今年の夏にエルニーニョ現象発生の可能性が高まる 日本への影響は? JAMSTECや気象庁の最新予測
みなさん、こんにちは。最近、気象界で注目を集めているのがエルニーニョ現象の発生可能性です。2026年の夏にこの現象が起きるかもしれないという予測が、次々と発表されています。エルニーニョ現象とは何なのか、なぜ今話題なのか、そして日本への影響について、わかりやすくお伝えします。専門機関の最新情報を基に、優しい言葉で説明していきますね。
エルニーニョ現象とは? 基本をおさらいしよう
まず、エルニーニョ現象を簡単に説明しましょう。エルニーニョとは、太平洋の赤道付近で起きる海水温の異常な上昇現象です。通常、貿易風という風が太平洋西部に暖かい海水を溜め込み、東部を冷たくしています。でも、この貿易風が弱まると、暖かい海水が東へ移動し、全体の海水温が上がります。これがエルニーニョ現象です。反対に海水温が下がるのがラニーニャ現象です。
この現象は、数ヶ月から1年以上続き、世界中の天気に大きな影響を与えます。過去の例では、2023年に発生したエルニーニョが、世界的な猛暑や異常気象を引き起こしました。今年も似た状況が予想されているんです。
最新予測:春から夏にかけて発生の兆し
日本海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を使った予測を発表しました。2026年1月1日時点のデータでは、現在ラニーニャ現象に近い状態が晩冬まで続き、その後早春に平年並みに戻り、夏にはエルニーニョ現象へ移行すると見込んでいます。特に、熱帯太平洋全体の水温が高くなる構造で、2023年の夏に似ているそうです。さらに、2027年も持続する可能性が高いと予測されています。
気象庁のエルニーニョ監視速報(No.401)(2026年1月)でも、似た見通しが示されています。ラニーニャに近い状態は冬の終わりに解消し、春の間はエルニーニョ発生の可能性と平常状態が同程度(各50%)。夏にはエルニーニョの可能性が60%と高まります。平常状態が続くのは40%です。大気海洋結合モデルの予測では、太平洋赤道域の暖水が東進し、海面水温が夏にかけて上昇するとされています。ただし、春以降の予測には不確実性がある点に注意が必要です。
他の機関も注目しています。ウェザーニュースでは、春から夏にかけてエルニーニョ発生の可能性を指摘。オーストラリア気象庁やNOAA(米国海洋大気庁)も、6月からの発達を示唆するパターンがあるものの、確実性は低いと慎重です。
- 春の予測:エルニーニョ40%、平常60%(気象庁)
- 夏の予測:エルニーニョ60%、平常40%(気象庁、ウェザーニュース)
- JAMSTECの特徴:2023年型で、西部水温も高く、持続性が高い
これらの予測は、2026年2月10日~11日頃に相次いで報じられ、今話題沸騰中です。鈴木悠さん(エキスパート)や日直主任の気象予報士も、夏のエルニーニョを警戒しています。
日本への想定される影響 暑さや雨の変化に注意
それでは、日本への影響はどうなるでしょうか? エルニーニョが発生すると、太平洋高気圧が強まり、日本では猛暑が厳しくなる傾向があります。JAMSTECによると、予測通りなら2026年は「観測史上最も暑い年」になる可能性も。2025年はラニーニャのおかげで記録更新を免れましたが、今回は要注意です。
気象パターンとして:
- 夏の気温:全国的に高温多湿。熱中症リスクが高まります。
- 降水量:太平洋側で晴れ続き、豪雨のリスクも。梅雨明けが早まるかも。
- 台風:発生数は少ないが、強い台風が日本に接近しやすくなります。
- 農業・漁業:高温で米の品質低下や、サンマなどの漁獲減の恐れ。
tenki.jpの監視速報では、夏のエルニーニョで異常気象の可能性を指摘。過去のエルニーニョ年(例:2015-16年)では、日本で記録的な暑さが観測されました。今年も似た状況が予想されますが、予測モデルにより確率は60%程度。不確実性を考慮しつつ、備えが大事です。
世界全体への影響 記録的温暖化の懸念
日本以外でも影響大です。エルニーニョは地球温暖化を加速させ、2026-27年に気温記録を更新する恐れがあります。バークレー・アースのジーク・ハウスファーザー博士は、中程度以上のエルニーニョなら2027年に新記録の可能性を指摘。過去3年が史上最暑だっただけに、心配です。
オーストラリアの専門家、アンドレア・タッケット准教授は、「コイン投げのような確率」と表現。ラニーニャ弱化後の移行が鍵です。NOAAも可能性を認めつつ、不確実性を強調しています。
なぜ今、予測が集中? 監視の重要性
これらの予測は、1月からの観測データに基づきます。太平洋の暖水東進が鍵で、JMA(気象庁)のモデルがそれを捉えました。エルニーニョは数ヶ月先読みが可能ですが、春以降は予測精度が落ちるため、継続監視が必要です。
みなさんも、毎日の天気予報をチェックして、体調管理を心がけましょう。猛暑対策として、こまめな水分補給やエアコン活用を。農業従事者の方は、作物の耐暑性品種検討を。漁業者は漁場変化に備えて。
今後の注目ポイント
これから春にかけて、海水温の動向を注視。2月以降の速報で予測が変わるかも。JAMSTECや気象庁の公式サイトをチェックしてください。エルニーニョは自然現象ですが、気候変動で強まる傾向に。持続可能な生活が、世界を守る一歩です。
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