新横浜プリンスペペが来年3月に閉店 西武不動産が発表

西武不動産は2月12日、神奈川県横浜市港北区にある商業施設「新横浜プリンスペペ」を2027年3月で閉店すると発表しました。1992年3月の営業開始以来、34年にわたって地域に親しまれてきた施設が、その歴史に幕を閉じることになります。

新横浜プリンスペペについて

新横浜プリンスペペは、新横浜プリンスホテルに直結した複合商業施設で、神奈川県横浜市港北区新横浜3-4に所在しています。開業は1992年3月20日で、今回の発表時点では63店舗が営業していました。延床面積は5万654.38平方メートルの大規模な施設です。

この施設には、上質感を意識したファッションブランドをはじめ、スーパーマーケット、大型のカジュアル衣料店、生活雑貨店、書籍販売店など、多彩なテナントが出店していました。新横浜という交通の要所にあり、多くの利用客に支えられてきた商業施設として知られています。

閉店理由と今後の方針

西武不動産が施設を閉店する理由について、同社は「西武グループ長期戦略2035・中期経営計画(2024~2026年度)」に基づいた経営判断だと説明しています。具体的には、不動産事業を核とした成長戦略の一環として、保有アセットの価値最大化を図るため、跡地の活用について関係各所と調整を進めているとのことです。

なお、新横浜プリンスペペは閉店しますが、隣接する新横浜プリンスホテルについては、営業を継続することが決定されています。ホテル事業は今後も展開していく方針のようです。

地域への影響

新横浜プリンスペペの閉店は、新横浜地域の商業環境に大きな変化をもたらすことになります。34年間にわたって地域の買い物や交流の場として機能してきた施設の閉店は、周辺の利用客にとって大きな影響となるでしょう。西武グループとしては、跡地をどのように活用していくのか、今後の発表が注目されています。

西武グループの経営戦略における位置付け

西武不動産によると、今回の閉店は「西武グループ長期戦略2035」という長期的な経営計画の一部です。不動産事業を核とした成長戦略の下で、既存資産の最適化を進めているとみられます。新横浜プリンスペペの跡地が、グループの成長戦略にどのような形で組み込まれていくのかについては、今後の発表で明らかになる見込みです。

西武グループは、既存の商業施設の再編を通じて、ポートフォリオの最適化を進めているものと考えられます。新横浜という立地の良い場所での資産活用について、グループとしても重要な判断を行った形となっています。

今後のスケジュール

新横浜プリンスペペの営業終了は2027年3月が予定されています。それまでの約1年間は、通常通り営業が続けられる予定です。テナント企業や利用客の方々への詳細な情報については、今後順次公表されると見込まれています。

34年の歴史を持つ新横浜プリンスペペの閉店は、新横浜地域の商業史における一つの節目となります。これまでの営業期間を通じて多くの顧客に支持されてきた施設が、次のステップへ向かうことになります。

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