松本幸四郎と市川染五郎が魅了!シネマ歌舞伎『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』舞台挨拶付き上映会レポート

みなさん、こんにちは! 伝統ある歌舞伎の世界が、映画館でより身近に楽しめるシネマ歌舞伎。今回、今大注目の作品『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』の幸四郎版上映会が、2026年1月10日(土)に東京都の東劇で開催されました。主演の松本幸四郎さんと、シュテン役の市川染五郎さんが登壇する舞台挨拶付きの上映会で、満席の観客を沸かせました。このイベントは、幸四郎版の公開を記念した特別なもので、多くの方が足を運び、熱い拍手が鳴り止みませんでした。

イベントの詳細と華やかな雰囲気

この上映会は、1月10日(土)の16:30頃からスタート。本編上映が約202分(途中休憩あり)、その後に約30分のトークセッションが行われました。会場は東劇で、全席指定のチケットが3,200円(税込)。1月5日から販売開始され、先着順で即完売になるほどの人気ぶりでした。登壇者は松本幸四郎さんと市川染五郎さん(予定通り出演)、司会は吉崎典子さんが務めました。劇場は満席で、観客の期待が高まる中、スクリーンに映し出されたのは、劇団☆新感線の脚本家中島かずきさんと演出家いのうえひでのりさんが手がけた新作歌舞伎の映像です。

上映された『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』は、2007年の同タイトル公演を基に進化した作品。主人公ライを松本幸四郎さんが演じ、市川染五郎さんがシュテン役で共演しています。このシネマ歌舞伎は、歌舞伎座での舞台公演を高精細なカメラで撮影したもので、劇場では見えなかった細かな表情や衣装のディテールまでクリアに楽しめます。観客からは「圧巻の迫力!」という声が聞かれました。

幸四郎さんと染五郎さんの心温まるトーク

本編上映後、待ちに待った舞台挨拶が始まりました。幸四郎さんはまず、シネマ歌舞伎の意義を優しく語りました。「シネマ歌舞伎は、舞台で演じたものを新たな作品として観ていただける。この舞台が演じた先から消えてしまうのではなく、(未来に)残るものになったことを、とてもありがたく思います」と、喜びをにじませました。染五郎さんもこれにうなずき、「シネマ歌舞伎は歌舞伎の新たなジャンルの一つ。生まれ変わって皆さまに届くことがとてもうれしく、ありがたく思っております」と続けました。この親子のようなやり取りに、会場は温かい拍手で包まれました。

さらに、収録公演の裏話も飛び出しました。幸四郎さんは「前回の公演(2007年のInouekabuki shochiku-mix公演)は、新しい作品として上演しました。今回は、作る側も観る側も前回の公演を知っている状態。プレッシャーのようなものを背負って出ていました」と振り返り、当時の緊張感を明かしました。一方、染五郎さんはファン目線で熱く語りました。「ゲキ×シネの映像を何十回も観てきた、大好きな作品です。出演出来たことが、今もまだ信じられないくらい。次に出られるなら、ぜひライに挑戦したいです」と、夢を語る姿に観客は大喜び。

染五郎さんのネイルが話題! シネマ歌舞伎の新たな楽しみ方

トークのハイライトは、染五郎さんのユニークなエピソードでした。「実は、シュテンの拵えをするときは、爪を紫に塗って、その上に緑で一本一本違う模様を描いていました。それが見えるかはわからないけれど、客席からは見えない部分がシネマ歌舞伎だとアップでクリアに観ることができます。ぜひ何度も観て、違う楽しみ方をしてみていただきたいです」とアピール。客席からは「見つけたい!」という歓声が上がり、笑いがおこりました。幸四郎さんもこれを追い風に、「こうやって多くのお客様にお見せする場をいただきました。23日に公開となる尾上松也さん主演の松也版も、まったく印象が違いますので、そのバージョンも楽しんでいただきたい。(染五郎の)ネイルの模様を見つけられるまで何度も足を運んでください」と締めくくり、イベントは大盛況のうちに終了しました。

このネイルの話は、シネマ歌舞伎の魅力を象徴していますね。舞台では遠くて見えない細部が、映画のように大画面でアップになるんです。伝統芸能が現代の技術で進化し、誰もが新しい発見を楽しめるなんて、素敵だと思いませんか?

尾上松也版も注目! 連続公開の楽しみ

幸四郎版に続き、1月23日(金)から公開される尾上松也版も話題沸騰です。福岡県のkino cinéma 天神で、松也さん登壇の舞台挨拶付き上映会が予定されています。13:15の回上映後と17:50の回上映前、それぞれ30分のトークで、公演時のエピソードを聞けます。司会は中島理恵さん。本編上映は201分と、こちらも見ごたえ十分。

幸四郎版と松也版は、同じ脚本・演出ながら主演俳優の違いでまったく印象が変わるそう。幸四郎さんが語ったように、両方を観比べてみるのもおすすめです。劇場上演時も大きな反響を呼んだこの作品が、シネマ歌舞伎として全国の映画館で楽しめるのは、ファンにとって嬉しいニュースですね。

シネマ歌舞伎の魅力と今後の期待

松本幸四郎さんのブログでも、このイベントが触れられていました。「歌舞伎座の初日と同じく2日からシネマ歌舞伎『朧の森に棲む鬼』舞台挨拶で倅・染五郎と登壇しました。満席の客席は圧巻でとてもありがたかった」と、感謝の言葉。親子の共演が、観客の心を掴んだようです。

『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』は、公式サイトでも詳細が公開中。幸四郎版は1月2日から、松也版は1月23日から全国順次公開です。シネマ歌舞伎は、歌舞伎初心者の方にも優しく、ベテランファンには新たな発見を提供します。衣装の細部、表情のニュアンス、迫力の殺陣…すべてを大画面で味わえますよ。

幸四郎さんと染五郎さんのトークから感じるのは、歌舞伎への深い愛情。プレッシャーを乗り越え、未来に残る作品を作り上げた努力が伝わってきます。尾上松也版の舞台挨拶も楽しみですね。みなさんも、劇場へ足を運んで、ネイルの模様を探してみませんか? きっと、忘れられない体験になるはずです!

(この記事は、ステージナタリー、歌舞伎びと、松竹公式などの信頼できる情報源に基づいています。最新情報は各公式サイトをご確認ください。)

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