FAカップ3回戦、フラットン・パークで実現する「ポーツマス vs アーセナル」注目ポイントまとめ

2025-26シーズンのFAカップ3回戦で、チャンピオンシップのポーツマスが、プレミアリーグ首位を走るアーセナルをホームのフラットン・パークに迎えます。多くの主力を温存して「10人前後の大幅なメンバー変更」を行う見通しのアーセナルと、ジャイアントキリングを狙うポーツマスという構図で、非常に注目度の高い一戦となっています。

試合概要:いつ、どこで行われるのか

この試合はFAカップ3回戦として開催されます。

  • 大会:2025-26シーズン FAカップ3回戦
  • 対戦カード:ポーツマス vs アーセナル
  • 会場:フラットン・パーク(ポーツマスのホームスタジアム)
  • 現地時間キックオフ:2026年1月11日(日)14:00(予定)
  • 日本時間キックオフ:2026年1月11日(日)23:00(予定)

FAカップならではの、下部リーグのクラブが強豪をホームに迎える構図で、会場は熱気に包まれることが予想されています。

両チームの現状:プレミア首位 vs チャンピオンシップ下位

アーセナルは、ここ数カ月のプレミアリーグで安定した成績を残し、リーグ首位をキープしています。 最近の公式戦でも、ビッグクラブ相手を含めて勝ち星を積み重ねており、「今イングランドで最も好調なチームのひとつ」と評される状態です。

一方のポーツマスは、現在チャンピオンシップで21位付近と下位に低迷している状況です。 ただし、直近の試合では勝利や引き分けも重ねており、極端に調子が悪いというわけではありません。 それでも、戦力差・選手層・シーズンの勢いという点では、アーセナルが大きくリードしていると見られています。

過去の対戦成績とポーツマスの「ジャイアントキリングの伝統」

両クラブはかつて同じプレミアリーグに所属していた期間もあり、過去の直接対決ではアーセナルが優位に立ってきました。 直近の公式戦対戦では、アーセナルがアウェーで2-0と勝利しており、相性の面でも有利といえます。

しかし、FAカップにおけるポーツマスの歴史を振り返ると、油断はできません。クラブは2008年シーズンに、当時プレミア上位のマンチェスター・ユナイテッドをオールド・トラッフォードで破り、そのまま優勝を果たした実績があります。 こうした「番狂わせの記憶」が、フラットン・パークの雰囲気をさらに後押しするでしょう。

アーセナルの大幅ローテーション:10人規模の変更へ

プレミアリーグで首位を維持しつつ、FAカップやリーグカップといったカップ戦も戦うアーセナルにとって、過密日程の中でのやりくりが重要になっています。 さらに、このFAカップ3回戦のあとには、チェルシーとのカラバオカップ(リーグカップ)も控えており、主力選手をフル出場させ続けることは現実的ではありません。

そのためミケル・アルテタ監督は、先発メンバーを10人前後入れ替える大幅ローテーションを行う見込みと報じられています。 この変更によって、普段はベンチやカップ戦中心でプレーしている選手や、若手有望株にとっては絶好のアピールの場となります。

報道によれば、アーセナルはそれでもガブリエウ・ジェズスエベレチ・エゼ、さらに若きタレントイーサン・ヌワネリらを起用する可能性があり、メンバーを入れ替えても高いクオリティを維持できるのが強みです。 このように、「ターンオーバーをしながらも勝利を狙える層の厚さ」が、今季のアーセナルの特徴といえます。

カイ・ハヴァーツの負傷状況とアルテタ監督のコメント

アーセナルにとって気になるのが、攻撃と中盤の両方をこなすカイ・ハヴァーツのコンディションです。ハヴァーツはここまで多くの試合で先発出場を続けてきましたが、直近の試合で軽度の負傷が報じられ、FAカップ出場可否が注目されていました。

ミケル・アルテタ監督は試合前の会見で、ハヴァーツの状態について「前向きなアップデート」を行ったと伝えられています。 具体的には、「長期離脱を強いられるような重いケガではない」と強調しながら、出場については慎重な姿勢を見せているとされています。 そのため、このポーツマス戦で無理に起用するよりも、今後のリーグ戦や他のカップ戦を見据えて大事を取る可能性も十分にあります。

