セネガルがAFCON2025決勝でモロッコを撃破、延長戦の末に2度目の優勝を獲得

アフリカ・ネイションズカップ(AFCON)2025の決勝戦が開催され、セネガルとモロッコが対戦して、セネガルが1-0で勝利を収めました。この試合は1月18日に現地時間で行われ、延長戦までもつれ込む激闘となりました。セネガルは2度目の優勝を果たし、開催国であったモロッコの優勝の夢を打ち砕きました。

試合の流れ:90分間の壮絶な戦い

この決勝戦は、ラバトで66526人の観衆を集めて開催されました。セネガルの先発メンバーにはニコス・ジャクンやディ・マネが名を連ねる一方、モロッコ側もライス・ベンユセフ、アク・デキ、イスマイル・マズラウィらが先発で出場しました。

試合の前半は、セネガルが主導権を握る展開となりました。早い段階からセネガルが攻勢を強め、38分にはリマ・エディイエがゴールキーパーとの1対1まで持ち込みましたが、モロッコのゴールキーパーが足で見事に防ぎました。セネガルは何度も得点の場面を迎えましたが、モロッコの堅い守備に阻まれ、ハーフタイムのスコアは0-0で迎えました。

後半に入ると、モロッコが反撃を開始します。59分にはレイ・ビがシュートを放ちましたが、ボールはゴールの左側に外れてしまいました。セネガルの17歳の選手ブライニ・メンデが後半89分にシュートを試みるなど、両チームともゴールを狙いましたが、モロッコのゴールキーパーボヌの素晴らしいセーブが相次ぎ、90分間のスコアは動きませんでした。

波乱の後半AT:VARの判定と選手の引き上げ

試合は延長戦へと進みました。しかし、後半アディショナルタイムに予期しない出来事が発生します。ラフィム・ディアがエリア内でDF に倒され、VARによってペナルティキックが判定されました。この判定に激怒したモロッコの監督は選手たちをピッチから引き上げるよう指示し、試合は一時混乱に陥りました。

しかし、セネガルの主将マネの粘り強い説得により、選手たちは再びピッチに戻ってきました。セネガルのラフィム・ディアがペナルティキックを担当しましたが、モロッコのゴールキーパーメンディが読み切ってキャッチし、PKは失敗に終わります。スコアは0-0のまま、試合は延長戦へと進みました。

延長戦での決勝ゴール:セネガルが栄冠を手にする

延長戦に入ると、セネガルがついに決勝ゴールを挙げます。延長戦94分にセネガルのP・ゲイェが得点を決め、セネガルが1-0でリードしました。この得点の後、モロッコも即座に反撃を試みましたが、セネガルの堅い守備に阻まれました。

延長戦の後半に入ると、試合はよりオープンな展開となりました。112分にはセネガルのカンタール・シェフ・ンデアイェがシュートを放ちますが、ゴールキーパーボヌの驚異的なセーブにより得点には至りませんでした。モロッコも最後の力を振り絞って反撃を試みましたが、セネガルの防線は固く、セネガルが1-0で試合に勝利しました。

セネガルの2度目の優勝:アフリカの頂点へ

この勝利により、セネガルはAFCON2025の優勝チームとなりました。セネガルにとってこれは、2度目のAFCON優勝となります。開催国として優勝を目指していたモロッコにとっては、残念ながら決勝での涙となりました。

セネガルはこの優勝を通じて、アフリカサッカーの頂点に立つ栄誉を手にしました。延長戦での激闘、VARの判定による波乱、そしてペナルティキック失敗からの劇的な逆転勝利という、サッカーの魅力を全て詰め込んだ決勝戦となりました。セネガルの選手たちの粘り強い戦いぶりと、チームを信じて最後まで闘い抜く姿勢が、この歴史的な優勝につながったのです。

試合の統計と見どころ

この試合は、両チームの堅い守備と、ゴールキーパーの素晴らしいセーブが目立つ試合となりました。セネガルは前半から主導権を握り、複数の得点機会を作り出しましたが、モロッコの守備とゴールキーパーの活躍により、なかなか得点を奪うことができませんでした。延長戦での決勝ゴールは、セネガルが最後まで諦めずに戦い続けた結果として現れた得点でした。

モロッコも全力を尽くし、ホームアドバンテージを活かそうとしましたが、セネガルの堅い守備と攻撃的なプレースタイルに対応することができず、最終的に敗北を喫することになりました。この決勝戦は、アフリカサッカーの高いレベルを世界に示す、素晴らしい試合となったのです。

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