「ディビジョン3」は“怪物級”タイトルへ――シリーズ最新作に寄せられる期待と開発の今
人気TPSシリーズ『ディビジョン(Tom Clancy’s The Division)』の最新作『ディビジョン3』について、新たな公式コメントが明らかになり、世界中のファンのあいだで大きな話題となっています。開発を統括するエグゼクティブプロデューサーのJulian Gerighty(ジュリアン・ジェリティ)氏が、「怪物級(モンスター級)のタイトルになりつつある」「初代に匹敵する衝撃を与える作品を目指している」と語ったことで、その期待値は一気に高まりつつあります。
この記事では、イベントで語られた最新情報を中心に、『ディビジョン3』の開発状況やシリーズの歩み、そしてファンや業界がこのニュースをどう受け止めているのかを、わかりやすく整理してお伝えします。
New Game+ Showcase 2026で語られた「怪物級」の一言
2026年1月9日に配信されたゲームイベント「New Game+ Showcase 2026」のインタビューで、『ディビジョン』シリーズのエグゼクティブプロデューサーであるJulian Gerighty氏は、『ディビジョン3』の開発状況について口を開きました。
同氏は、すでに発表されているとおり『ディビジョン3』が現在開発中であることをあらためて確認したうえで、次のようにコメントしています。
- 「怪物級の作品になりそうだ(It’s shaping up to be a monster)」
- 「『ディビジョン3』はモンスター級のタイトルになりつつある。それ以上は何も言えません」
- 「初代『ディビジョン』と同じくらいのインパクトを与える作品にするべく、熱心に開発に取り組んでいる」
具体的なゲーム内容や舞台設定、発売時期などについては「現時点では明かせることはあまりない」としながらも、開発が順調に進行していることと、AAA級タイトルとして非常に高い目標を掲げていることが強調されています。
シリーズの歩み――初代の「衝撃」とその後
『ディビジョン』シリーズは、スウェーデンのスタジオMassive Entertainmentが開発し、ユービーアイソフトから発売されているオープンワールドTPSです。
- 2016年:シリーズ第1作『Tom Clancy’s The Division』が発売。パンデミック後のニューヨークを舞台に、RPG要素とオンライン協力プレイを融合させたゲームデザインで大きなインパクトを残しました。
- 続編『ディビジョン2』では舞台をワシントンD.C.に移し、装備ビルドやエンドコンテンツがさらに強化され、長期的なサービス運営も行われています。
Gerighty氏が「初代に匹敵する衝撃」と表現している背景には、この第1作が当時のオンラインTPSとして持っていた“新しさ”や“スケール感”があると考えられます。
特に、雪に覆われた崩壊後のニューヨークを再現したオープンワールド環境や、PvEとPvPが交錯する「ダークゾーン」の存在は、多くのプレイヤーに強い印象を残しました。『ディビジョン3』では、そうしたシリーズならではの体験を、現世代向けに再定義しようとしていることが、今回のコメントからうかがえます。
『ディビジョン3』発表からこれまで――続報の少なさと不安
『ディビジョン3』については、2023年9月に開発始動が公式発表されていました。 しかし、その後は目立った情報がほとんどなく、公式サイトでも主に開発スタッフの募集などが中心となっていました。
さらに2025年10月には、開発元であるMassive Entertainmentが組織の見直しを発表し、希望退職者を募るかたちで人員整理を行ったことも報じられています。 この発表を受けて、一部のファンのあいだでは、
- 『ディビジョン3』の開発は本当に順調なのか
- プロジェクトが縮小されたり、方向転換したりしていないか
といった不安の声も上がっていました。
しかし同時に、この人員整理のニュースでは、今後『ディビジョン』シリーズに注力していく方針が示されていたことも伝えられており、シリーズ自体を重視する姿勢は変わっていないことがうかがえます。
「モンスター級」と強調された開発状況
こうした不安がくすぶるなかで行われた今回のインタビューは、ファンにとって「開発継続」と「規模の大きさ」を公式に再確認できた機会となりました。
Gerighty氏は、
- 『ディビジョン3』はすでに発表済みのタイトルであり、
- 開発が進行している最中であること、