いずれにせよ、「ハヴァーツが重傷ではない」という点はアーセナルにとって朗報であり、今後のシーズン全体を考えると非常に大きな意味を持ちます。

ポーツマスの視点:ホームで狙う歴史的アップセット

チャンピオンシップで苦しい戦いが続くポーツマスにとって、FAカップは流れを変えるチャンスでもあります。 とくに、ホームのフラットン・パークでプレミア首位のアーセナルと対戦できることは、選手・サポーター双方にとって大きなモチベーションになります。

直近の成績を見ても、ポーツマスは大敗と勝利・引き分けを繰り返しながらも、決して戦う姿勢を失ってはいません。 守備面での安定と、少ないチャンスを生かす決定力がかみ合えば、ローテーションを行うアーセナル相手に「ワンチャンス」をものにする展開も考えられます。

また、FAカップではすでに今季も、6部相当のマクルスフィールドが、ディフェンディングチャンピオンのクリスタル・パレスを破るという大波乱が起きたばかりです。 こうした「番狂わせの空気」が、ポーツマスにも勇気を与えていると言えるでしょう。

アーセナルの狙い:首位チームの「落とせない初戦」

アーセナルにとって、このFAカップ3回戦は「カップ戦の初戦」でありながら、今季のタイトル獲得をにらんだ重要な一歩です。 すでにプレミアリーグ首位に立ち、戦力的にも成熟度が増しているだけに、国内カップ戦での優勝も視野に入っています。

その一方で、リーグ戦・FAカップ・リーグカップと大会が並行する時期であるため、コンディション管理と負傷リスクの軽減は避けて通れません。 アルテタ監督は、ターンオーバーを行いながらも、試合中の状況に応じて主力を投入するなど、柔軟な采配が求められるでしょう。

また、若手選手や控え組にとっては、監督の信頼を勝ち取る絶好の機会でもあります。たとえば、将来を嘱望されるヌワネリのような若手が、このような舞台で結果を残せば、一気に序列を上げる可能性もあります。 アーセナルにとっては、単に勝敗だけでなく、「チーム全体の底上げ」という意味でも大きな試合です。

日本からの視聴方法:どこで見られる?

日本のファンにとって気になるのが、「この試合をどのプラットフォームで見られるのか」という点です。国内向けの情報によると、今回のポーツマス vs アーセナルは、U-NEXTのサッカーパックでの配信が予定されています。

  • 配信予定:U-NEXT サッカーパック(国内向け案内による)
  • キックオフ:日本時間 2026年1月11日(日)23:00

なお、配信プラットフォームやキックオフ時間は変更される場合もあるため、公式サイトや配信サービス側の最新情報を確認することが推奨されています。

見どころまとめ:10人変更のアーセナルは“波乱”を避けられるか

最後に、この試合の主な見どころを整理してみましょう。

  • プレミアリーグ首位のアーセナルが、チャンピオンシップ下位のポーツマスのホームに乗り込む構図
  • アーセナルは10人規模のスタメン変更が予想され、控え組・若手にとっては大きなアピールチャンス
  • カイ・ハヴァーツの負傷からの回復状況に注目。アルテタ監督は「重傷ではない」としつつ、起用には慎重な姿勢を示していると報じられている
  • ポーツマスは2008年の優勝時にマンチェスター・ユナイテッドを撃破した「ジャイアントキリングの記憶」を持つクラブであり、ホームサポーターの後押しも含めて波乱の可能性を秘めている
  • すでに今季のFAカップでは、6部相当のマクルスフィールドがクリスタル・パレスに勝利するという大番狂わせもあり、「何が起きても不思議ではない」状況
  • 日本からはU-NEXTなどで視聴可能と案内されており、日本時間23時キックオフという見やすい時間帯

アーセナルが選手層の厚さを示しつつ盤石に勝ち切るのか、それともポーツマスが再びFAカップの歴史に名を刻むアップセットを起こすのか。試合前から多くの物語が交錯する、非常に楽しみな一戦となっています。

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