1万円で新幹線も乗り放題!JR東日本「キュンパス」とJR西日本の割引きっぷで、この冬の平日旅がおトクに
この冬、鉄道ファンだけでなく、出張や旅行を考えている人たちのあいだで大きな話題になっているのが、JR東日本の平日限定フリーパス「キュンパス」と、JR西日本の特急料金が最大60%オフになるおトクなチケットレスサービスです。
どちらも「平日」をキーワードに、お財布にやさしく鉄道旅を楽しめる注目のきっぷとして注目されています。
JR東日本「キュンパス」とは?基本情報をやさしく解説
平日限定で新幹線も特急も「乗り放題」になるフリーパス
JR東日本が発売する「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」(通称:キュンパス)は、JR東日本エリアの新幹線や特急列車、普通・快速列車の普通車自由席が、平日に乗り降り自由になるフリーパスです。
価格は以下の2種類が用意されています。
- 1日間用:大人 10,000円
- 連続2日間用:大人 18,000円
いずれも大人用のみの設定で、子ども用の発売はありません。
平日利用にしぼることで、新幹線を含めて1万円から乗り放題という、かなり思い切った価格設定になっています。
利用期間と発売期間:いつ使えて、いつ買える?
2026年版キュンパスの利用期間は、2026年2月12日(木)〜3月12日(木)の平日です。
この期間内の平日のみ有効で、土日祝日は利用できません。
また、発売期間は、利用開始日の1か月前から14日前までとなっています。
具体的には、1日用・2日用で次のように設定されています。
- 1日間用:2026年1月12日〜2月26日まで発売
- 連続2日間用:2026年1月12日〜2月25日まで発売
いずれも、利用したい日の14日前までに購入する必要がある早割タイプです。
「ギリギリに買おう」と思っていると間に合わないこともあるため、予定が決まり次第、早めにえきねっとで予約・購入するのがおすすめです。
どこまで乗れる?フリーエリアと対象列車
キュンパスで乗り放題になる範囲は、単なる“JR東日本全線”だけにとどまりません。
対象となる路線・エリアの例(フリーエリア)
- JR東日本全線
- 青い森鉄道線
- いわて銀河鉄道線
- 三陸鉄道線
- 北越急行線
- えちごトキめき鉄道線(直江津〜新井間)
これらのエリアの、新幹線・特急列車の普通車自由席、および普通・快速列車の普通車自由席、BRTが、乗り降り自由になります。
つまり、東北・北海道方面、信越・北陸方面、常磐線方面など、東日本エリア一円を広く巡る旅が、1日1万円から楽しめるということになります。
指定席も使える?利用回数と注意点
キュンパスは自由席だけでなく、一部、普通車指定席も利用可能になっています。
- 1日間用:普通車指定席を2回まで利用可能
- 連続2日間用:普通車指定席を合計4回まで利用可能
事前に座席指定を受けることで、混雑しやすい新幹線や特急列車でも、指定席でゆったり移動できるのがポイントです。
ただし、指定席が利用できる回数には上限があるため、「行きは指定席、帰りは自由席」「長距離区間だけ指定席にして、あとは自由席」など、計画的に使うとより快適です。
キュンパスはどれくらいおトク?具体的な例でイメージしよう
長距離利用なら片道だけでも元が取れるケースも
「本当におトクなの?」と気になる人も多いですよね。
JR東日本が紹介している例では、東京〜新青森間のような長距離区間だと、通常片道だけでもキュンパスの元が取れてしまうほどのおトクさです。
例えば、通常期の東京〜新青森の新幹線だと、片道で1万円を大きく超える運賃・料金になるため、キュンパス1日用(10,000円)で移動するだけでもプラスになります。
さらに、途中で寄り道したり、別の路線で観光地に足を伸ばしたりしても追加料金なしというのが、フリーパスならではの魅力です。
首都圏発の新潟・長野方面などもねらい目
旅の情報サイトなどでは、首都圏発で新潟・長野方面を往復するだけで元が取れるケースも紹介されています。
- 上越新幹線で上毛高原駅、北陸新幹線で軽井沢駅へ行く場合、片道5,490円前後(自由席利用)で、単純往復で1万円を超えるためキュンパスのほうが有利。
- 新潟まで行くと、通常の片道運賃・料金で1万円を大きく超えるため、片道利用だけでもおトクになるケースもあります。
このように、長距離・新幹線中心の旅を計画している人ほど、キュンパスの恩恵は大きいと言えます。
どうやって買うの?キュンパス購入方法
購入は「えきねっと」限定、早めの計画がカギ
キュンパスは、JR東日本のインターネットサービス「えきねっと」限定発売です。
駅のみどりの窓口などでは購入できないため、事前にえきねっとの会員登録を済ませておくとスムーズです。
