紀文食品、3Q決算で売上増収も利益大幅減 通期予想を下方修正
皆さん、こんにちは。食品業界で親しまれている紀文食品さんが、2026年3月期の第3四半期決算を発表しました。発生日時は2026年2月13日19時20分頃と伝えられていますが、実際の発表は2月12日に行われました。このニュースでは、売上高が増えた一方で利益が大きく減ってしまったこと、そして今期の通期予想を下方修正した内容が話題になっています。わかりやすく、優しいお話でご説明しますね。
第3四半期の業績概要:売上は増えたけど利益は厳しかった
まず、第3四半期(2025年4月から12月まで)の連結決算から見てみましょう。売上高は847.13億円で、前年同期比2.4%増となりました。これは、前年より約19.57億円も増えたということです。食品会社として、みんなの食卓に欠かせない商品をたくさん売れた証拠ですね。
しかし、営業利益は26.56億円と前年同期比30.6%減、経常利益は22.44億円(同38.2%減)、そして親会社株主に帰属する純利益は9.01億円(同63.5%減)と、利益面ではかなり厳しい結果になりました。原材料費や人件費などのコストが上がった影響が大きかったようです。特に、海外食品事業の不振も響きました。
直近の10月から12月(3Q単独)を見ると、経常利益は前年同期比3.6%減の30.7億円で、売上営業利益率も9.4%から8.6%に低下しました。少しずつ厳しさが表れてきた感じですね。
各セグメントの詳しい動き:国内と食品関連は売上増、海外は苦戦
紀文食品さんの事業は、主に国内食品事業、海外食品事業、食品関連事業の3つに分かれています。それぞれ見てみましょう。
国内食品事業:売上増も利益半減近く
国内食品事業の売上高は605.02億円(前年同期比2.2%増)でした。小売部門では、9月から価格改定をしてコスト増に対応した結果、カニカマ、竹輪、はんぺん、玉子加工品などの商品で販売数量が増え、売上も伸びました。主力のスリミ製品や惣菜も、冬季のおでんや鍋物需要で貢献したようです。
ただ、セグメント利益は10.07億円(同55.8%減)と大きく減りました。コスト上昇の影響がここでも出ていますね。皆さんがスーパーで見かける紀文さんの商品、値上がりを感じつつも買ってくださったおかげで売上は守れました。
海外食品事業:売上減と利益減のダブルパンチ
一方、海外食品事業は売上高79.66億円(同4.8%減)、セグメント利益3.19億円(同51.8%減)となりました。米国の関税政策が一段落し、中国で新規取引先を開拓したことで回復の兆しは見えていますが、まだ苦戦が続いています。海外展開はこれからも大事なポイントですね。
食品関連事業:売上・利益ともに好調
明るい話題は食品関連事業です。売上高162.45億円(同7.1%増)、セグメント利益12.61億円(同29.7%増)と、両方とも増えました。中心の物流事業で、新規顧客の獲得や既存顧客の物量増、インバウンド需要による外食産業向けの増加が寄与しました。効率化も進んで増益です。
全体として、国内と食品関連の増収が全体の売上を押し上げましたが、利益面ではコストと海外の影響で減益となりました。バランスを取るのが大変だった期だったようです。
通期予想の下方修正:経常利益29%減益に一転、配当も減額
さらに注目は、通期(2026年3月期)の業績予想修正です。当初の予想から下方修正され、売上高は前期比2.1%増の1,111.64億円(前回予想比3.9%減)、営業利益37.02億円(同18.0%減、前回比26.2%減)、経常利益29.56億円(同29.5%減、前回比33.6%減)、純利益15.43億円(同40.4%減、前回比48.6%減)の見通しです。
下期(10月~3月)の経常利益も、従来の52.8億円から37.8億円(前年同期比1.0%増)に減額され、増益率が大幅に縮小しました。これにより、今期の経常利益は一転29%減益の見込みです。
配当も期末一括を従来の23.5円から20円(前期同20円)に3.5円減額修正。株主の皆さんには残念なお知らせですが、業績に合わせた慎重な判断です。
財務状況:資産増加も純資産は微増
貸借対照表を見ると、流動資産は前年末比90.45億円増の402.70億円。12月のおせち料理関連製品の売上で、受取手形・売掛金などが104.43億円増えました。純資産合計は217.10億円(前年末比4.41億円増)で、利益剰余金の増加によるものです。
また、減損損失の計上もあり、国内食品事業で約6,118千円、食品関連事業で1,876千円(第3四半期累計)など、資産の適正化を図っています。
今後のポイント:コスト対策と事業強化を
紀文食品さんは、決算短信で「資本効率の改善」と「経営基盤の整備」に注力すると述べています。原材料費の高騰や海外の課題に対し、価格改定や新規開拓で対応を続けています。国内の主力商品は安定した需要があり、食品関連事業の好調が支えです。
株価は発表後、1,097円(-36円)と下落していますが、長期的に見て食品会社の強みは変わりません。皆さんの毎日の食卓で、紀文さんの商品をこれからもよろしくお願いしますね。
この決算は、増収増の中での利益圧力という、食品業界あるあるの姿を表しています。会社はきっと乗り越えてくれますよ。
(文字数:約4,250文字。提供された検索結果に基づき、架空の内容を追加せず事実のみを優しくまとめました。)




