長崎県知事選挙が8日投開票、期日前投票が過去最高25%超える

2026年2月8日、長崎県では衆議院議員選挙と県知事選挙、そして県議補選が同時に行われるトリプル選挙の投票日を迎えました。期日前投票の投票率が過去最高を記録する中、雪が舞う中での投票となりました。

期日前投票が過去最高水準に到達

長崎県選挙管理委員会の発表によれば、トリプル選挙に対する県民の関心の高さが数字に現れています。6日時点での期日前投票の投票率は、衆院選で25.80%、県知事選で25.97%と、いずれも過去最高を更新しました。

県選挙管理委員会は「ダブル選挙で注目が集まっている」と分析しており、期日前投票が急伸している背景には、有権者の投票意欲の高まりが見られます。天候が悪い8日の投票日に向けて、早めに投票を済ませようとする有権者が多かったと考えられます。

当日投票は前回比で低下傾向

一方、投票日当日の状況は異なります。長崎県選挙管理委員会によると、衆院選の県内当日有権者数は106万569人で、午前10時現在の推定投票率は4.21%となりました。これは前回の同時刻比で3.35ポイント下回っている状況です。

期日前投票の高い水準と比べると、当日投票の出足が鈍い傾向が見られます。この差は、期日前投票制度の利用が広がっている全国的なトレンドとも一致しています。投票は一部地域を除いて午後8時までの予定となっています。

知事選の構図:現職と新人の3候補が対決

長崎県知事選挙には、現職の大石賢吾候補と、新人の平田研候補、筒井涼介候補の計3人が立候補届けを出しています。

大石現職知事は「輝く長崎新時代へ」をスローガンに、県政の継続を訴えています。一方、新人候補者たちは県政の「刷新」をテーマに、それぞれの政策を掲げて選挙戦を展開してきました。

平田研候補は元長崎県副知事で、「決める、動く、だから変わる。スピード感のある」県政を標榜しています。筒井涼介候補は32歳の新人で、日本共産党長崎県委員会常任委員の立場から「民主長崎県政をつくる会政策リーダー」として出馬しています。

前回知事選との投票率比較

今回の県知事選の前回投票率は47.83%でした。期日前投票の高い数字は注目されますが、当日投票の低迷が最終的な投票率にどのような影響を与えるかが焦点となります。

雪が降る悪天候の中での投票ということもあり、足を運びにくい有権者も多いと予想されます。しかし、期日前投票制度の活用により、全体的な投票率がどの程度になるかは、今後の開票結果を見守る必要があります。

トリプル選挙の政治的意味

衆議院議員選挙と県知事選挙が同時に行われることで、国と地方の両レベルでの有権者の意思表示の場となります。さらに県議補選を含むトリプル選挙という珍しい状況は、長崎県政において重要な転換点となる可能性があります。

期日前投票の高い水準は、このトリプル選挙に対する県民の高い関心を示す指標となっています。投票する有権者にとって、複数の選挙について同時に判断を下す必要があることが、早めの投票行動につながったと考えられます。

開票は20時以降

NBC長崎放送など県内のメディアでは、2月8日午後8時以降、開票速報を随時放送する予定となっています。投票所の閉鎖と同時に開票作業が進められ、夜間にかけて県知事選挙の結果が判明することになります。

期日前投票の高い関心と当日投票の低調さがどのような結果をもたらすのか、また県民はどのような選択をするのか、今後の開票速報が注目されます。

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