スーパー戦隊の歴史に区切りをつける一作「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー」3月20日公開へ
スーパー戦隊シリーズ50周年、そして「VSシリーズ」30周年という大きな節目にふさわしい作品として、Vシネクスト「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー」が、2026年3月20日(金)から期間限定で劇場上映されることが発表されました。
本作は、現在テレビ朝日系列で放送中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」と、2024年2月まで放送されていた「爆上戦隊ブンブンジャー」がクロスオーバーする作品であり、「全ての戦いに終止符を――。」というキャッチコピーが示すとおり、シリーズの集大成として大きな注目を集めています。
「VSシリーズ」30周年&スーパー戦隊50周年の集大成
「ゴジュウジャーVSブンブンジャー」は、1996年の『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』から続く「VSシリーズ」の最新作であり、その歴史は今年で30周年を迎えます。
スーパー戦隊シリーズそのものも50周年という大きな節目にあり、さらに「VSシリーズ」は今作で32作目となることが明らかになっています。 こうした長い歴史の上に作られる本作は、「シリーズの集大成」として位置づけられ、ファンからも「一つの区切りとなる作品」として期待されています。
また、本作はVシネクストとして制作され、劇場での期間限定上映の後、Blu-ray&DVDが発売される形式を取っています。 3月20日から、東京・新宿バルト9ほか全国の劇場で順次期間限定上映され、パッケージ版は7月29日(水)にリリースされる予定です。
夢の共演:ゴジュウジャーとブンブンジャーとはどんな戦隊?
今回共演する「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」は、指輪の力で「最高最強のナンバーワン」を目指す戦隊として描かれているシリーズです。 メンバーがそれぞれ「ナンバーワン」を掲げながらも、チームとしての絆や成長を描くのが特徴とされています。
一方の「爆上戦隊ブンブンジャー」は、車をモチーフにした、“バクアゲ”なテンションとスピード感が魅力の戦隊作品です。 2024年2月までテレビ放送され、多彩なメカアクションと爽快なドライブ感あふれるバトルで支持を集めました。
この二つの戦隊は放送時期こそ異なるものの、ファンのあいだでは「いつか共闘してほしい」と期待されてきた組み合わせであり、今回の「VS」参戦によって、その夢が現実のものとなりました。
ティザービジュアルが示す「終わり」と「始まり」
公開情報と同時に解禁されたティザービジュアルには、ゴジュウレッド/遠野吠の新たな姿である「セイントゴジュウウルフ」と、チャンピオンジャケットを羽織ったブンレッド/範道大也の姿が大きく描かれています。
背景には宇宙空間が広がり、その中にゴジュウジャーとブンブンジャーそれぞれのエンブレムが浮かび上がる構図で、二大戦隊の“運命的な共闘”を印象づけるビジュアルになっています。
キャッチコピーは、
- 「全ての戦いに終止符を――。」
- 「全ての戦いに終止符を──エンゲージ!!」
といった言葉が用いられており、「戦いの終わり」を強く意識させるフレーズが並びます。特に“エンゲージ”という言葉は、ゴジュウジャーの「指輪」のモチーフともリンクしており、物語の核心を象徴するキーワードとして受け止められています。
物語の始まり:ユニバースNo.1怪人「ユニバースノーワン」の襲来
物語は、ブンレッド/範道大也たちブンブンジャーが、レースイベント「ビッグバングランプリ(BBG)」に参加しているところから始まります。
レースは盛り上がりを見せていましたが、そこにユニバースNo.1怪人「ユニバースノーワン」が出現。彼が引き起こした「ユニバース融合」により、数多の並行宇宙が混ざり合い始め、BBGは突如として中断されてしまいます。
この「ユニバース融合」は、並行世界同士が無秩序に重なり合う現象で、放っておけば世界そのものが崩壊してしまう危険な事態であることが、後に判明します。 こうしたスケールの大きな危機設定は、シリーズの節目を飾る作品にふさわしい、“宇宙レベル”の物語を予感させます。
変わってしまった遠野吠:セイントゴジュウウルフ初登場
ユニバースノーワンの出現によって、ブンブンジャーたちは絶体絶命の状況に追い込まれます。 その窮地を救うかのように姿を現すのが、地球に帰還した遠野吠(ゴジュウレッド)です。
