森進一が初登場!NHK「演歌フェス 2025」、12月27日にBSとBSP4Kで放送
年末恒例となりつつある演歌・歌謡曲の祭典、NHK「演歌フェス 2025」が、2025年12月27日(土)17:00~20:58にNHK BSおよびBSP4Kで放送されます。会場はおなじみのNHKホール。先日行われた公開収録には、ベテランから若手まで総勢28組の歌手が集結し、華やかなステージが繰り広げられました。
なかでも大きな話題となっているのが、国民的歌手森進一さんの「演歌フェス」初出演です。さらに、細川たかしさん、小林幸子さん、坂本冬美さん、水森かおりさん、純烈ら、紅白歌合戦を支えてきた顔ぶれも勢ぞろいし、一夜限りのスペシャルコラボステージも披露されました。
「演歌フェス」とは? 演歌だけで彩る年末の祭典
「演歌フェス」は、2019年にスタートした、演歌・歌謡曲のみで構成される音楽番組です。2021年、2023年、2024年と回を重ねるごとに反響が大きくなり、いまや“年末の楽しみ”として定着しつつあります。
企画のコンセプトは、日本人の「心のふるさと」ともいわれる演歌・歌謡曲の魅力を、世代を超えて届けること。ヒット曲はもちろん、最新の楽曲や意外性のあるコラボまで、一夜限りのステージが凝縮されています。
- 番組名:演歌フェス 2025
- 放送日時:2025年12月27日(土)17:00~20:58
- 放送局:NHK BS、BSP4K
- 会場:NHKホール(東京・渋谷)
今回も、公開収録での熱気そのままに、テレビの前の視聴者へとどけられます。放送前から、番組サイトや音楽メディアでは収録のレポートが紹介され、「どんなステージが見られるのか」と期待が高まっています。
森進一、ついに「演歌フェス」に初登場
2025年の注目ポイントのひとつが、森進一さんの初出演です。長年にわたり日本の歌謡界を牽引し、NHK紅白歌合戦でも数多くの名場面を残してきた森さんですが、「演歌フェス」への出演は今回が初めてとなります。
番組の告知では、「『演歌フェス』初出演の森進一をはじめ、紅白歌合戦を彩ってきたベテラン歌手から、これからの演歌・歌謡界を背負っていく若手歌手までが勢ぞろい」と紹介されており、森さんがこの“演歌オールスター”の中心的存在として期待されていることがうかがえます。
また、番組情報では、「森進一、新沼謙治、純烈が初登場!」と明記されており、ベテランの森さんと、新世代の人気グループ純烈、そして新沼謙治さんが、同じ“初出場組”として並んでいる点も印象的です。長年ファンであり続けてきた世代にとってはもちろん、近年あらためて森さんの歌声に触れた若い視聴者にとっても、大きな見どころとなりそうです。
細川たかし、小林幸子、坂本冬美…豪華出演者が勢ぞろい
今回の「演歌フェス 2025」には、ベテランから中堅、若手まで、演歌・歌謡界を代表する歌手が数多く出演します。公開収録の出演予定として発表されている主な顔ぶれは、以下の通りです。
- 森進一(初登場)
- 細川たかし
- 小林幸子
- 坂本冬美
- 前川清
- 千昌夫
- 天童よしみ
- 長山洋子
- 新沼謙治(初登場)
- 純烈(初登場)
- 山内惠介
- 水森かおり
- 香西かおり
- 三山ひろし
- 市川由紀乃
- 大江裕
- 真田ナオキ
- 辰巳ゆうと
- 新浜レオン
- 水田竜子
そのほか、2025年にデビューした新人も含め、総勢28組が勢ぞろいすると案内されています。世代もスタイルも異なる歌い手たちが、一同に会する機会は多くありません。演歌・歌謡曲の“今”をまとめて味わうことができる、貴重な場といえるでしょう。
豪華コラボレーションが続々!演歌フェスならではの一夜限りステージ
「演歌フェス」の大きな魅力のひとつが、コラボレーションステージです。普段のコンサートやテレビ番組ではなかなか見られない組み合わせが実現し、「ここでしか見られない一夜限りのステージ」として毎回話題になっています。
2025年の公開収録では、次のような企画が紹介されています。
- 純烈&“令和の御三家”の友情コラボ
今年から3人体制となった純烈と、「令和の御三家」を目指す真田ナオキさん、辰巳ゆうとさん、新浜レオンさんが合同でステージに登場し、「我が良き友よ」を披露。同じ時代を生きる仲間としての熱い友情と、ライバル心が共存するエネルギッシュなパフォーマンスで、会場を大いに沸かせました。 - 市川由紀乃&水森かおりの“公私ともに仲良し”共演
