第104回全国高校サッカー選手権、いよいよ決勝へ――歴史と現在が交差する“冬の国立決戦”
第104回全国高校サッカー選手権大会は、いよいよクライマックスとなる決勝戦を目前に控えています。
国立競技場で行われる準決勝、そしてその先に待つ決勝へ向けて、今大会の流れや4強の特徴、「歴代決勝カードと名門校の歩み」などを、わかりやすく整理してお伝えします。
全国高校サッカー選手権とは?“冬の風物詩”が104回目
第104回大会は、日本サッカー協会(JFA)が主催する高校年代最大のトーナメントで、46道府県の代表校と東京都2校の計48校が頂点を目指して戦っています。
期間は2025年12月28日~2026年1月12日。開幕戦から全国各地の会場で熱戦が続き、1月4日の準々決勝を経て、残るは準決勝(1月10日)と決勝(1月12日)のみとなりました。
決勝は1月12日、国立競技場で14時05分キックオフの予定です。
高校サッカーの聖地・国立で、今年も新たなドラマが生まれます。
準決勝の舞台・MUFGスタジアム(国立)で当日券販売
大会終盤に向け、注目度がさらに高まっているのが準決勝(1月10日@MUFGスタジアム=国立競技場)です。
日本サッカー協会は公式サイトで、この準決勝について当日券を販売することを案内しています。
会場表記としては「MUFGスタジアム(国立競技場)」とされており、国立競技場をネーミングライツによって呼称したものです。
準決勝2試合が同じ会場・同日で行われるため、サッカーファンにとっては1日を通して高校サッカーを堪能できるまたとないチャンスとなっています。
準決勝カードとキックオフ時間
準決勝は、以下の2試合が予定されています。
- 第1試合:尚志(福島) vs 神村学園(鹿児島)
キックオフ予定:12時05分 - 第2試合:鹿島学園(茨城) vs 流通経済大柏(千葉)
キックオフ予定:14時20分
この4校が勝ち上がってきたことで、決勝は「初優勝校が誕生するのか」「名門校が再び栄冠をつかむのか」といった、多くの見どころが生まれています。
ベスト4までの道のり:4強それぞれの戦績
各校のこれまでの戦いぶりを見ると、それぞれに色の違う強さが見えてきます。
尚志(福島)――堅守と勝負強さで初優勝を狙う
尚志は、今大会で初優勝を目指すチームのひとつです。
ここまでの戦績は次の通りです。
- 1回戦:高松商(香川)に6-0で快勝
- 2回戦:山梨学院(山梨)に2-1で勝利
- 3回戦:神戸弘陵学園(兵庫)に1-0で競り勝ち
- 準々決勝:帝京長岡(新潟)を1-0で下しベスト4進出
序盤は大量得点もありましたが、3回戦以降は1点差ゲームをものにする勝負強さが光っています。守備の安定感を土台に、少ないチャンスをモノにできるかが、準決勝・決勝でも大きなポイントとなりそうです。
神村学園(鹿児島)――夏冬2冠がかかる攻撃力抜群のチーム
神村学園も尚志と同じく選手権初優勝を狙うチームですが、すでに夏の高校総体(インターハイ)を制しており、今大会を制すれば2冠となります。
ここまでの戦績は以下の通りです。
- 2回戦:東海学園(愛知)に6-0の大勝
- 3回戦:水口(滋賀)に4-0で快勝
- 準々決勝:日大藤沢(神奈川)に4-1で勝利
毎試合のように複数得点を奪う攻撃力の高さが際立ち、準々決勝ではエース倉中悠駕選手が4得点を記録しています。
尚志との準決勝では、「尚志の堅守」対「神村学園の強力攻撃陣」という対照的な構図が楽しみです。
鹿島学園(茨城)――粘り強さで初の頂点を目指す
鹿島学園も選手権初優勝を目指す1校で、茨城県の強豪として知られます。
準々決勝では、大阪の強豪・興國を3-1で破り、国立への切符をつかみました。
攻守にバランスが良く、接戦をものにする力も備えています。流通経済大柏との準決勝は、同じ東日本勢同士の戦いでもあり、ハイレベルな試合が予想されます。
流通経済大柏(千葉)――名門復活へ、86回大会以来の優勝を狙う
千葉の名門・流通経済大柏は、過去に全国制覇の経験がある伝統校です。今大会では第86回大会以来の優勝を目指しています。
準々決勝では、大津(熊本)との接戦を2-1で制してベスト4進出を決めました。
これまでにも多くのJリーガーを輩出してきた名門として、今大会でも選手層の厚さや試合運びの巧みさが注目されています。
4強に共通する“選手層”の厚さ――Jクラブ内定選手がベンチに控える理由
今大会のベスト4校については、「選手層の厚さ」が大きな共通点として挙げられています。
一部の報道では、「Jクラブ内定選手がベンチに控えるほどレベルの高いメンバー構成」が話題になっており、スタメンだけでなく、途中出場の選手でも試合の流れを変えられる力を持つことが強みとされています。(ニュース内容2)
高校年代ながら、チーム内の競争が非常に激しく、メンバー争いのレベルがそのままチーム力の向上につながっている構図です。
また、Jクラブへの内定を得ている選手があえてベンチからスタートするケースもあり、これは
- 対戦相手との相性
- チーム戦術上のバランス
- 試合の流れを見越した“切り札”としての起用
といった総合的な判断によるものとされています。
「個の力」だけでなく、「チームとしての完成度」に重きが置かれていることが、今大会4強の特徴と言えるでしょう。
歴代決勝カードと優勝回数ランキング――“最多優勝校”はどこ?
