滝藤賢一&岸井ゆきのがNHK「激突メシあがれ」鍋スペシャルに登場 “新感覚の鍋”に感激、「今年をハッピーで終われそう」
NHK総合のグルメ・エンターテインメント番組
「激突メシあがれ~自作グルメ頂上決戦~」に、俳優の滝藤賢一さんと岸井ゆきのさんがゲスト出演します。今回は冬にぴったりの「鍋スペシャル」として放送され、クリスマスイブの夜を彩る特別編として注目を集めています。
放送はNHK総合で12月24日(水)19:30~20:42の72分拡大版。NHKの配信サービス「NHK ONE」での同時配信と見逃し配信も予定されています。番組には全国各地から選ばれたアマチュア料理人たちが登場し、オリジナルの“自作鍋”で頂点を目指します。
アマチュア料理人が“自作グルメ”で激突する人気番組
「激突メシあがれ~自作グルメ頂上決戦~」は、料理を愛するアマチュアたちが、自由な発想で生み出した自作グルメを披露し合う、NHKのグルメ・バトル番組です。ラーメン、カレー、ハンバーガー、スイーツなど、これまでにもさまざまなジャンルの料理が登場し、そのクオリティの高さと発想の豊かさが話題となってきました。
出演するのはプロの料理人ではなく、あくまで料理を趣味として極めてきた人たち。家庭のキッチンで生まれたアイデア料理や、地域の食材にこだわった一皿など、それぞれが「自分にとっての最高の一品」を持ち寄り、審査員やゲストの前で腕を振るいます。
番組の魅力は、完成度の高い料理だけでなく、そこに至るストーリーにもあります。なぜこの料理を作るようになったのか、どんな思いを込めているのか……。出場者の背景や人柄にもスポットが当てられ、笑いあり、涙ありの人間ドラマとしても楽しめる構成になっています。
今回のテーマは「鍋」 全国から集結した6人が頂点を目指す
12月24日に放送されるのは、冬の特別企画となる「鍋スペシャル」回です。北海道から九州まで、全国各地から6人の猛者が集結し、自慢の鍋料理でバトルを繰り広げます。
出場者には、力士として活躍してきた元力士、野菜に精通した農家、そして将来を嘱望される高校生など、実にバラエティ豊かな顔ぶれがそろいます。それぞれが地域の食材や自身の経験を生かしながら、オリジナルの鍋で準決勝、決勝に挑みます。
番組の流れは、まず6人による準決勝が行われ、そこから3人が決勝に進出。決勝戦では、より高度なテーマのもとで鍋料理を競い合い、最終的な「鍋王」が決定します。
決勝テーマは「100年後にも残したい新ご当地鍋」
今回の鍋スペシャルの大きな特徴が、決勝戦で掲げられるテーマ「100年後にも残したい新ご当地鍋」です。これは、同じNHKで放送されている放送100年特集ドラマ「火星の女王」が、100年後の未来を舞台にしていることにちなむものです。
出場者たちは、自分たちが暮らす地域の魅力を改めて見つめ直し、地元の食材や伝統的な味わいを生かしながら、「未来にも語り継ぎたい鍋」を考案します。そのために、生産者のもとを訪れたり、特選素材を探して各地を駆け回ったりと、準備段階からの熱い挑戦が描かれます。
日本には、すき焼き、ちゃんこ鍋、きりたんぽ鍋、博多のもつ鍋など、各地に多彩なご当地鍋文化があります。今回の決勝テーマは、こうした伝統を踏まえつつも、新たな時代にふさわしい「次世代のご当地鍋」を生み出す試みと言えます。番組を通じて、日本の鍋文化の奥深さと、未来への可能性が伝わる内容になりそうです。
クリスマスイブを彩る鍋SP 滝藤賢一&岸井ゆきのがゲストに
今回の鍋スペシャルには、放送100年特集ドラマ「火星の女王」とのコラボ企画として、同ドラマに出演中の滝藤賢一さん(北村役)と岸井ゆきのさん(チップ役)がゲストとして参加します。
「火星の女王」は、NHK総合とNHK BSプレミアム4Kで毎週土曜22時から放送されている特集ドラマで、放送100年を記念した話題作です。100年後の未来を舞台に、人間ドラマとSF的要素が交錯する物語が展開されています。その世界観と、「100年後にも残したい新ご当地鍋」という番組テーマがリンクした、ユニークなコラボレーションとなっています。
鍋スペシャルの放送が12月24日のクリスマスイブであることもあり、家族や友人と囲む食卓にぴったりの内容。ゲストの2人も、出場者たちの渾身の鍋を味わいながら、スタジオを温かな雰囲気で盛り上げます。
滝藤賢一「新感覚の鍋!未知なる鍋との遭遇だ!」
収録を終えた滝藤賢一さんは、出場者たちの鍋料理に驚きと感動を隠しきれない様子で、次のようにコメントしています。
「出場者の鍋を試食したんですけど、ちょっとびっくりするくらい、どの鍋もおいしかったです! わたし、今まで色んな鍋を食べてきましたが、きょうの収録で『新感覚の鍋! 未知なる鍋との遭遇だ!』と思いましたね。とっても良い時間でした。今年をハッピーで終われそうです(笑)。激突メシあがれ、楽しんでご覧ください。」
