『ディビジョン3』は「怪物級」の最新作に? プロデューサーが語ったシリーズの現在地

世界的な人気を誇るオープンワールドTPSシリーズ『Tom Clancy’s The Division(ディビジョン)』の最新作、『ディビジョン3』に関する新たなコメントが明らかになりました。シリーズを統括するエグゼクティブプロデューサーのJulian Gerighty(ジュリアン・ジェリティ)氏が、「“怪物級(モンスター級)になりつつある”」と表現するほど、手応えを感じているタイトルになっているようです。

本記事では、現在分かっている『ディビジョン3』の最新情報や、開発体制の動き、シリーズファンが注目すべきポイントを、やさしい言葉で整理してお伝えします。

「怪物級になりつつある」――開発責任者が語った『ディビジョン3』への自信

Ubisoftは1月9日、ゲームイベント「New Game+ Showcase 2026」にて、『ディビジョン』シリーズのエグゼクティブプロデューサーであるJulian Gerighty氏による最新コメントを公開しました。

Gerighty氏は番組内およびインタビューで、『ディビジョン3』について次のように述べています。

  • 『ディビジョン3』はモンスター級のタイトルになりつつある
  • 「これ以上話せることはないが、初代『ディビジョン』と同じくらいの衝撃を与える作品を目指して、熱心に開発している」

現時点で、ゲーム内容の詳細はほとんど明かされていませんが、プロジェクトの手応えや規模感については、かなりの自信を持っていることがうかがえます。Gerighty氏は「それ以上は何も言えない」と前置きしつつも、シリーズの原点に匹敵するインパクトを目指していると語っており、開発陣が大きな野心をもって取り組んでいることが伝わってきます。

『ディビジョン3』とはどんな作品? 現在明かされている基本情報

『ディビジョン3』は、2023年9月に正式発表されたシリーズ最新作です。

現時点で公式に明らかにされている情報は、多くありませんが、主なポイントは次の通りです。

  • シリーズ最新作として2023年9月に発表されたタイトルであること
  • 開発が進行中であることが、改めてプロデューサーから確認されたこと
  • ゲームプレイや舞台設定などの具体的な内容はまだ非公開であること

Ubisoft側は、「開発が進められている」という事実以外の具体的なディテールについては慎重な姿勢を崩しておらず、プラットフォーム、発売時期、ゲームシステムの細部などは一切公表されていません。

ただし、「初代に匹敵する衝撃」という表現から、シリーズの原点である『Tom Clancy’s The Division』が持っていた、“未知のウイルスによって崩壊した都市を舞台にした協力型オンラインTPS”というコンセプトに匹敵する、新たな体験やスケールの大きさが盛り込まれている可能性が示唆されています。

シリーズの歩み:初代から続くオープンワールドTPSの代表格

ここで、シリーズ全体の流れも少し振り返っておきましょう。『ディビジョン』シリーズは、スウェーデンのMassive Entertainmentが開発し、Ubisoftから発売されているオープンワールドTPSです。

  • 『Tom Clancy’s The Division』(初代)
    2016年に発売されたシリーズ第1作。パンデミック後のニューヨークを舞台とし、オンライン協力プレイとRPG要素を組み合わせたゲームシステムが高く評価されました。
  • 『Tom Clancy’s The Division 2』
    その後に続いた第2作では、ワシントンD.C.を舞台に、より広大なマップとコンテンツを追加。長期運営型タイトルとしてアップデートも継続されました。

この流れを受けて登場する『ディビジョン3』は、シリーズの「正統続編」として位置付けられており、過去作品のDNAを引き継ぎながらも、新たな驚きを与える作品になることが期待されています。