第104回大会まで長い歴史を持つ全国高校サッカー選手権には、数々の名勝負と名門校の物語が刻まれてきました。
ニュース内容3では、「歴代決勝カード」と「優勝回数ランキング」がまとめられ、サッカーファンから大きな関心を集めています。
歴代の決勝には、今やJリーグや日本代表で活躍する選手たちが多数登場しており、「冬の選手権からプロの舞台へ」という流れは、今も変わらない大きな魅力です。
また、「最多優勝校」として名前が挙がる名門校は、多くのJリーガーを輩出してきたことで知られ、全国的なブランド力を持つ存在となっています。(ニュース内容3)
こうした学校は、単に勝利を重ねるだけでなく、「選手育成」「進路サポート」「指導体制」などの面でも高い評価を受けており、高校サッカー界全体のレベルアップを牽引してきました。
名門校が生む“プロへの道”と104回大会の位置づけ
全国高校サッカー選手権は、これまでに多くのプロサッカー選手を輩出してきました。
歴代決勝の舞台に立った選手の中から、日本代表や海外リーグで活躍するスター選手が生まれていることも珍しくありません。
今大会の4強にも、Jクラブ内定選手や、将来のプロ入りが期待される逸材が多数在籍しているとされます。(ニュース内容2)
彼らにとって、選手権決勝のピッチは、「高校生活の集大成」であり、「プロへの第一歩」とも言える特別な舞台です。
決勝に向けた注目ポイント
まだ決勝のカードは、準決勝2試合の結果が出るまで確定しません。
しかし、すでにいくつかの注目テーマが見えてきています。
- 初優勝校誕生の可能性
尚志、神村学園、鹿島学園はいずれも選手権初優勝を目指しています。 どのチームが決勝に進んでも、「初の頂点」のかかった試合になる可能性があります。 - 名門・流通経済大柏の復権
過去の優勝経験を持つ名門が、再び国立の頂点に立てるかどうか。 歴代の名門校としての意地が試されます。 - “攻撃 vs 守備”の構図
大量得点を武器とするチームと、堅い守備と勝負強さを持つチームという対照的なスタイルのぶつかり合いは、戦術面でも見どころ十分です。 - ベンチも含めた総合力
J内定選手を含む厚い選手層をどう使いこなすかは、指揮官の腕の見せどころです。(ニュース内容2)
テレビ中継・配信も充実、全国が見守る決勝戦へ
今大会の試合は、テレビ中継やインターネット配信を通じて全国に届けられています。
決勝戦についても、地上波での生中継が予定されており、特別ゲストとして日本代表監督経験者を迎えるなど、メディア面でも大きな盛り上がりが見込まれています。
会場での観戦が難しい人でも、自宅やスマートフォンから国立決戦の様子を見守ることができます。
スタンドの声援と、画面越しの応援が一体となって、選手たちの背中を押すことでしょう。
高校サッカーが持つ“物語性”と第104回大会
高校サッカー選手権が長年愛されてきた理由のひとつに、「一発勝負のトーナメント」ならではのドラマがあります。
・強豪校がまさかの敗退を喫する番狂わせ
・無名だった選手が、一気に脚光を浴びる活躍を見せる瞬間
・仲間との最後の大会にすべてを懸ける3年生たちの姿
こうした一つひとつのシーンが多くの人の心を揺さぶり、「また来年も見たい」と思わせてくれます。
第104回大会も、そうした高校サッカーの本質的な魅力を改めて感じさせてくれる戦いとなっています。
決勝のピッチに立つのはどの高校か
準決勝を戦う尚志・神村学園・鹿島学園・流通経済大柏の4校は、それぞれに違った歴史とスタイルを持っています。
しかし、どのチームにも共通しているのは、「このメンバーでサッカーができる時間はもうわずか」という想いと、「悔いのない90分を」という強い気持ちです。
国立競技場という特別な舞台で、どのような決勝カードが実現し、どの高校が新しい歴史の1ページに名前を刻むのか。
最後の笛が鳴るその瞬間まで、目が離せない戦いが続きます。



