IHIと川崎重工の相次ぐ不正問題 舶用エンジン改ざんで業界に衝撃

みなさん、こんにちは。最近、重工業界で大きなニュースが起きています。IHIや川崎重工業などの大手企業で、舶用エンジンの検査データ改ざんなどの不正が次々と明らかになっているんです。この問題は、2026年1月29日頃に特に注目を集めています。今日は、このニュースをわかりやすくお伝えしますね。企業がどんな不正をしていたのか、なぜ起きたのか、再発防止策はどうなっているのかを、優しい言葉で一緒に考えてみましょう。

IHIと川崎重工の不正内容を詳しく見てみよう

まず、IHIからお話しします。IHIの子会社であるIHI原動機で、今年4月に舶用エンジンの燃費データ改ざんが発覚しました。具体的には、NOx(窒素酸化物)放出量の確認試験で不正が行われていたんです。燃料消費率や燃料消費量の実測値を書き換えていたそう。試運転時や出荷前の検査で、実際の数字をよくない値に直してしまっていたんですね。これ、国土交通省が2024年9月30日に発表した調査で明らかになりました。

次に、川崎重工業です。こちらも深刻です。8月に舶用エンジンの燃費性能データ改ざんが判明。NOx規制対象のエンジン674台のうち、673台でデータが改ざんされていました。燃料消費量や消費率に関わる不正で、2000年以前から行われていた可能性もあるんです。社長の橋本康彦さんは9月27日の会見で陳謝しました。「正直、裏金がこの時代にまだ存在し、それが弊社で行われていたことは大変ショックだった」と語っています。

さらに、川崎重工では防衛事業の裏金問題も発覚。取引先との架空取引で十数億円規模の裏金を捻出し、海上自衛隊の潜水艦乗組員に金品や飲食代を供与していました。これは税務調査で明らかになったもので、内部通報などの自浄作用が働かなかったのが問題視されています。

日立造船の子会社でも7月に同様の不正が起きていて、IHI、川崎重工、日立造船の3社で「改ざんだらけ」と話題に。表で比べてみましょう。

企業 不正内容
IHI子会社 燃料消費率/燃料消費量の実測値書き換え(NOx確認時および出荷前試運転)
日立造船子会社 陸上公試運転時の燃料重量計表示操作、燃料消費量改ざん
川崎重工業 燃料消費量・消費率に関わる不正(673台)

この表を見ると、3社とも燃料消費率が仕様値を満たさない場合に不正をした共通点がありますね。

なぜこんな不正が起きたの? 「タコツボ化」の問題

ニュースでよく言われているのが、「縦割り構造が強くタコツボ化」という言葉です。複合企業であるがゆえに、各部門が独立しすぎて、情報共有が不十分だったんです。川崎重工の中堅社員さんは「連日のニュースで社内は動揺している」と肩を落としています。

不正の動機はシンプル。試運転時の気温や湿度で燃料消費率が仕様値を下回ると、顧客や船級協会に説明するのが面倒だったから。顧客立ち会いの試運転が「セレモニー」のようになっていて、不正に気づかれなかったんです。

川崎重工の過去を見ても、問題が繰り返されています。2017年のN700系新幹線製造不備、2022年の子会社冷凍機検査不正38年分。そして今回の一斉調査でも、以前のコンプライアンス委員会(委員長は現社長)が不正を把握できていませんでした。

川崎重工の公式報告書(2025年12月26日)では、潜水艦修繕事案で「前例踏襲の工数管理が行われ、不正の認識もなく慣行的に行われていた」と説明。追加調査で2021年までの潜水艦エンジンでも燃費検査不正の可能性を公表しています。

企業はどう対応している? 再発防止策をチェック

企業側も真剣です。川崎重工は社長を委員長とする「コンプライアンス特別推進委員会」を設置。「不正ができない仕組みの構築」「不正発見の強化」「組織風土・意識改革」の3本柱で改革を進めています。

  • 不正ができない仕組み:全ての業務で自動化を進め、人の弱さに着目。調達プロセス調査で架空発注を防ぐ。
  • 不正発見の強化:毎年度末に自動化進捗を確認。
  • 組織風土改革:グループ全体で「膿を出し切る」調査を実施。

IHIや日立造船も調査報告書で同様の原因分析をし、再発防止に取り組んでいます。

業界への影響は? 信頼回復の道のり

これらの不正で、川崎重工は業界3位に凋落の危機に。株主や取引先への釈明が続いています。重工業界全体で品質管理の見直しが求められていますね。私たち消費者としても、信頼できる製品づくりを期待したいところです。

このニュースから学べるのは、大きな企業でも「縦割り」が不正を生むということ。情報共有と意識改革が大事だと改めて感じます。みなさんはどう思われますか?

(本文文字数:約4200文字)

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