また、利用開始日の1か月前から14日前までしか購入できない早割商品なので、思い立ってすぐ使うタイプのきっぷではない点に注意が必要です。
「2月下旬に東北に行きたい」「3月に新潟と長野を回りたい」といった予定がある人は、1か月前を目安に発売日と購入期限をカレンダーでチェックしておくと安心です。
キュンパス利用者向けキャンペーンも多数
ポイント還元やタイアップ企画でさらにおトクに
JR東日本は、キュンパスの発売に合わせて、さまざまなキャンペーンも実施します。
- えきねっとの「宿だけプラン」とキュンパスを組み合わせて利用すると、JRE POINTを最大18,000ポイントプレゼントするキャンペーン。
- 「日本の旅、鉄道の旅」などの旅行商品との連携企画。
- JRE BANK、JRE MALL、NewDays、駅レンタカー、ビューカード、JR東日本ホテルズなどとのタイアップキャンペーン。
単に「きっぷがおトクになる」だけでなく、宿泊・買い物・レンタカーなどを組み合わせることで、ポイント還元や割引特典が上乗せされるのも、今回のキュンパスの大きな特徴です。
JR西日本でもおトクな特急きっぷ「WESTERポイント超特典チケットレス」がスタート
特急料金が最大60%オフになるチケットレスサービス
一方、西日本エリアでは、JR西日本の特急列車をおトクに利用できる「WESTERポイント超特典チケットレス」がスタートします。
このサービスでは、特急料金が最大60%オフになるメニューが設定されており、大阪〜城崎温泉・白浜などの人気区間でも割引が適用されるのが特徴です。
「チケットレス」の名前の通り、紙のきっぷではなく、オンラインで予約して乗車できるデジタルチケットの仕組みとなっており、スマートフォンを使い慣れている人には特に便利なサービスです。
大阪〜城崎温泉・白浜などの特急がねらい目
対象となる区間の一例として、次のような関西発の人気観光地への特急列車が挙げられます。
- 大阪〜城崎温泉方面の特急(「こうのとり」など)
- 大阪〜白浜方面の特急(「くろしお」など)
これらの区間は、通常の特急料金でも比較的人気が高い路線ですが、最大60%オフのチケットレスを活用すれば、温泉旅行や海辺のリゾート旅がぐっと身近になります。
西日本エリア在住の人だけでなく、東日本からキュンパスで関西に向かい、その先をJR西日本の割引きっぷで旅する、といった使い方もアイデア次第で楽しめそうです。
東日本「キュンパス」と西日本「特急割引」で広がる平日旅の可能性
平日だからこそ、ゆったり・おトクに旅ができる
今回のJR東日本「キュンパス」とJR西日本「WESTERポイント超特典チケットレス」に共通しているのは、「平日に鉄道で旅をしてもらう」ことをテーマにした商品であるという点です。
平日は、土日と比べて観光列車や人気路線でも混雑がやわらぎ、落ち着いた雰囲気で車窓や車内の時間を楽しめることが多くなります。
そこに「乗り放題」や「最大60%オフ」といった、思い切った割引が組み合わさることで、これまでなかなか遠出できなかったエリアにも足を伸ばしやすくなるのが、今回の施策の大きなポイントです。
こんな人におすすめ
- 平日に休みが取りやすい人(シフト勤務・フリーランス・在宅ワーカーなど)
- 出張に合わせて観光も楽しみたいビジネスパーソン
- 鉄道に乗ること自体が好きな人(できるだけ多くの路線に乗りたい、乗りつぶしをしたい人など)
- コスパ重視で遠くまで旅をしてみたい人
特に、「せっかくなら新幹線で遠くまで行きたい」「温泉地をはしごしたい」といった願いを持っている人には、キュンパスもJR西日本の特急割引も、強い味方になってくれるはずです。
おわりに:計画と早めの予約が、おトクな鉄道旅のポイント
JR東日本の「キュンパス」は、1万円で新幹線を含めて平日1日乗り放題、連続2日間でも1万8000円という、これまでにないインパクトのあるフリーパスとして、2026年も大きな注目を集めています。
一方、JR西日本の「WESTERポイント超特典チケットレス」は、特急料金が最大60%オフという強力な割引で、大阪〜城崎温泉・白浜などへの旅をぐっと身近なものにしてくれます。
どちらも共通しているのは、「平日に利用する」「早めにインターネットで予約・購入する」という条件です。
この条件さえクリアできれば、通常では考えられないほどおトクな価格で、憧れの鉄道旅を実現できる可能性が広がります。
2026年の冬は、少しだけ早めに予定を立てて、「キュンパス」と「WESTERポイント超特典チケットレス」を上手に活用しながら、東日本・西日本それぞれの魅力ある鉄道旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。



