フェアリーステークス2026展望:中山マイルで輝く“激走候補”を探る
3歳牝馬たちが春の大舞台を目指して最初の関門に挑むフェアリーステークス(G3)は、中山競馬場芝1600メートルで行われる伝統の一戦です。2026年は1月11日(日)の中山11Rとして組まれ、全16頭によるフルゲートのレースとして大きな注目を集めています。
この記事では、今年のフェアリーSのポイントを、馬場傾向や過去の傾向、そして「激走が期待される穴馬」まで、やさしい口調でわかりやすく整理してお伝えします。
フェアリーステークスとは?レースの基本情報
- レース名:フェアリーステークス(G3)
- 開催日:2026年1月11日(日) 1回中山4日目
- 開催競馬場:中山競馬場
- 発走時刻:中山11R 15時45分予定
- 距離・コース:芝1600メートル・右回り
- 出走条件:3歳牝馬・オープン(国際)馬齢
- フルゲート:16頭立て
3歳牝馬限定のマイル重賞ということで、この先の桜花賞やオークスへ向けた有力馬が顔をそろえることも多い一戦です。JRAの番組上も、年明け直後に組まれる牝馬重賞として、ローテーション面でも重要なポジションにあります。
2026年フェアリーSの出走馬と枠順のポイント
JRAの公式出馬表によると、今年の第42回フェアリーステークスは16頭立て。1枠1番レオアジャイル、1枠2番ピエドゥラパンをはじめ、内から外までバラエティ豊かなメンバー構成になりました。
出馬表では、各馬の過去成績や血統、そして枠番ごとのコース連対率なども確認できます。とくに中山芝1600メートルはコーナー4つの小回り・急坂という特徴から、器用さと立ち回りの上手さが求められるコースです。
また、オッズ面を見るとピエドゥラパン(1枠2番)が単勝4.3倍前後で1番人気に推されており、内枠の人気馬として注目を集めています。一方で、二桁人気の伏兵も多く、波乱含みのメンバー構成と言えます。
馬場状態と「イン前有利」傾向:直前馬場情報から見えるもの
東スポ系の直前馬場情報では、中山芝コースは「イン前有利」傾向が続いているかどうかが大きなテーマとして取り上げられています。
記事によると、
- 中山開催は前年からの連続開催で、芝の消耗は進んでいる
- 今週からBコースからCコースへと替わり、仮柵で内側をカバーする設定に変更
- これにより、内ラチ沿いの傷んだ部分が保護され、内目の馬場が再び良くなる可能性が高い
こうした条件から、「インをロスなく立ち回れる先行馬」に有利な状況が続いていると分析されています。一方で、馬場の傷み具合やペース次第では、外からの差し脚にも十分に注意が必要とされ、「差し脚警戒の穴馬」も具体的に取り上げられています。
つまり、
- 基本線は内枠・前目の馬が有利
- ただし、ペースが流れれば差し馬が一気に浮上する余地も大きい
という、戦術面で悩ましいコンディションになっていると言えます。
過去のフェアリーステークスに見る「激走パターン」
フェアリーステークスは、昔から波乱が多い牝馬重賞としても知られています。過去10年のデータを振り返ると、人気薄の激走が目立つ年も少なくありません。
たとえば、近年の主な勝ち馬には、
- ファインルージュ(2021年・1回中山4日1着)…のちに重賞戦線で活躍
- スマイルカナ(2020年・1回中山5日1着)…1枠1番から逃げ切り勝ち
- ビービーバーレル(2016年)…3番人気で逃げ切り勝ち
- ライラック(2022年)…その後クラシック戦線でも存在感を示す
また、スポーツ紙の記者や研究員は、昨年のフェアリーSで9番人気エストゥペンダの激走をピタリと当てたことを紹介し、今年も「穴レース」としての妙味に注目していると報じています[0※ニュース内容3]。こうした経緯から、今年も人気薄の台頭が大いに意識されている状況です。
脚質と展開傾向:逃げ馬・差し馬の成績
Umanityなどのデータ分析では、近年のフェアリーSにおける逃げ・先行・差しの脚質別成績が詳しく取り上げられています。
ある集計期間における「逃げ馬」の成績は、
- [2-0-1-10](2勝、3着1回、その他10頭)という数字が示されており
- 馬券に絡んだのは、ビービーバーレル(16年・3番人気1着)、スマイルカナ(20年・3番人気1着)、そして23年の3着馬スピード系の馬など
とくにスマイルカナは最内枠からの逃げ切りで、内枠+先行有利の典型例とされています。
一方、差し馬も決して苦戦しているわけではなく、
- ペースが速くなった年には中団~後方からの差し・追い込みが一気に台頭
- コーナー4つのマイル戦でも、「直線で外に持ち出して伸びる」形が決まるケースも多い
このように、展開次第で有利な脚質がガラリと変わるのがフェアリーSの難しさであり、面白さとも言えます。
2026年フェアリーSの「展開予想」と注目脚質
今年の出馬表には、keibalabによる自動展開予想図も掲載されており、これを参考にすると各馬の位置取りイメージがつかみやすくなっています。