プライベートでも親交の深いふたりが、息の合ったデュエットとトークで会場を和ませた様子が伝えられています。病気療養から復帰した歌手のステージもあり、応援の拍手が会場を包んだとのことです。 - 細川たかし&現役高校生歌手の世代を超えた共演
芸道50年を超えてなお進化を続ける細川たかしさんが、現役高校生の若手歌手と共演し、世代を越えた歌の力を示しました。ベテランの圧倒的な歌唱と、瑞々しい若さの対比が印象的なステージです。 - 小林幸子×坂本冬美、“桜”をテーマにしたロックアレンジ競演
「意外にも二人きりで歌う機会はなかった」という小林幸子さんと坂本冬美さんが、互いの“桜”ソング「夜桜お七」と「千本桜」を、今夜限りのロックバージョンで披露。会場のボルテージは最高潮に達したと伝えられています。
こうしたコラボに加え、それぞれの代表曲や新曲披露なども行われており、3時間近い放送時間があっという間に感じられる内容になっています。コラボの詳細な曲順や演出は、放送本編でのお楽しみとなりそうです。
司会はNHKアナウンサー4人が担当、番組をやさしくナビゲート
番組の司会は、二宮直輝アナウンサー、佐々木芳史アナウンサー、姫野美南アナウンサー、道上美璃アナウンサーの4人が務めます。NHKの音楽番組やニュースでおなじみのアナウンサーたちが、世代の違う出演者と視聴者をつなぐ役割を担います。
トークでは、ベテラン歌手の思い出話や、若手の意外な素顔なども引き出され、歌だけでなく“人柄”に触れられるのも「演歌フェス」の魅力です。やさしい進行で、ふだん演歌をあまり聴かない視聴者でも楽しめるような雰囲気づくりがなされています。
公開収録の熱気を、放送で追体験
「演歌フェス 2025」の公開収録は、2025年12月5日(金)にNHKホールで行われました。長時間にわたる収録にもかかわらず、客席は終始大きな拍手と声援に包まれていたといいます。
観覧募集は事前にNHKのイベントサイトなどを通じて行われ、多くの応募が寄せられました。会場で生のステージを楽しんだ観客はひと足早く堪能しましたが、テレビ放送では、編集によりさらに見やすくまとめられた形で全国へ届けられます。
うたびとなどの音楽メディアでは、「公開収録のもようを放送のひとあし先にお届け」として、ステージの様子や出演者のコメントをレポートしており、放送前から番組への期待感を高めています。
森進一の存在感が映し出す、演歌・歌謡界の“世代交代”と継承
今回の「演歌フェス 2025」で大きな意味を持つのが、やはり森進一さんの初出演です。長年第一線で活躍してきた森さんが、新たな世代の歌手たちと同じステージに立つことは、演歌・歌謡界の“継承”を象徴する出来事ともいえます。
番組全体の構成も、森さんをはじめとする大ベテランと、純烈や“令和の御三家”、現役高校生歌手といった若い世代が、対立ではなく共演・共存という形で描かれているのが特徴です。視聴者にとっても、「懐かしい曲」「今のヒット」「未来を担う新しい声」を一度に味わえることで、世代を超えて楽しめる内容になっています。
演歌になじみの少ない人でも、「名前は知っているけれど、ちゃんと聴いたことがない」という歌手の歌や、新鮮なコラボをきっかけに、演歌・歌謡曲の魅力を再発見できるかもしれません。
放送を楽しむためのポイント
最後に、「演歌フェス 2025」をより楽しむためのポイントを、やさしく整理しておきます。
- 森進一さんのステージに注目
初登場となる森さんが、どんな選曲・どんな表情で歌うのかは、大きな見どころです。代表曲なのか、新しいチャレンジなのか、放送で確認したいところです。 - 世代を超えたコラボをチェック
純烈&令和の御三家、市川由紀乃&水森かおり、細川たかし&高校生歌手、小林幸子×坂本冬美など、ここでしか見られない組み合わせが続々登場します。それぞれの持ち味がどう融合しているか、じっくり味わいたい企画です。 - 若手・新人の歌にも耳を傾けて
2025年デビュー組を含む新人や若手歌手のパフォーマンスも、番組の大切な要素です。将来のスター候補をいち早くチェックできる機会でもあります。 - 歌とトーク、両方楽しむ
司会アナウンサーとのやりとりや、歌手同士のトークからは、歌の裏側にある思いやエピソードが伝わってきます。歌だけでなく、その“物語”にも耳を傾けてみると、より深く楽しめます。
NHK「演歌フェス 2025」は、演歌・歌謡曲ファンはもちろん、ふだんはあまり演歌に触れない人にもおすすめできる、年末ならではの音楽番組です。森進一さんをはじめとする豪華歌手たちの歌声と、一夜限りのコラボレーションを、ぜひテレビの前で楽しんでみてください。