一時は「希望退職」も――揺れる開発体制と「選択と集中」

『ディビジョン3』を語るうえで避けて通れないのが、シリーズを支える開発スタジオMassive Entertainmentの組織再編です。

2025年10月、Massive Entertainmentは組織の見直しを発表し、「希望退職者の募集」を行っていたことが報じられました。

この人員再編は、単純な縮小ではなく、

  • 『ディビジョン』シリーズ
  • その基盤となるゲームエンジンや開発ソフトウェア

といった、スタジオの柱となる領域へリソース(開発資源)を集中するための施策であると説明されています。

つまり、開発チームの体制を整えたうえで、『ディビジョン3』を含むシリーズ作品をより重視し、強化していく方針が打ち出されたといえるでしょう。

こうした再編の最中に飛び出したのが、「『ディビジョン3』はモンスター級のタイトルになりつつある」というGerighty氏の言葉です。 組織の「選択と集中」の結果が、徐々に作品として形をなしつつあることを示す発言と受け止められています。

ファンが注目すべきポイント:今は「進捗報告」の段階

現時点の『ディビジョン3』に関する情報は、主に「開発が順調に進行している」という進捗報告の範囲にとどまっています。

そのため、具体的なゲーム内容を想像したくなるところですが、公式にはまだ次のような情報は出ていません。

  • ゲームの舞台となる都市や地域
  • ストーリーの詳細や主要キャラクター
  • 新システムやゲームモードの具体像
  • 発売時期や対応プラットフォーム

一方で、「初代に匹敵する衝撃」「モンスター級のタイトル」といったコメントからは、シリーズの節目となるような大掛かりなプロジェクトとして進められている印象が強く、Ubisoftにとっても重要度の高いタイトルとして位置付けられていることが伝わってきます。

『ディビジョン』シリーズは、オンライン協力プレイとRPG要素、現代に近い近未来的な世界観をミックスしたスタイルで、多くのプレイヤーに支持されてきました。『ディビジョン3』では、その基本を受け継ぎながら、技術面やコンテンツボリューム、遊び方の自由度など、さまざまな面での進化が期待されます。

今後の続報にどう備える? ファン視点での楽しみ方

情報がまだ限られている段階だからこそ、ファンとしては次のような点に注目しながら続報を待つとよいでしょう。

  • 公式イベントや配信での新発表
    今回のように「New Game+ Showcase」のようなイベントで、進捗や新情報が小出しにされる可能性があります。 Ubisoft関連のショーケースや、業界イベントにおける発表にも注目です。
  • シリーズ公式サイトやUbisoftのニュースページ
    これまでも『ディビジョン』シリーズ関連の開発アップデートは、公式サイトを通じて発信されてきました。 『ディビジョン3』に関するメッセージや開発ブログが掲載される可能性もあります。
  • 開発スタジオの動き
    Massive Entertainmentの組織体制や開発アップデートのニュースは、『ディビジョン3』の開発状況にも間接的に関わってきます。

いまのところ、ファンができるのは「正式な情報を待つこと」ではありますが、プロデューサー自らが「怪物級」と表現するほどのタイトルということで、期待値は自然と高まっているといえるでしょう。

まとめ:シリーズ最新作『ディビジョン3』はいま「怪物級」への成長期

ここまでの情報を整理すると、『ディビジョン3』は次のような状況にあるといえます。

  • 2023年9月にシリーズ最新作として正式発表されたタイトルである
  • 2026年1月時点で、開発が進行中であることが改めて確認された
  • エグゼクティブプロデューサーのJulian Gerighty氏が、「モンスター級のタイトルになりつつある」「初代と同じくらいの衝撃を与える作品を目指している」とコメントしている
  • 一方で、ゲーム内容の具体的な情報はまだほとんど公開されていない
  • シリーズの開発元Massive Entertainmentは2025年に組織再編と希望退職募集を行い、『ディビジョン』シリーズや関連技術へのリソースを集中する方針を示している

「怪物級」「モンスター級」という力強い言葉は、それだけ開発チームがこのプロジェクトに手応えと覚悟を持っている証ともいえます。初代『ディビジョン』がゲーム業界にもたらしたインパクトに並ぶ、あるいはそれを超えるような体験がどのような形で提示されるのか、ファンの期待は高まるばかりです。

具体的な発売日やゲーム内容はまだベールに包まれていますが、シリーズの新たな節目となるであろう『ディビジョン3』。今後の公式発表やイベントでどのような情報が明かされるのか、引き続き注目していきたいところです。

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