テスラ株価が最高値更新! マスク氏の資産7000億ドル超え視野に急騰続く

みなさん、こんにちは。今日は、電気自動車大手のテスラの株価が大注目を集めているお話をわかりやすくお届けします。2025年12月16日頃から、テスラの株価が取引時間中の最高値を次々と更新し、1年ぶりの高値をつけました。この勢いは、CEOのイーロン・マスク氏の資産も過去最高を更新するきっかけとなっています。一方で、株価の高騰にバブル懸念の声も上がっています。さっそく詳しく見ていきましょう。

テスラ株価、史上最高値488.81ドルを記録

テスラの株価は、米国時間12月16日に取引時間中の最高値を更新しました。具体的には、488.81米ドルという史上最高値を付け、過去52週間の高値である488.54ドルをわずかに上回りました。この日は終値ベースでも約490ドルとなり、2024年12月に記録した過去最高値約489ドルを超えました。

さらに、12月18日の終値は前日比3.45%高の483.37ドル。同日の高値は490.86ドル、安値は473.12ドルでした。12月16日の終値は489.88ドルで、これも1年ぶりの最高値更新です。株価は4月の底値221.86ドルから約2.2倍に急騰しており、11月下旬からの上昇率では「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる大手ハイテク7社の中でトップを走っています。

  • 12月16日:取引時間中最高値更新、終値約490ドル
  • 12月18日:終値483.37ドル(+3.45%)、高値490.86ドル
  • 直近安値(11月21日):391.09ドルから23.60%上昇

この急騰の背景には、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待の高まりがあります。11月下旬にFRB幹部が利下げの余地に言及したことが好感され、テスラ株は勢いづきました。また、中国事業の好調も後押ししています。11月の出荷量は前年同期比9.95%増、上海工場でのモデル3とモデルYの販売は10月から41%増加しました。

イーロン・マスク氏の資産、6843億ドルで過去最高

テスラ株の高騰は、なんといってもイーロン・マスク氏の資産に直結します。12月16日時点で、マスク氏の推定資産は6843億ドル(約106兆円)に達し、過去最高額を更新しました。これにより、史上初の「7000億ドル越え」が視野に入っています。

マスク氏はテスラの大量保有者として知られ、株価の上昇がそのまま彼の資産を押し上げています。大統領選後の上昇後、一時トランプ政権での政府効率化省(DOGE)トップ就任で株価が急落しましたが、5月にホワイトハウスを離れてからは回復基調です。第3四半期決算では売上高約281億ドル(約4兆3500億円)と市場予想を上回り、販売台数も過去最多の49万7099台を達成。これが10月以降の上昇を支えています。

マスク氏は10月22日の決算会見で、監視者を必要としない完全自動運転の実現に自信を示し、人型ロボット「オプティマス」のプロトタイプ公開を2026年2月か3月に予定していると語りました。こうした未来志向の発表が、投資家の期待を高めているのです。

レベル4自動運転とロボタクシー量産への期待

テスラの株価をさらに後押ししているのが、自動運転技術の進展です。テスラはE2E(End-to-End)自動運転でレベル4を実現し、ロボタクシーの量産を進めています。オースティンで安全監視員なしのロボタクシー走行テストを開始したことも話題です。

レベル4とは、特定の条件下でドライバーの介入なしに自動運転が可能になる水準を指します。これが実用化されれば、テスラのビジネスモデルが大きく変わります。ゴールドマン・サックスはテスラ株に中立評価を維持していますが、自律走行技術の進歩は投資家にとって魅力的なポイントです。

株価時系列を見ると、12月17日は始値488.22ドル、高値495.28ドル、安値466.20ドルとボラティリティが高い一日でした。こうした動きが、技術革新への期待を物語っています。

バブル不安と財務面の課題も浮上

一方で、株価の急騰にバブル不安の声が上がっています。テスラの予想株価収益率(PER)は約241倍と、マグニフィセント・セブンの他の銘柄(20-33倍程度)と比べて桁違いに高い水準です。11月21日から12月18日までの株価上昇率23%超に対し、予想1株当たり利益(EPS)は3.65%減と、利益面で不振が続いています。

P/E比率は335.7と高く、公正価値推定比で過大評価との指摘もあります。4月以降の2.2倍上昇はFRB利下げ期待によるものですが、AIブームの継続性への疑念が他のハイテク株を圧迫する中、テスラだけが突出しています。財務悪化の懸念もあり、利益不振が株価の持続可能性を問われています。

  • PER:約241倍(突出の高さ)
  • P/E比率:335.7(過大評価の可能性)
  • EPS:直近3.65%減

株価は12月16日4時24分(日本時間)に476.92ドル(+3.91%)で続伸し、終値ベースでも2024年12月以来の最高値更新が見込まれました。企業価値は1.62兆ドルに達し、成長と投資家信頼を示していますが、慎重な見方も必要です。

テスラの今後の展開に注目

テスラ株の動きは、電気自動車市場や自動運転技術のトレンドを映す鏡です。中国市場の回復やロボタクシー進展が続けば、さらに上昇余地があります。一方で、高PERによる調整リスクも無視できません。投資家の皆さんは、最新の決算や市場動向をしっかりチェックしてくださいね。

テスラの株価は過去6ヶ月で44.41%上昇し、競争激しいセクターでの回復力を示しています。マスク氏の資産推移も、テスラの成功を象徴しています。みなさんの投資判断の参考になれば幸いです。

(この記事は2025年12月19日時点の情報に基づきます。株価は変動しますので、ご注意ください。)

参考元