イトーヨーカドーとプラン・インターナショナルの募金パートナーシップが10年の大台を達成

10年間で累計4,569万円を超える支援を実現

国際NGOのプラン・インターナショナルは、株式会社イトーヨーカ堂との募金パートナーシップが2016年からの開始以来、10年連続での実施となることを発表しました。この長期にわたる協働により、累計支援額は4,569万9,781円に達しており、世界中の子どもたちの支援に大きな役割を果たしています。

2025年度の募金活動で約298万円を集約

2025年9月1日から約3カ月間にわたって実施された今年度の募金活動では、全国のイトーヨーカドーおよびヨーク全店舗に設置された募金箱と、買い物でたまったマイルを寄付できる「セブンマイルプログラム」を通じて、297万8,959円もの支援が集まりました。この金額は、2026年1月27日にプラン事務局で行われた寄贈式で正式に引き渡されています。

セブンマイルプログラムは、店舗や通販サイトでのお買い物、またはお食事を通じてたまったマイルを、お好みの特典と交換するか、社会貢献活動への寄付として活用できるというユニークな仕組みです。このプログラムがあることで、お客様や従業員が自然な形で社会課題解決に参加できる環境が整備されています。

カンボジアの学校給食プロジェクトを支援

今年度集まった寄付金は、プランがカンボジアで実施している「地域主導型の小学校給食プロジェクト」に充てられます。このプロジェクトは、カンボジアの子どもたちの学習効率を向上させ、初等教育の修了率を上げることを目的としており、プランは2013年から世界食糧計画(WFP)と連携して推進しています。

集まった資金は、以下のように活用される予定です:

  • 学校給食や菜園の導入校をさらに広げること
  • 確実に給食が継続されていくための地域支援
  • 子どもたちの学習効率向上と教育修了率の向上

地域の自立を目指した持続可能な取り組み

プランのカンボジアでの活動は、単なる援助に留まらず、地域の自立を見据えた設計になっています。対象地域のすべての小学校で毎日給食が提供されるようになり、各校に設置された学校菜園では生徒たちが中心となって給食の食材となる野菜を育てています。

特に注目すべきは、多くの学校が現在、州政府から予算配分を受けて自力で食材を調達し始めているという点です。プロジェクト終了後も地域の人々の手で給食を続けていけるよう体制を整えており、このプロジェクトも残すところあと1年となっています。これは援助から自立へと移行させる、非常に理想的なアプローチを示しています。

イトーヨーカ堂の社会貢献への継続的な取り組み

イトーヨーカ堂は、全国のイトーヨーカドーおよびヨーク全店舗に募金箱を設置し、3カ月ごとに異なる社会課題をテーマに募金を呼びかけている企業です。これにより、お客様や従業員が参加しやすい環境を整備し、社会貢献活動への参加を幅広く促進しています。

同社は企業としても積極的に社会課題の解決に取り組む姿勢を貫いており、さまざまなNPO・NGOへの支援を継続しています。この10年間にわたるプラン・インターナショナルとの継続的なパートナーシップは、イトーヨーカ堂の社会貢献に対する強い意志を示す好例となっています。

世界規模での活動を展開するプラン・インターナショナル

プラン・インターナショナルは、誰もが平等で公正な世界を実現するために、子どもや若者、さまざまなステークホルダーとともに世界80カ国以上で活動している国際NGOです。毎年約750の企業・団体とパートナーシップを組み、SDGsへの貢献を軸に、さまざまな活動を展開しています。

同機関は、子どもや女の子たちが直面している不平等を生む原因を明らかにし、その解決に向けて取り組む姿勢を貫いています。子どもたちが生まれてから大人になるまで寄り添い、自らの力で困難や逆境を乗り越えることができるよう支援することを使命としています。

今後への期待と展開

イトーヨーカ堂とプラン・インターナショナルの10年間にわたるパートナーシップは、民間企業と国際NGOが如何にして効果的に協働できるかを示す成功事例です。累計4,569万円を超える支援実績は、多くのお客様や従業員の善意が集まった結果であり、これがカンボジアの子どもたちの教育環境改善に直結しています。

プラン・インターナショナルでは、今後もイトーヨーカ堂をはじめとした企業・団体とのパートナーシップ機会を拡大し、社会課題解決のためのCSR活動を推進していく意向を示しています。このような継続的な取り組みが、世界中の子どもたちの未来をより良いものへと導いていくことが期待されます。

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