- チームが全力で開発に取り組んでいること
をあらためて説明したうえで、「モンスター級のタイトルになりつつある」と強調しています。
「それ以上は何も言えません」と具体的な内容は伏せられたものの、規模・クオリティともに非常に野心的なプロジェクトであることが伝わるコメントです。
「初代に匹敵する衝撃」を目指す理由
インタビューのなかでGerighty氏は、ゲーム内容の詳細は語らない一方で、「初代『ディビジョン』が登場した際と同等のインパクトをもたらせるよう懸命に開発している」と話しています。
初代『ディビジョン』は、当時としては珍しい
- オンラインRPG要素を備えたシームレスなオープンワールドTPS
- 崩壊したマンハッタンの緻密な環境描写
- PvEとPvPが混在するダークゾーンの緊張感
などにより、「新しいタイプの協力シューター」として注目を集めました。
Gerighty氏の発言からは、『ディビジョン3』でも、単なるシリーズ継続ではなく、
- 現行ハード世代ならではのスケール感
- オンラインゲームとしての長期的な遊びの幅
- 世界観や物語の表現力
といった面で、再び市場に強いインパクトを与えることを目標としている姿勢が読み取れます。
正式な発売日・ゲーム内容は依然「未公表」
今回のインタビューで話された内容は、あくまで開発が順調に進行していることとプロジェクトの規模・意気込みに関するコメントであり、
- 発売日
- 対応プラットフォーム
- 舞台となる都市や世界観の詳細
- ゲームシステムの具体的な新要素
などについては、公式にはまだ発表されていません。
一部のメディアやコミュニティでは、今後の大型イベントなどで続報が出るのではないかという見方もありますが、現時点で開発元・パブリッシャーから具体的なスケジュールは示されておらず、正式な追加情報を待つ段階と言えます。
ファンコミュニティの反応――安堵と高まる期待
情報が少ない期間が続いていただけに、「怪物級」「初代に匹敵する衝撃」といった力強い表現は、ファンコミュニティにとって大きな安心材料となっています。動画配信やSNSでも、
- 『ディビジョン3』の存在があらためて公式に確認できたことへの安堵
- 「モンスター級」という表現から感じられる大規模プロジェクトへの期待
といった声が目立ちます。
過去作を振り返る動画や、これから備えておきたい要素をまとめたコンテンツも増えつつあり、コミュニティ全体として「続報に備えて準備を始める」空気感が生まれています。
開発スタジオの体制と今後への視線
2025年10月のMassive Entertainmentにおける人員整理のニュースは、多くのファンに不安を与えましたが、その一方で「今後は『ディビジョン』シリーズに力を入れていく」という方針も示されていました。
今回のGerighty氏のコメントは、その方針が形になりつつあることを裏付ける内容と言えます。シリーズを統括する立場から、
- 『ディビジョン3』の開発継続
- モンスター級のタイトルを目指す姿勢
をあらためて伝えたことで、ファンとしては「長く続くオンラインタイトルとしての進化」に対する期待も高まっています。
今わかっていること・わかっていないことの整理
最後に、『ディビジョン3』について現時点で公式に語られているポイントを、簡単に整理しておきます。
- 開発状況:2023年に開発始動が発表されており、現在も開発進行中。
- コメント:
- 「怪物級(モンスター級)の作品になりそう」
- 「初代『ディビジョン』と同じくらいの衝撃を与えることを目指している」
- 「現時点ではこれ以上話せない」
- 発売日・対応機種:未公表。
- ゲーム内容の詳細:舞台設定やシステムの具体的な情報は、まだ明かされていない。
- 開発体制:開発元Massive Entertainmentで2025年に人員整理が行われたものの、『ディビジョン』シリーズに注力する方針が示されている。
このように、実際のゲーム内容に関する情報はほとんど出ていない一方で、開発の継続とプロジェクトの規模の大きさが公式に再確認されたことは、シリーズファンにとって大きなニュースとなりました。
『ディビジョン』シリーズは、オンライン協力プレイとRPG要素が融合した独自のゲーム性から、長年にわたり根強い支持を集めてきました。『ディビジョン3』がどのような形で“モンスター級”のタイトルとして姿を現すのか、そして本当に「初代に匹敵する衝撃」をもたらしてくれるのか、今後の続報に注目が集まっています。



