディショニング支援という得意分野を活かした新たなステップとなります。

J1昇格に向けた全力支援の宣言

サガン鳥栖は1997年のクラブ設立以来、地域とともに歩みを重ねながら挑戦を続けてきた歴史あるクラブです。2011年シーズンにはJ1リーグ昇格を果たし、トップリーグの舞台で戦ってきました。近年は再びJ1ステージへの挑戦を見据え、さらなる飛躍を目指しているところです。

りらいぶの佐々木貴史代表取締役は、このパートナーシップについて「再びJ1の舞台を目指すクラブの挑戦を、日常から支えたいという想いのもと、本協賛契約に至りました」とコメントしています。さらに、「選手の皆さまが本来持つ力を最大限発揮できる環境づくりに貢献できるよう、製品を通じて全力でサポートしてまいります」と述べており、J1昇格への強い支援姿勢を示しています。

ベガルタ仙台との「幻の協賛」について

興味深いことに、佐々木社長は同地域のJリーグクラブであるベガルタ仙台への協賛提案についても言及しています。同社は本社が仙台市にあるにもかかわらず、ベガルタとの協賛は「ご縁がなかった」と述べており、結果的にサガン鳥栖とのパートナーシップが実現したという経緯があるようです。

この話は、企業とクラブの関係性が単なる地理的近接性だけでは決まらず、企業理念やビジネス戦略、そしてクラブのニーズとのマッチングが重要であることを示唆しています。地域密着を重視するJリーグにおいて、こうした「ご縁」の在り方は、業界全体の関心を集める事例となっているのです。

クラブとサポーターへのメッセージ

りらいぶはこのパートナーシップを通じて、選手の皆さまの活動を日常から支えるとともに、クラブ、そしてサポーターの皆さまとともに歩む挑戦を応援していくと宣言しています。スポーツ振興への貢献をはじめ、様々な活動を通じて社会に新たな価値を創出することを目指しており、このサガン鳥栖とのパートナーシップはその一環なのです。

サガン鳥栖の選手たちは、試合や練習だけでなく、日常生活のあらゆる場面でリライブの機能性ウェアを活用することになります。移動中や待機時間での身体サポートを含めた包括的なコンディショニング体制により、クラブのJ1昇格への道のりが一層充実したものになることが期待されています。

地域密着とビジネスの融合

このニュースが注目される理由の一つに、地域密着を重視するJリーグという環境での企業とクラブの関係性の在り方があります。りらいぶのような地元企業とサガン鳥栖が手を組むことは、単なるスポンサーシップを超えて、社会全体への価値創造を目指すものとなっています。

今後、リライブシャツがサガン鳥栖とどのような相乗効果を生み出すのか、そしてクラブのJ1昇格にどう貢献するのかが、業界内外から注視されることになりそうです。

参考元