年末年始は「吉本新喜劇」づくし!テレビも劇場も“初笑い”はこれで決まり
2025年の年末から2026年の年明けにかけて、吉本新喜劇関連の企画がテレビでも劇場でも一気に展開されます。年末スペシャル放送に加え、話題を集めた『よしもと新喜劇 人気ギャグランキング』の再放送、そして新春恒例となった神戸・こくさいホールでの新喜劇&漫才公演と、まさに「よしもと新喜劇まつり」と呼ぶにふさわしいラインナップです。
ここでは、発表されている3つのニュース内容をもとに、年末年始に楽しめる吉本新喜劇関連の見どころを、やさしい言葉でわかりやすく整理してご紹介します。
年末はMBSで「よしもと新喜劇年末SP」&人気ギャグランキングをおさらい
まず注目したいのが、MBSで放送される『よしもと新喜劇年末SP』と、すでに大きな反響を呼んだ『よしもと新喜劇 人気ギャグランキング 関西人が選んだBEST66』の再放送です。
吉本新喜劇は2025年で66周年を迎え、その節目に合わせてさまざまな企画が行われています。その中でも、「関西人1000人にアンケートを行い、“好きな新喜劇ギャグ”のベスト66を決める」というコンセプトで制作されたのが、『よしもと新喜劇 人気ギャグランキング 関西人が選んだBEST66』です。
この番組では、長い歴史の中で生まれた数々の名ギャグから、世代を超えて愛されてきたものがランキング形式で登場します。ギャグ自体の映像はもちろん、「どうやって生まれたのか」「当時の客席の反応はどうだったのか」といった誕生秘話も紹介され、新喜劇ファンにとってはたまらない内容になっています。
MCを務めるのは、かつて新喜劇の舞台にも立ち、現在はバラエティ番組でもおなじみの今田耕司さん。今田さんは番組内で、
「関西人のDNAに組み込まれている吉本新喜劇というものを、子どもの頃に見ていたものから、大人になって出会ったギャグまで思い出しながら、家族で楽しんでほしい」
と語り、新喜劇がいかに関西の日常と深く結びついた存在であるかをあらためて伝えています。
番組では、人気ギャグのVTRだけでなく、
- 名物キャラクター・茂造の「階段落ち」の裏側に迫るクイズ
- 島木譲二さんの“武勇伝”を当てる企画
- Mr.オクレさんを探す「街に溶け込むオクレをさがせ!」
- 長年衣装を支えてきた「大槻衣裳」でのロケVTR
など、新喜劇の歴史を幅広く掘り下げるコーナーも展開されました。
この『人気ギャグランキング』が、年末から年始にかけて再放送されるというのが、今回のニュース内容1です。年末に放送される『よしもと新喜劇年末SP』と合わせて楽しめるように編成されており、自宅でゆっくりと笑い納め・笑い始めをしたい方にはぴったりの企画といえるでしょう。
年末SPには、間寛平さん、すっちーさん、酒井藍さん、アキさん、吉田裕さんなど、現在の新喜劇を支える人気座員が勢ぞろい。なんばグランド花月で収録されたスペシャルな芝居が放送される予定で、劇場さながらの臨場感ある笑いが、お茶の間に届けられます。
「吉本新喜劇・漫才の豪華2本立て」こくさいホールで2026年の初笑い
次に紹介するのは、ニュース内容2として挙げられている「吉本新喜劇・漫才の豪華2本立て! 2026年の初笑いはこくさいホールから」という公演情報です。
チケットぴあなどのプレイガイドを通じて販売されるこの公演は、神戸国際会館こくさいホールを会場に、新春らしい華やかな顔ぶれが集まるステージとして毎年人気を集めています。ニュース内容からは詳細な出演者名までは読み取れませんが、「新喜劇」と「漫才」の二本立てという構成は、吉本ならではの豪華さです。
漫才パートでは、テレビでおなじみのコンビから劇場で活躍する実力派まで、幅広い世代の芸人が登場するのが通例で、テンポの良いしゃべくりとボケ・ツッコミの応酬で客席を一気に温めます。その流れを受けて登場するのが、新春特別編成の吉本新喜劇です。
新喜劇パートは、正月らしい華やかな舞台設定や、ご利益がありそうな(?)キャラクターが登場することも多く、「新年最初に大笑いして、いい1年のスタートを切りたい」というお客さんの期待にしっかり応える内容になっています。家族連れから友人同士、カップルまで、幅広い層が一緒に楽しめるのが大きな魅力です。
ニュース内容2のポイントは、
- 新喜劇と漫才を一度に楽しめるというお得感
- 神戸・こくさいホールというアクセスの良い会場
- 「2026年の初笑い」として、年明け早々に足を運びやすい日程
