Windows Media Playerのアルバム情報取得機能が停止 ユーザーから戸惑いの声
Windows標準のマルチメディア再生ソフト「Windows Media Player」で、CDを取り込んだ際のアルバム情報取得機能が使えなくなっていることが明らかになり、大きな注目を集めています。昨年の暮れ頃から報告が相次いでいるこの問題について、現在の状況と背景をまとめました。
何が起こっているのか
2025年12月前後から、Windows Media PlayerやWindows 11の「メディア プレーヤー」で、CDを読み込んだ際に楽曲のタイトルやアルバムのカバーアートをインターネットから自動取得する機能が使えなくなっています。これまで問題なく使えていたユーザーでも、特定の操作をしたわけではないのに突然この現象が発生しているのが特徴です。
Windows 11では、「Groove ミュージック」アプリの後継にあたる「メディア プレーヤー」と、「Windows Media Player」を改称した「Windows Media Player Legacy」を標準の音楽アプリとして搭載しています。ところが、これらのアプリの両方で同様の問題が発生しており、ユーザーの困惑が広がっています。
原因は何か
海外メディア「The Register」によると、これらのアプリにCDのデータを提供するサービスの「musicmatch-ssl.xboxlive.com」からの応答がなくなっているようです。つまり、アプリ側の問題というより、バックエンドのデータベースサービスが機能していない状況だと考えられます。
ただし、現時点ではMicrosoftから公式なアナウンスが一切されていません。そのため、ユーザー側からはこれが一時的な不具合なのか、それとも仕様変更に伴う機能終了なのかが判断できない状態が続いています。一般的に不具合であれば時間の経過や更新によって自然に直ることが多いですが、サービス終了や仕様変更の場合は以前と同じ使い方では元に戻らないケースがほとんどです。
ユーザーからの反応
SNS上では、この機能停止に対して多くの戸惑いの声が上がっています。「アルバム情報取得がサ終したらしくて大鬱」「やっぱり不便」「乗り換えですかね…」といった投稿が増えており、代替ソフトへの乗り換えを検討するユーザーも出始めています。
Microsoft公式フォーラムには、再インストールや工場出荷状態への復帰を試みたユーザーの投稿も見られますが、これらの対応をしてもアルバム情報取得機能は復旧しなかったとのことです。このことからも、単なる設定の問題ではなく、より根本的なシステム側の変更である可能性が高まっています。
代替手段の検討
現状では、Microsoftからの復旧アナウンスが出ていないため、ユーザーが取れる現実的な対応策は限定的です。多くのユーザーが検討している選択肢としては、iTunes、MP3tag、その他のサードパーティ製の音楽管理ソフトへの乗り換えが挙げられます。これらのアプリケーションでは、CDの楽曲情報を別のデータベースから取得できる機能を備えているものが多くあります。
今後の見通し
Microsoftが公式に発表していない理由は明確ではありませんが、今後の復旧の可能性についてはゼロではありません。CDデータの取得先サービスが復旧したり、仕様が見直されたりする可能性もあります。ただし、その時期や内容は不明で、確実な情報は出ていないのが現状です。
そのため、ユーザーの多くが「もし戻ったらラッキー」くらいの気持ちで、今は代替手段を前提に行動することが安心につながると考えています。
Windows 10サポート終了との関連性
興味深いことに、Microsoftは2025年10月14日にWindows 10のサポートを終了することを発表しています。その後、Windows Media Playerのアルバム情報取得サービスの問題が発生しているため、古いOSからの移行を促す狙いがあるのではないかと推測するユーザーもいます。ただし、この仮説についても、公式な確認はされていません。
結論
Windows Media Playerのアルバム情報取得機能の停止は、多くのユーザーにとって不便な状況をもたらしています。Microsoftからの明確なアナウンスがない現在、ユーザーは状況の改善を見守りながら、必要に応じて代替ソフトの利用を検討する必要があります。CDを頻繁に利用するユーザーは、早めに他のソリューションを準備しておくことで、スムーズに対応できるでしょう。



