京都開幕の伝統ハンデ戦「日経新春杯」展望 ゲルチュタール&ライラックら有力馬が始動
毎年1月の京都競馬場を彩る伝統の長距離ハンデ重賞、日経新春杯(GⅡ・芝2400m)。
2026年は第73回を迎え、4歳以上の中長距離路線にとって重要な始動戦として大きな注目を集めています。
今年は、菊花賞4着のゲルチュタール、エリザベス女王杯3着のライラックなど、実績馬が揃って参戦予定。
春の天皇賞や宝塚記念へとつながる可能性もあるだけに、各陣営の調整過程や1週前追い切りの内容にもファンの視線が集まっています。
日経新春杯とはどんなレース? レースの位置づけと特徴
日経新春杯は、京都競馬場・芝2400mを舞台に行われる4歳以上・ハンデキャップのGⅡ競走です。
年明け最初のGⅡとして、古馬中長距離路線の「開幕戦」と位置づけられることも多く、ここから飛躍していく馬も少なくありません。
京都芝2400mは、4コーナー奥からスタートし、なだらかなコース形態と長めの直線が特徴とされています。
先行力と末脚のバランス、さらに折り合いの上手さが問われやすく、ハンデ差も加わって予想が難しいレースとしても知られています。
近年の勝ち馬には、その後の重賞戦線で活躍を続ける馬も多く、
昨年はロードデルレイが優勝し、中長距離路線で存在感を示しました。
このように、日経新春杯は単なる年明けの一戦にとどまらず、「ここをステップにどこまで飛躍できるか」を占うレースとしても注目されています。
2026年日経新春杯の概要
- 開催日:2026年1月18日(日)
- 競馬場:京都競馬場
- コース:芝2400m(外回り)
- 条件:4歳以上・ハンデキャップ
- 格付け:GⅡ
- 本賞金(1着):5700万円
フルゲートは18頭で、今年も多くの実力馬・上がり馬が顔を揃える見込みです。
想定出走馬&注目の有力馬 ゲルチュタール&ライラックらが名を連ねる
netkeibaなどの想定情報によると、今年の日経新春杯にはゲルチュタール、ライラックをはじめとした14頭前後が出走を予定しています。
ここでは、話題となっている有力馬を中心に、現在報じられている範囲で整理してみます。
ゲルチュタール 菊花賞4着の実力馬が古馬重賞へ
ゲルチュタールは、昨年の菊花賞で4着と健闘した4歳馬で、スタミナと持続力に優れたタイプとして注目されています。
クラシック最終戦で見せた粘り強い走りから、2400mの舞台でも十分に対応可能と見られており、初の古馬重賞挑戦となる今回が重要な一戦となりそうです。
栗東トレセンからは、ゲルチュタールの1週前追い切りに関する速報も伝えられており、
調整は順調に進んでいる様子が報じられています。
細かなラップタイムや追い切り相手などの詳細は今後も更新されていく見込みですが、年明けからしっかりと負荷をかけた内容が伝えられており、陣営の意欲も感じられます。
菊花賞での好走歴は、長丁場でのスタミナと精神力の裏付けとも言えます。
ハンデ戦となるここでは、背負う斤量とのバランスが鍵となりますが、能力的には上位評価が必要な存在といえるでしょう。
ライラック 有馬記念除外からのスライド出走で巻き返し狙う
ライラックは、昨年のエリザベス女王杯3着の実績を持つ牝馬で、これまで中距離重賞で安定した走りを見せてきた実力馬です。
当初は有馬記念への出走を予定していたものの、除外となり、日経新春杯へのスライド出走という形になりました。
中日スポーツなどの報道によれば、1週前追い切りでは2馬身追走から余裕十分に3馬身抜け出す内容を披露したとされ、
相沢郁調教師は「緩めていないから問題ない」という旨のコメントを出しています。
有馬記念を目標に調整されていた分、コンディションは高いレベルでキープされており、仕上がり面への不安は小さいと見られます。
牝馬でありながらタフな展開にも対応できる持久力と、長くいい脚を使える特徴を持つライラックにとって、
京都芝2400mの舞台は、折り合いさえつけば十分に力を発揮できる条件といえます。
ハンデ次第ではありますが、ここで好走すれば、春の中距離・長距離GⅠへ向けた本格的なステップとなるでしょう。
その他の有力どころ・出走予定馬
このほか、各種専門サイトの想定情報やニュースでは、
サトノグランツ、アロヒアリイ、リビアングラス、サブマリーナなどの名前も日経新春杯の対象馬として挙がっています。
特に、サトノグランツは2024年の日経新春杯(京都開催)で3着に入った実績があり、
京都芝2400mのコース相性という観点から注目される存在です。
昨年は海外遠征も経験しており、今年もこのレースから始動するローテーションが報じられています。
また、アロヒアリイやリビアングラスなど、成長著しい4歳勢の名前もリストアップされており、
上がり馬が古馬の歴戦組にどこまで迫れるかという点も、見どころの一つとなりそうです。
1週前追い切りから見える各陣営の仕上がり
日経新春杯に向けた1週前追い切りは、各陣営の「仕上がり度合い」を把握するうえで重要な材料です。
今回のニュースでも、ライラックとゲルチュタールの調整過程が大きく取り上げられています。
- ライラック:有馬記念を目標に緩めず乗り込まれており、1週前追い切りも余裕十分の内容。
- ゲルチュタール:栗東トレセンでの1週前追い切り速報が伝えられ、順調な調整がうかがえる。
有力馬がしっかりと負荷をかけつつも、動きには余裕が感じられるという報道は、
ファンにとっても「力を出せる態勢が整いつつある」という安心材料と言えるでしょう。
今後の焦点とレース当日までのチェックポイント
日経新春杯は、ハンデの重さや当日の馬場状態、展開次第で着順が大きく入れ替わるレースとしても知られています。
そのため、今後の最終追い切りの内容や、枠順発表、当日の気配なども重要な判断材料となります。
特にチェックしておきたいポイントとしては、次のような点が挙げられます。
- 各馬の最終追い切りのタイムと動き
- 発表されるハンデ重量(実績馬がどれだけ背負うか)
- 京都芝の馬場傾向(差し有利か、先行有利か)
- 有力騎手の騎乗馬の選択
ゲルチュタールのような長距離型の4歳勢と、ライラックやサトノグランツといった古馬実績馬との力関係がどう出るのか。
年明け早々から、ファンの予想意欲を大いにかき立てる一戦になりそうです。
レース当日まで、ニュースサイトやJRAの公式情報で最新の追い切り、出走馬、騎手、ハンデなどを確認しながら、
それぞれの馬の背景やストーリーに思いを馳せてみるのも、日経新春杯をより楽しむポイントといえるでしょう。


