日本初!全国がん登録によるがん5年生存率を厚生労働省が公表 部位別で92%から11%までの大きな差
みなさん、こんにちは。がんの治療や生存率について、いつも気になっている方も多いと思います。昨日、2026年1月14日に厚生労働省がとても重要なデータを発表しました。それは、日本全国のがん患者さんの5年生存率を、初めて全国がん登録に基づいて集計したものです。このニュースは、がんの現状をより正確に知るための大きな一歩です。今日は、この発表内容をわかりやすく、優しいお言葉でお伝えしますね。
全国がん登録とは?これまでのデータとの違い
まず、全国がん登録について簡単に説明しましょう。これまでは、主に大病院のデータだけを集めた「院内がん登録」という方法で生存率を発表していました。でも、今回は2016年から始まった全国がん登録を使い、日本中の病院からのがん患者さんの情報を集めて計算したんです。これで、より実態に近い正確な数字がわかります。
対象は、2016年にがん診断を受けた人で、15歳以上の患者さんです。全がんの5年純生存率は67.6%でした。これは、がんになった人の中で5年後に生きている人の割合を表していますよ。以前の院内がん登録(2012~2015年診断)では57.0%(実測生存率)や66.1%(相対生存率)だったのが、今回は全体で67.6%と少し向上しています。医療の進歩を感じますね。
部位別でみえる大きな差 前立腺がん92%超、膵臓がんは11%
この発表の注目ポイントは、がんの部位ごとの5年生存率の違いです。部位によって92.1%から11.8%と、実に大きな差が出ています。以下に主なものをまとめますね。
- 前立腺がん:92.1%(男性で特に高い94.3%というデータも)
- 乳房がん(乳がん):88%(女性で92.7%という報告も)
- 子宮頸がん:71.8%
- 大腸がん:67.8%
- 胃がん:64%
- 肺がん:37.7%
- 肝臓がん:33.4%
- 膵臓がん:11.8%(男女とも10%台で最低)
最高は前立腺がんの92.1%で、ほぼ9割以上の方が5年生存されています。一方、最低は膵臓がんで11.8%と厳しい数字です。この差は、がんの発見のしやすさや治療法の進歩によるものが多いんですよ。例えば、前立腺がんや乳がんは検診で早期発見しやすいため、生存率が高いんですね。
早期発見の重要性 ステージ別データからもわかること
国立がん研究センターの過去データ(院内がん登録)からも、早期発見の大切さがわかります。例えば、ステージI(早期)の場合:
- 乳がん・子宮頸がん・前立腺がん:9割以上が10年生存
- 胃がん・大腸がん:8割程度
- 膵臓がんでも:3人に1人が10年生存可能
全体の10年生存率は54.0%で、5年生存率は67.3%でした。ステージが進むと生存率がぐっと下がるので、定期検診が本当に大事です。胃がん全体で57.9%、ステージIで79.1%、肺がん全体32.6%、ステージIで64.6%など、早期なら希望が持てますよ。
今回の全国データでも、女性では乳房がん、大腸がん、肺がんの順で死亡が多いですが、生存率の差が部位で明確です。厚生労働省の集計は、254万人規模の患者さんを対象にしていて、とても信頼性が高いんです。
世界の状況と比べてみると
日本以外のニュースも話題です。中国ではがんの5年生存率が部位で大きく違うと報じられ、アメリカがん協会の報告では全米のがん患者5年生存率が初めて70%に達したそうです。日本は67.6%で、アメリカに近い水準です。これらのニュースから、各国で医療が進んでいるのがわかりますね。
このデータがもたらす意味 患者さんや家族へのメッセージ
この発表は、2016年診断のデータですが、医療はどんどん良くなっています。最近の診断(2021年頃)なら、さらに生存率は上がっているはずです。全がん67.6%という数字は、希望を持てるもの。がんになったら、早期治療と専門医の相談が鍵です。
厚生労働省は、全国がん登録を活用して今後もデータを更新する予定。国立がん研究センターの統計でも、2009~2011年で64.1%だったのが向上しています。2024年の死亡者は38万4千人ですが、生存率の上昇は明るい兆しです。
みなさんも、検診を欠かさず、健康管理を心がけましょう。このニュースが、少しでも安心や励みになれば嬉しいです。
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