にあります。テレビで新喜劇を見ている方も、「一度は生で見てみたい」と思っている方は多いはず。劇場でしか味わえない、アドリブ満載の“生の笑い”を体験できる貴重な機会といえるでしょう。
新春恒例・神戸での新喜劇公演 1月2日〜5日は間寛平が座長
そしてニュース内容3として紹介されているのが、「新春恒例!神戸で新喜劇 1月2~5日 間寛平が座長」という公演です。
こちらも会場は神戸方面で、新春の風物詩としてすっかり定着している新喜劇公演です。期間は1月2日から5日までの4日間。お正月休みのタイミングに合わせて設定されているため、初詣や初売りと組み合わせて観劇を楽しむ方も多い公演です。
この公演の大きな特徴は、座長を務めるのが間寛平さんである点です。間寛平さんは、新喜劇のベテラン座員でありながら、マラソン企画やトライアスロンなど体を張ったチャレンジでも知られる存在。舞台上でも、その持ち前の明るさとエネルギーで客席を巻き込むパワフルな座長です。
間さんが座長を務める新喜劇は、豪快なギャグに加え、どこか人情味あふれるストーリー展開が魅力です。お正月にふさわしい、笑いと少しの感動が詰まった芝居になることが期待されます。
新春公演が「恒例」とされていることからもわかるように、神戸の人々にとっては「正月といえば吉本新喜劇」というイメージがすっかり定着しています。毎年欠かさず足を運ぶリピーター客も多く、世代を超えた家族行事の一つとして楽しまれているのが特徴です。
テレビも劇場も「吉本新喜劇まつり」 年末年始ならではの楽しみ方
ここまで見てきたように、
- MBSでの『よしもと新喜劇年末SP』放送
- 『よしもと新喜劇 人気ギャグランキング 関西人が選んだBEST66』の再放送
- 神戸国際会館こくさいホールでの「新喜劇+漫才」豪華二本立て
- 1月2~5日に行われる間寛平座長の新春神戸公演
と、年末年始はまさに「よしもと新喜劇まつり」と呼ぶにふさわしい充実ぶりです。
テレビ放送では、新喜劇の歴史を振り返るような企画が多く、特に『人気ギャグランキング』は、66年にわたる歩みの中で生まれた名ギャグ・名シーンを一気に振り返ることができます。昔から新喜劇を見てきた世代にとっては懐かしく、若い世代にとっては「こんな名物キャラクターがいたんだ」「このギャグはここから始まったんだ」と、新たな発見がある内容です。
一方、劇場公演は、「今」まさに目の前で生まれる笑いが味わえるのが魅力です。アドリブの応酬や、お客さんの反応に合わせて変化していくやり取りは、テレビでは味わえないライブ感そのもの。特に新春公演は、演者も客席も「新年いきなり全力で笑うぞ」という一体感に包まれ、終演後には自然と気分が明るくなるような時間が流れます。
年末年始の過ごし方は人それぞれですが、
- 自宅でのんびり過ごしたい人は、MBSのスペシャル放送や人気ギャグランキングの再放送で、こたつに入りながら家族みんなで笑う
- 外に出かけたい人は、神戸・こくさいホールや新春公演の会場に足を運び、生の舞台で初笑いを楽しむ
といったように、自分のスタイルに合わせて「吉本新喜劇まつり」を楽しめるのがうれしいところです。
66周年を迎えた吉本新喜劇 次の時代へつながる「笑い」
2025年に66周年を迎えた吉本新喜劇は、テレビ・劇場・配信と、さまざまなプラットフォームを通して新たなファン層を広げています。MBSによる特番や再放送では、貴重なアーカイブ映像が掘り起こされ、往年のスターたちの活躍をあらためて目にすることができます。
一方で、間寛平さん、すっちーさん、酒井藍さんといった現在の座長・人気座員たちが先頭に立ち、新しい笑いの形を模索し続けていることも、新喜劇が長く愛されている理由の一つです。ベテランのギャグを受け継ぎつつ、若手が新ネタや新キャラクターに挑戦することで、伝統と革新が同時に舞台の上で息づいています。
今回の年末年始のラインナップは、その「過去と現在、そして未来をつなぐ架け橋」のような意味合いも持っています。人気ギャグランキングで歴史を振り返りつつ、新春公演で現在進行形の笑いを体感することで、「吉本新喜劇」という文化が、これから先も受け継がれていく姿が自然と見えてくるのではないでしょうか。
年末年始、「笑って過ごしたい」と感じている方にとって、2025年から2026年にかけての吉本新喜劇は、まさにうってつけの存在です。テレビの前でも、劇場の客席でも、自分なりのスタイルで「新喜劇まつり」を楽しんでみてください。



