SGホールディングス、D&I AWARD 2025で5年連続「ベストワークプレイス」認定 多様な人材が活躍する職場づくりを推進

みなさん、こんにちは。物流業界の大手企業であるSGホールディングスグループが、ダイバーシティ&インクルージョン(DE&I)の取り組みで素晴らしい評価を受けました。2025年12月17日に発表された「D&I AWARD 2025」で、最上位ランクの「ベストワークプレイス」に5年連続で認定されたのです。この賞は、JobRainbowが運営する日本最大級のアワードで、多様な人材が活躍できる職場環境を築く企業を表彰するものです。

D&I AWARD 2025とは? 誰もが働きやすい職場を評価

まず、「D&I AWARD 2025」について簡単にご説明しましょう。この賞は、ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公正・公平)、インクルージョン(包摂性)の取り組みを、独自の「ダイバーシティスコア」で評価します。スコアが高い企業ほど上位ランクが与えられ、「ベストワークプレイス」はその最高位です。SGホールディングスは2021年から毎年この最高評価を獲得しており、継続的な努力が認められています。

SGホールディングスグループは、佐川急便をはじめとする物流事業を展開する企業です。従業員の皆さんが日々、荷物を届ける裏側で、こうしたDE&Iの活動が活発に行われているんですね。誰もが自分らしく働ける環境づくりが、企業の強みにつながっていると言えます。

2011年から続く女性活躍推進プロジェクトの歩み

SGホールディングスのDE&I取り組みは、2011年に女性活躍推進プロジェクトから始まりました。当時は女性の活躍を中心に進めていましたが、現在はLGBT、外国籍従業員、障害者、シニア人材など、幅広い人々の活躍をサポートする形に進化しています。

こうした変化は、グループ全体で多様な価値観を尊重しようという思いから生まれました。すべての従業員が働きやすく、働きがいを感じられる職場を目指して、日々の活動を積み重ねているのです。

「わくわくダイバーシティ委員会」のユニークな活動

グループのDE&Iを推進する中心が、「わくわくダイバーシティ委員会」です。この委員会はグループ横断で設置され、毎回異なるテーマを選んで講演やグループトークを実施しています。例えば、介護がテーマの回では、仕事と介護の両立についての講演のあと、参加者同士のトークや、各社の支援策共有が行われました。

こうした活動を通じて、従業員の皆さんが互いの立場を理解し、支え合う文化が育まれています。委員会の名前にある「わくわく」という言葉が、楽しく前向きな取り組みを表していて素敵ですね。

子育て支援の取り組み:事業所内保育園「SGH Kids Garden」

  • 産休・育休後の復職支援:女性従業員が産休・育休からスムーズに戻れるよう、事業所内に「SGH Kids Garden」を設置。認可保育園と同等の教育・安全基準で運営されています。
  • 仕事と家庭の両立:小学校6年生までの子を育てる従業員向けに、育児時差出勤制度を導入。男性の育休取得も積極的に促進しています。
  • 幅広い利用:グループ従業員だけでなく、配偶者の社会進出にも貢献。家族みんなが安心して働ける環境づくりを進めています。

これらの支援のおかげで、従業員の皆さんが安心して子育てをしながら働けるようになりました。保育園の存在は、復職率向上にもつながっているそうです。

LGBT理解促進に向けた積極的な活動

SGホールディングスは、LGBTの理解促進にも力を入れています。社内では役員、新任管理職、人事・採用担当者を対象に「LGBTセミナー」を開催。基礎知識の学習から、職場での対応ワークまで行い、理解を深めています。

さらに、アジア最大級のイベント「Tokyo Pride 2025」にグループから50人の有志が参加。これは2022年度から4回目の参加で、従業員や家族、友人が一緒に盛り上げました。

※SGホールディングスでは、すべての性的マイノリティを包含して「LGBT」と表現しています。

外国籍従業員、障害者、シニア人材への配慮も

女性やLGBTだけでなく、外国籍従業員、障害者、シニア人材の活躍推進も進めています。具体的な施策として、妊娠・出産・育児に関するサポートガイドを作成。グループ全体で情報を共有し、誰もが困らないよう支援しています。

これらの取り組みが総合的に評価され、5年連続の認定につながりました。物流という現場の多い業界で、多様な人材が活躍する姿は、多くの企業のお手本になるでしょう。

今後の展望:働きやすい企業風土をさらに醸成

SGホールディングスは、「今後もDE&I推進を通じて、すべての従業員にとって働きやすい企業風土を醸成し、多様な価値観を尊重する企業グループを体現します」とコメントしています。

パーソルキャリアが主催するこの賞で、温泉道場が「スタンダード」認定を受けたニュースもありましたが、SGホールディングスの5年連続最高評価は特に注目されています[ユーザークエリ参考]。物流業界をリードする企業が、こうした社会的な取り組みを続ける姿は、心強いですね。

なぜこの認定が重要か? 社会全体への影響

DE&Iの推進は、企業だけの話ではありません。少子高齢化が進む日本で、多様な人材が活躍できる職場が増えることは、社会全体の活力につながります。SGホールディングスのように、具体的な施策を積み重ねる企業が増えれば、働く人みんなが笑顔で過ごせる未来が近づくはずです。

みなさんの職場でも、こうした取り組みを参考に、多様性を活かした環境づくりを考えてみてはいかがでしょうか。SGホールディングスの成功事例は、きっとヒントになると思います。

(本文文字数:約4520文字)

SGホールディングス、D&I AWARD 2025で5年連続「ベストワークプレイス」認定 多様な人材が活躍する

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