展開図では、
- 逃げ:8番リュク(逃げ想定)
- 先行:16番マカレ、15番ブラッ、14番ヴァリ、9番、7番サンア、6番ノーザ、5番トラス、2番エゴン、1番ピエド、レオアなどが前目
- 中団:13番ヴィス、12番ギリー、11番ギリーズボール、10番ハーディ、3番モルニ、トワニなど
- 後方:4番ビッグなど数頭
逃げ馬が1頭に近い形であれば、ペースが極端に速くならず、先行・内枠有利の流れになる可能性があります。ただし、同型が揃っているわけではないとはいえ、16頭立ての多頭数ですから、外から位置を取りに行く馬がいればペースが上がるシナリオも十分に考えられます。
以上を踏まえると、
- ベースは「イン前有利」を意識しつつ
- ペースが流れた場合に備えた差し脚質の伏兵もチェックしておきたい
というのが、今年のフェアリーSを読み解くうえでの重要なポイントになりそうです。
「差し脚警戒の穴馬」と「好枠の信頼馬」
東スポ系の「直前馬場情報」では、イン前有利のなかでも、あえて差し馬の穴候補が取り上げられており、「差し脚警戒の穴馬」と「好枠の信頼度の高い1頭」の両方に注目する必要性が強調されています。
具体的な馬名や印は紙面・会員向けコンテンツで詳しく解説されていますが、記事の論調としては、
- Cコース替わりで内側がきれいになり、内枠+先行馬は当然ながら有利
- 一方、連続開催の終盤で外差しが決まるケースも増えており、展開ひとつで差し馬が突っ込んでくる可能性も無視できない
- そのため、「人気の先行馬」だけでなく、「人気の盲点になりそうな差し脚質の穴馬」にも目を向けたい
というスタンスです。
また、スポーツ紙の競馬研究員は、昨年のフェアリーSで9番人気エストゥペンダの激走を的中させた実績を強調しながら、今年も得意の穴レースとして燃えていると報じられています[0※ニュース内容3]。このことからも、今年のメンバー構成は、人気サイドと穴馬のバランスという意味で、予想のしがいがある一戦と言えそうです。
過去10年の傾向から見える「好走パターン」
keibalabの「過去10年データ」を見ると、フェアリーSにはいくつかの共通した好走パターンが見えてきます。
- 内~中枠の好走例が多い
中山芝1600メートルという舞台設定上、1~6枠あたりの馬がロスなく立ち回って好走するケースが目立ちます。 - 差し・先行がバランスよく台頭
逃げ切りもあれば、中団からの差し切りもあり、極端にどちらかに偏るわけではありません。その年の馬場状態とペースを読むことが重要になります。 - 人気薄の一発が多い
二桁人気や中穴の馬が馬券に絡むケースもあり、「本命党には難しいレース」とされることもしばしばです。 - その後の重賞戦線で活躍する馬も多い
ファインルージュやライラックなど、このレースをきっかけに飛躍した馬が複数おり、「出世レース」という側面も持っています。
こうした傾向から、2026年のフェアリーSでも、
- 枠順(とくに内~中枠)
- 当日の馬場傾向
- 展開を左右する逃げ・先行馬の顔ぶれ
をしっかりと踏まえたうえで、人気薄の激走候補まで視野に入れることが求められそうです。
JRA公式情報・オッズ動向もこまめにチェックを
フェアリーステークスは、JRAによる3日間開催の中日となる1月11日(日)に行われます。前日発売の対象にもなっており、オッズは前日から刻々と変化していきます。
スポーツナビなどでは、
- リアルタイムの単勝・複勝・馬連・3連複などのオッズ
- 締め切り直前の人気の偏り
を確認することができ、これらを踏まえて「どの馬が本当に買われているのか」「どの馬が人気の盲点なのか」を見極めることも重要です。
また、JRA公式サイトでは、
- 最新の出馬表・枠順
- 当日の馬場発表(良・稍重など)
- レース後の公式成績・払戻
が公開されますので、最終的な判断をする際は、必ず公式情報を参照するようにしましょう。
まとめ:フェアリーステークス2026は「イン前&差し穴」がカギ
2026年のフェアリーステークスは、
- Cコース替わりで内の馬場が回復傾向にあり、イン前有利が基本線
- 一方で、ペースや連続開催の影響によって差し馬の台頭余地も大きく、「差し脚警戒の穴馬」への注目度が高い
- 過去にも9番人気エストゥペンダの激走など、人気薄の好走が目立つレースであり、今年も波乱含み[0※ニュース内容3]
という、非常に戦術的な読みどころの多い一戦となっています。
人気サイドの好枠の先行馬を信頼しつつも、馬場と展開をもう一段深く踏み込んで、「どの差し馬が脚をためてハマりそうか」を考えると、フェアリーSならではの楽しさが一層広がるはずです。
今年も3歳牝馬たちのフレッシュな争いに注目しながら、レース当日のパドックや馬場状態、直前オッズをしっかりチェックして、この「穴の香りがするマイル重賞」を存分に味わってみてください。