しかし、ここで大きな異変が起こります。これまで荒々しい一面も見せていた吠が、まるで別人のように「光のように品行方正」な人物へと変貌しているのです。
吠は新たな姿「セイントゴジュウウルフ」へとエンゲージし、「戦いを終わらせる」と宣言。 その力で空間を切り裂き、ゴジュウジャーとブンブンジャーのメンバー計8人を異空間へと飛ばしてしまいます。
ここで観客に突きつけられるのは、
- なぜ吠は人格までも変わってしまったのか
- 「戦いを終わらせる」という彼の真意はどこにあるのか
- セイントゴジュウウルフという新形態は、味方なのか、それとも……
という大きな謎です。公式の発表でも、「変わってしまった吠の真の目的とは?」という一文が添えられており、彼の変化が本作の重要な軸となることが示されています。
世界崩壊のカウントダウン:ユニバース融合を止めろ
異空間へ飛ばされてしまったゴジュウジャーとブンブンジャーですが、細武調とブーケからもたらされた情報によって、状況の重大さを知ることになります。
それによると、ユニバースノーワンが引き起こしたユニバース融合が進行すれば、世界は崩壊してしまうというのです。 ゴジュウジャーとブンブンジャーは、異空間という不利な状況に置かれながらも、なんとしてもノーワンを倒さなければならないという使命を背負います。
二大戦隊が直面するのは、単なる怪人との戦いではなく、「多元宇宙の崩壊」という、これまで以上に大きなスケールの危機です。スーパー戦隊シリーズの50年におよぶ歴史の集大成であることを感じさせる、大きなテーマが提示されています。
「全ての戦いに終止符を」――シリーズとしての一区切り
本作のキャッチコピーに繰り返し用いられている「全ての戦いに終止符を」という言葉は、劇中の物語だけでなく、シリーズ全体に対するメッセージ性も感じさせます。
今回の作品は、
- スーパー戦隊シリーズ50周年
- 「VSシリーズ」30周年
- VSシリーズとして32作目の節目
という条件が重なったタイミングで制作されています。 さらに、報道では「シリーズの集大成」「シリーズの終了も明らかになったタイミング」といった言葉も用いられており、長く続いてきた「VS」企画に一つの区切りがつけられる作品でもあるとされています。
ティザービジュアルに並ぶ二人のレッドの姿や、「エンゲージ」というキーワードは、「終わり」であると同時に、新たな「始まり」を象徴しているようにも受け取れます。長年作品を支えてきたファンにとっては、感慨深い一作となりそうです。
上映形態と今後の展開
Vシネクスト「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー」は、
- 2026年3月20日(金)より、新宿バルト9ほかで期間限定上映
- 2026年7月29日(水)にBlu-ray&DVD発売
というスケジュールが発表されています。
上映館は今後順次拡大・発表されていく見込みで、劇場での大スクリーンならではの迫力ある戦闘シーンや、両戦隊の共闘を楽しみたいファンにとっては、見逃せない機会となるでしょう。
また、特報映像では既にゴジュウジャーとブンブンジャーの姿が確認でき、セイントゴジュウウルフのビジュアルもお披露目されています。 本編では、どのようなアクションやドラマが待ち受けているのか、今後の続報にも期待が高まります。
子どもも大人も楽しめる「世代をつなぐ」一本に
スーパー戦隊シリーズは、子どもたちにとっては「今この瞬間のヒーロー」であり、大人のファンにとっては「かつて自分が夢中になったヒーロー」を思い出させてくれる存在でもあります。
今回の「ゴジュウジャーVSブンブンジャー」は、
- 現在放送中の最新戦隊「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」
- 少し前に放送が終わった「爆上戦隊ブンブンジャー」
という、世代の近い二つの戦隊が共闘することで、今の子どもたちと、少し前からシリーズを見続けてきたファン、そして長年シリーズを追いかけてきた大人のファンを、やさしくつないでくれる作品になりそうです。
遠野吠の変化や、新たな形態セイントゴジュウウルフの登場、そしてユニバースノーワンとの決戦など、ストーリーの面でも大きな見どころが用意されており、「わかりやすいヒーロー作品」でありながら、シリーズを追いかけてきた人ほど深く楽しめる厚みを持った一本になっているといえるでしょう。
「全ての戦いに終止符を――。」という言葉が、スクリーンの中でどのような形で描かれるのか。ゴジュウジャーとブンブンジャー、二大スーパー戦隊の熱い共闘に期待が高まります。



