KDDI株価急落!決算延期と子会社不正取引で投資家動揺 モバイル事業は好調も影薄く
KDDIの株価が大きく下落しています。2月8日に発生した出来事がきっかけで、投資家のみなさんの間で大きな話題になっています。今日はその背景を、わかりやすく丁寧に説明していきましょう。まずは全体像からお伝えしますね。
株価の急変動 一時10%超の下落で逆行安
東京株式市場で、KDDI(9433)の株価が急落しました。2月9日の取引では、一時10%を超える下落となり、2512円まで値を下げました。これは市場全体の動きとは逆行する「逆行安」として注目を集めています。
最近の株価推移を見てみましょう。検索結果からわかりますように、2月6日の終値は2,799円でした。しかし、その直後に急変。2月5日には年初来高値の2,827円を記録していましたが、わずか数日で大きく変わりました。投資家の方々は、この急落に驚いていることでしょう。
| 日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 出来高 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026/2/6 | 2,784.5 | 2,806 | 2,770 | 2,799 | 7,650,900 |
| 2026/2/5 | 2,818 | 2,827 | 2,778.5 | 2,785 | 8,132,300 |
| 2026/2/4 | 2,714 | 2,782.5 | 2,706 | 2,750 | 8,439,200 |
| 2026/2/3 | 2,688 | 2,731 | 2,674 | 2,714.5 | 8,144,600 |
この表は、直近の株価データをまとめました。2月上旬は上昇傾向が見えていましたが、事件発生後の一気に下落したのです。出来高も多く、売りが集中した様子がうかがえます。
決算発表の延期が引き金 3月末めどに変更
株価急落の最大の要因は、KDDIが2月6日に発表した「決算発表の延期」です。本来、2月6日に予定されていた2025年4月から12月期の決算説明を、3月末をめどに延期すると発表しました。
なぜ延期されたのでしょうか。それは、子会社での不適切な取引調査が続いているためです。先月、公表されたビッグローブとその子会社ジー・プランでの不正取引の疑いが、調査の長期化を招いています。投資家のみなさんは、この延期を「業績に何か問題があるのでは」と警戒し、売りを急いだようです。
市場では、こうした決算延期はネガティブなニュースとして受け止められやすく、株価に直撃します。KDDIの場合、通信大手の信頼性が問われるだけに、影響が大きかったと言えますね。
子会社で発覚した最大2460億円の架空取引 松田社長が語る「還流スキーム」
問題の核心は、KDDIの子会社で起きた不適切取引です。最大で2460億円規模の架空取引が疑われています[ニュース内容3]。これは、一問一答形式で松田社長が説明した内容で、「還流スキーム」と呼ばれる仕組みが関わっています。
簡単に言うと、架空の取引を繰り返すことで資金を還流させる手口です。ビッグローブとジー・プランが絡むこのスキームは、会社の帳簿を水増しするようなもので、信頼を損なう重大な問題です。社長は記者会見で詳細を語りましたが、調査が終わらない限り、不透明感が残ります。
- 不正の規模:最大2460億円
- 関与企業:ビッグローブ、ジー・プラン
- 手口:「還流スキーム」による架空取引
- 社長コメント:一問一答で説明
このニュースは、2月8日16時40分頃に大きく広がりました。投資家掲示板でも、「時価総額11兆円の大企業なのに」「大株主の京セラやトヨタはどう思うか」といった声が飛び交っています。
一方でモバイル事業は好調 前年比299億円増の収入
ネガティブなニュースばかりではありません。KDDIのモバイル事業は、構造改革の成果が出て好調です。前年同期比で299億円の収入増を達成しました[ニュース内容1]。
特に、ARPU(1人あたり月平均売上)と解約率が改善。ARPUとは、ユーザーのお客さま1人あたりの収益を示す指標で、これが上がるのは料金プランやサービスの魅力が高まった証拠です。解約率の低下も、顧客満足度の上昇を意味します。
通信業界は競争が激しい中、KDDIのこの成果は立派です。構造改革が進み、モバイル収入がしっかり伸びている点は、長期投資家にとって明るい材料ですよ。
株価の今後 投資家はどう見ている?
株価は年初来高値2,827円から急落しましたが、過去データを見ると変動はあります。例えば、1月下旬から2月上旬にかけては上昇基調でした。掲示板では「PTS並みに下げたら買い場」との意見も。
しかし、決算延期と不正調査の影響で、不安が先行しています。3月末の決算発表で真意が明らかになるでしょう。それまでは、慎重な見守りが賢明かもしれません。
全体として、KDDIはモバイルの強みを活かしつつ、ガバナンス強化が急務です。みなさんも、最新情報をチェックして投資判断をなさってくださいね。
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