ChatGPTに月額1,500円の新プラン「Go」が登場、世界展開と広告表示テストを開始

OpenAIは2026年1月16日、生成AI「ChatGPT」の新たな低価格プラン「ChatGPT Go」を、日本を含む世界で提供開始すると発表しました。このプランは、これまでの無料プランと月額3,000円の「Plus」プランの間に位置する中間層向けのサービスとして設計されています。

ChatGPT Goの基本情報と料金体系

ChatGPT Goの月額料金は、日本では1,500円で提供されます。これはPlusプランの半額に相当し、米国ではドル建てで8ドルとなっています。これにより、日本の個人向けプランは以下の3段階構成となりました:

  • 無料プラン:0円
  • Goプラン:月額1,500円
  • Plusプラン:月額3,000円
  • Proプラン:月額30,000円

このGoプランは、昨年8月にインドなど一部の地域で先行提供されていたサービスを、今回グローバル展開するものです。

Goプランの主な機能と特徴

Goプランでは、無料プランと比較して大幅に機能が拡張されます。具体的には、メッセージ送信数、ファイルアップロード数、画像生成の利用枠が無料版の10倍に引き上げられます。

また、Goプランの利用者は以下の機能が利用可能になります:

  • GPT-5.2 Instantの利用(制限を気にせずチャット継続が可能)
  • より長いメモリとコンテキストウィンドウの活用
  • カスタムGPTの作成と共有
  • 高度なデータ分析機能
  • 継続的な対話やトピックの深掘り
  • プロジェクト機能

これらの機能は、日常的な用途での利用を想定しており、家事や子育ての相談、ちょっとした調べもの、文章作成、学習、問題解決といったタスクに適しています。

広告表示テストの開始と対象層

OpenAIは同時に、ChatGPTの広告表示テストをスタートさせることも発表しました。広告は段階的に実施される予定で、まずは米国において、無料プランおよびGoプランのユーザーを対象に開始されます。

重要な配慮として、18歳未満のユーザー、また健康、メンタルヘルス、政治といった機微なトピックに関する会話では、広告が表示されないよう配慮されます。一方、Plus以上の有料プラン(PlusプランとProプラン)では、引き続き広告は表示されません。

戦略的背景:ユーザー層の拡大と収益多様化

Goプランの導入とともに広告表示テストが開始される背景には、OpenAIの戦略的な狙いがあります。一つは、Plusプランの価格が高いと感じていたユーザー層へのアプローチです。手頃な価格で制限を緩和することにより、より多くのユーザーに有料プランへの移行を促すことができます。

もう一つは、収益モデルの多様化です。広告表示の導入により、無料ユーザーやGoプラン利用者からも広告収益を得る仕組みが構築されます。これにより、OpenAIのサブスクリプション以外での収入源が確保されることになります。

先行提供市場での実績によると、Goプランの導入により、文章作成、学習、画像生成、問題解決といった日常的なタスクにおける利用の活性化が確認されているとのことです。

ユーザーにとっての意味

このGoプランの登場は、ChatGPTのユーザー層にとって大きな変化をもたらします。これまで無料プランの利用制限に不満を感じながらも、Plusプランの3,000円は高いと感じていたユーザーにとって、月額1,500円のGoプランは中間的な選択肢として機能するでしょう。

ただし、Goプランでは広告が表示される点には注意が必要です。広告が気になるユーザーや、より高度な機能を必要とするユーザーであれば、Plusプラン以上の選択も検討する価値があります。

今後の展開

OpenAIは、Goプランの全世界展開と広告表示テストの開始により、より多くのユーザーにChatGPTへのアクセス機会を提供しつつ、同時に収益源を多様化させる方針を示しています。広告表示テストは米国で開始されますが、今後はグローバル展開も予想されます。

ChatGPTの利用を検討している方や、現在無料プランを使用している方は、このGoプランが自身のニーズに適しているかどうか、検討してみる価値があるでしょう。

参考元