「新感覚」「未知なる鍋との遭遇」という言葉からは、これまでに味わったことのないような斬新なアイデアや、驚きの組み合わせが次々と登場したことがうかがえます。普段から多くのロケやバラエティ番組などで各地のグルメに触れてきた滝藤さんが、ここまで強い言葉で表現するのは、それだけ出場者の鍋が印象的だったということでしょう。
また、「今年をハッピーで終われそう」という一言には、年の瀬にふさわしい、温かく楽しい収録だったことへの実感が込められています。視聴者に対しても「楽しんでご覧ください」と呼びかけており、番組そのものが“年末のごちそう”のような位置づけになっていることが感じられます。
岸井ゆきの「鍋って本当に無限大の可能性」
一方、同じくゲストとして参加した岸井ゆきのさんも、出場者たちの鍋にすっかり魅了された様子で、次のように語っています。
「試食した出場者の鍋、全部おいしかったですし、本当に心がほぐれるような味でした。 一つ一つの具材も出汁も、食べ飽きることがなくて楽しいんです! 古いんだけど新しい、私のDNAが知っているような温故知新の鍋もありました。鍋って本当に無限大の可能性を秘めているなと感じました。」
さらに、自身のこれまでの鍋との関わりについても、こう振り返っています。
「わたしはこれまでシンプルな鍋ばかり作っていて、こだわった鍋はあんまり作ったことがなかったのですが、チャレンジしてみようかなと思いました。こだわりが詰まった、みなさんの鍋をぜひ楽しんでください!」
岸井さんのコメントからは、鍋という料理が、ただ温まるだけの冬の定番料理にとどまらず、工夫次第でどこまでも広がっていく創造的な料理であることが伝わってきます。「古いんだけど新しい」「温故知新」という表現は、伝統的な味わいと、新しい発想が見事に融合した鍋が登場したことを示しています。
富山の高校生も登場 若い感性が鍋に新風
今回の鍋スペシャルでは、出場者の一人として富山県の高校生が登場することも明らかになっています。番組の中では、元力士や農家といった大人の出場者に混じり、若い感性を生かした鍋作りに挑戦します。
高校生ならではの柔らかな発想や、地元・富山の食材へのこだわりなどが、どのような形で鍋に落とし込まれていくのかも注目ポイントです。年齢や職業を超えて、ひとつの鍋を通じて勝負する姿は、多くの視聴者にとっても刺激となりそうです。
番組を彩る出演者陣と放送情報
今回の放送回には、ナレーションとして津田健次郎さんと七海ひろきさんが参加し、番組の世界観をドラマチックに盛り上げます。また、各回ごとに登場する「応援団長」としては、野々村友紀子さんらが出演し、出場者たちを温かく、時に厳しく見守ります。
司会進行を務めるのは、NHKアナウンサーの高瀬耕造さんや嶋田ココアナウンサーら。出場者の緊張をほぐしながら、料理のポイントやこだわりを丁寧に引き出していきます。
番組のテーマ音楽は、作曲家・鷺巣詩郎さんによる「Les Duels; Bon Appétit(レ・デュエル・ボナペティ)」。タイトル通り、「決闘(デュエル)」と「いただきます(ボナペティ)」を掛け合わせたような、躍動感と遊び心に満ちた音楽が、バトル番組としての雰囲気を引き立てます。
改めて、放送情報は次の通りです。
- 番組名:激突メシあがれ~自作グルメ頂上決戦~ 冬の鍋SP
- 放送局:NHK総合
- 放送日時:12月24日(水)19:30~20:42(72分拡大版)
- 配信:NHK ONEで同時・見逃し配信
- ゲスト:滝藤賢一、岸井ゆきの
- ナレーション:津田健次郎、七海ひろき
- 応援団長:野々村友紀子 ほか
「今年をハッピーで終われそう」視聴者も一緒に味わう“ごちそう時間”
「新感覚の鍋」「未知なる鍋との遭遇」「鍋って本当に無限大の可能性」――。滝藤賢一さんと岸井ゆきのさんの言葉からは、今回の鍋スペシャルが、単なる料理番組を超えて、驚きと感動に満ちた時間となったことが伝わってきます。
全国各地の食材や、出場者それぞれの人生が詰まった鍋を味わいながら、スタジオには自然と笑顔があふれた様子。「今年をハッピーで終われそう」という滝藤さんの感想は、その場の空気を象徴する一言と言えるでしょう。
寒さが厳しくなるこの季節、家で鍋を囲みながら、テレビの前で一緒に“新感覚の鍋”を楽しんでみてはいかがでしょうか。画面越しに伝わる湯気や香りは、きっと見る人の食欲と好奇心を刺激してくれるはずです。
俳優としても高い評価を受けている滝藤賢一さんが、素直な言葉で鍋のおいしさと驚きを語る今回の放送は、ファンにとっても見逃せない内容です。作品とはまた違った、素のリアクションや表情を楽しめるのも、バラエティ番組ならではの魅力と言えるでしょう。



