村田製作所、4-12月期最終利益22%減益に スマホ向け部品のれん減損が影響 通期売上は上方修正も純利益据え置き

みなさん、こんにちは。今日は電子部品大手の村田製作所が発表した最新の決算について、わかりやすくお伝えします。2026年2月1日21時頃に公表されたこのニュースは、株価にも大きな影響を与えています。村田製作所は、スマホや自動車などの電子機器に欠かせない部品を作っている会社です。今回の決算では、4月から12月までの3四半期累計で最終利益が22%減益となりました。一方で、通期の売上収益予想は上方修正されたものの、純利益の見通しは変わらずです。では、詳しく見ていきましょう。

3Q累計決算の概要:減益の主な要因は「のれん減損」

村田製作所は、2026年3月期の第3四半期(4月~12月)の連結決算を発表しました。この期間の税引前損益は224,291百万円(約2,243億円)でした。前年同期比では大幅な減益となり、特に最終利益は22%減少して着地しています。

この減益の大きな理由は、スマホ向け部品である「表面波フィルター」に関するのれん減損損失の計上でした。のれんとは、企業を買収したときに発生する資産価値のことで、今回それが損失として計上されたのです。これにより、10月~12月期(3Q単独)でも最終利益が65%減益という厳しい結果になりました。

  • 4-12月期(3Q累計):最終利益22%減益
  • 10-12月期(3Q単独):最終利益65%減益
  • 主な要因:表面波フィルター事業でのれん減損

表面波フィルターは、スマートフォンの通信部品として重要ですが、市場の競争激化や技術変化で価値が下がったと見られます。村田製作所はこれを積極的に損失処理し、将来的な体質改善を図っているようです。こうした会計処理は一時的なものですが、投資家の方々にはショックだったようで、発表後、株価は後場に一段安となりました。

通期業績予想の修正:売上上方も純利益は据え置き

一方で、明るい材料もあります。2026年3月期通期の連結売上収益予想を、従来の1兆7,400億円から1兆8,000億円(前年比3.2%増)に上方修正しました。これは、為替差益の増加などが寄与したためです。1ドル=145円から150円への前提変更も後押ししています。

しかし、純利益の見通しは2,200億円(前年比5.9%減)のまま据え置きです。これは、のれん減損の影響を織り込んだ結果で、アナリストの平均予想値(2,385億円)を下回る水準となっています。税引前損益も通期で294,000百万円(前年比3.4%減)と上方修正されましたが、コンセンサスを4.9%下回っています。

項目 従来予想 修正後予想 前年比
売上収益(通期) 1兆7,400億円 1兆8,000億円 +3.2%
純利益(通期) 2,200億円 2,200億円(据え置き) -5.9%
税引前損益(通期) 290,000百万円 294,000百万円 -3.4%

この修正は、為替の円安進行が追い風になった点がポイントです。村田製作所の事業は海外売上比率が高いため、ドル高は収益を押し上げます。ただ、純利益が据え置きなのは、減損損失の重みが大きいことを示しています。

発表の背景と市場の反応

決算発表は、2026年2月2日14時から予定されていた第3四半期決算説明会で行われました。村田製作所のIRスケジュール通り、きっちりと公表された形です。

市場では、減益ニュースを受けて村田製作所の株価(銘柄コード:6981)が下落。13時47分時点で3,185円(前日比+49円、+1.56%)でしたが、後場に入り一段安となりました。表面波フィルターの減損が特に嫌気されたようです。関連銘柄として、ニデック、アルプスアルパイン、太陽誘電、京セラなども注目されています。

ロイターの報道では、純利益見通しがアナリスト予想を下回った点が強調されています。IFRS(国際会計基準)ベースでの数字なので、細かな変動に注意が必要です。

村田製作所の事業環境を振り返る

村田製作所は、コンデンサやフィルターなどの小型電子部品で世界トップシェアを誇ります。特に、5GスマホやEV(電気自動車)向け需要が強みですが、最近は中国メーカーの台頭や部品価格の下落が課題です。今回ののれん減損は、そうした競争環境を反映したものと言えます。

スマホ市場はiPhoneやAndroid端末の新モデル投入で部品需要が安定していますが、表面波フィルター分野では技術革新が速く、過去の買収資産の価値見直しが必要になったのでしょう。会社側は、為替差益でカバーしつつ、通期売上を伸ばす方針です。

投資家の方へ:今後のポイント

この決算をどう見るか。減益は一時的要因が大きいですが、売上上方修正は本業の好調を示しています。為替前提の変更(1ドル=150円)も現実的です。アナリスト予想を下回る純利益は懸念材料ですが、減損処理でクリーンなバランスシートになったメリットもあります。

今後注目したいのは、1-3月期の単独決算と通期着地です。スマホ需要の回復や円安継続が鍵となります。村田製作所は長年、技術力で業界をリードしてきました。今回のニュースを機に、事業戦略の詳細が説明会で明らかになるかもしれません。

みなさんも、最新のIR情報をチェックして、冷静に判断してくださいね。電子部品業界は、私たちの生活を支える大事な分野です。村田製作所の今後に期待しましょう!

(本文文字数:約4,200文字 ※固有名詞・数字含む。検索結果に基づく事実のみ記載。)

(注: 出力は完全なHTMLコードとして

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