モロッコ発の老舗コーヒーブランド「バシャコーヒー」、ついに日本初上陸

モロッコ・マラケシュ発祥のコーヒーブランド、「バシャコーヒー(Bacha Coffee)」が、日本に初上陸しました。場所は東京・銀座。日本第1号となる旗艦店「バシャコーヒー 銀座」が銀座・すずらん通り沿いにオープンし、話題を集めています。

バシャコーヒーは、1910年にマラケシュの歴史的建造物である「ダール・エル・バシャ宮殿」で誕生した、由緒ある老舗コーヒーブランドです。 モロッコ王侯貴族や各国の賓客が集ったと言われるこの宮殿で育まれたコーヒーカルチャーを、現代に受け継ぎながら世界へと発信してきました。

そんなブランドが選んだ日本での拠点が、伝統と最新トレンドが共存する街・銀座です。この記事では、「コーヒーの宮殿」とも呼ばれるバシャコーヒー 銀座の魅力を、わかりやすくご紹介します。

「バシャコーヒー 銀座」店舗概要

  • 店舗名:Bacha Coffee 銀座(バシャコーヒー 銀座)
  • 所在地:東京都中央区銀座5-6-6(銀座・すずらん通り沿い)
  • 最寄り駅:東京メトロ各線「銀座」駅A1出口から徒歩約1分
  • オープン日:2025年12月11日(木)
  • 営業時間:11:00〜21:00(年末年始を除き年中無休)
  • 延床面積:約377㎡、地上1〜3階の全3フロア構成
  • 席数:全40席(2階・3階コーヒールーム合計)

3フロアからなる店内は、外観からすでに独特の世界観を放ち、「ここだけ別世界」という声も出そうなほど。銀座の街並みの中で、ひときわ印象的な存在感を放っています。

バシャコーヒーとは? その歴史とこだわり

バシャコーヒーは、1910年創業のコーヒーブランドで、モロッコ・マラケシュ発の老舗として知られています。 発祥の地となったダール・エル・バシャ宮殿は、当時、政治家や外交官、著名人が集う社交場であり、コーヒー文化を語る上で欠かせない場所でした。

そうした歴史背景から、バシャコーヒーは単に「おいしいコーヒー」を提供するだけでなく、文化や美意識を含めた体験そのものを大切にしています。パリ、シンガポール、ドバイ、ソウルなど、世界各地の主要都市に店舗を展開しており、今回の銀座店は、そのグローバル展開の新たな一歩となります。

ブランドの大きな特徴は、100%アラビカ種にこだわったコーヒーだけを扱っていることです。 世界約35カ国の産地から厳選した豆を使い、伝統的な製法によるハンドローストで仕上げています。

200種類を超える「100%アラビカ」の世界

バシャコーヒー 銀座の大きな魅力は、なんといっても「200種類を超える100%アラビカコーヒー」という圧倒的なラインナップです。

  • イエメンからハワイまで、世界35カ国以上の産地をカバー
  • シングルオリジン(単一産地)の豆から、独自ブレンドまで幅広く展開
  • 香りにこだわった「ファインフレーバー」や「ファインブレンド」も充実
  • 二酸化炭素抽出法を用いたデカフェ(カフェインレス)コーヒーも用意

これだけ種類が多いと「どれを選べばいいの?」と迷ってしまいそうですが、安心してください。1階のブティックには「バシャコーヒーマスター」が常駐しており、好みの味わいや香り、飲むシーンに合わせて丁寧に案内してくれます。

3フロアで楽しむ、バシャコーヒー 銀座の体験

バシャコーヒー 銀座は、フロアごとに役割がはっきり分かれており、「買う」「持ち帰る」「味わう」が一度に楽しめるつくりになっています。

1階:コーヒーブティック&テイクアウトカウンター

1階は、コーヒー豆やギフトを扱うコーヒーブティックと、気軽に利用できるテイクアウトカウンターで構成されています。

ブティックには、200種類を超えるアラビカコーヒーがずらり。パッケージもブランドカラーとモロッコの意匠を感じさせるデザインで、見ているだけでも楽しい空間です。

  • 好みに応じた豆の選定と説明
  • その場での豆挽きサービス
  • コーヒーギフトやグルメギフトの提案
  • 自宅用から贈答用まで幅広いラインナップ

テイクアウトカウンターでは、こだわりのコーヒーをカップで楽しめるほか、クロワッサンなどのペストリーも一緒にオーダー可能です。 銀座でのショッピングや仕事の合間に、「ちょっと一杯」の感覚で立ち寄るのにもぴったりです。

2階・3階:コーヒールームでゆったりイートイン

2階と3階は、全40席のコーヒールームとして、イートイン専用のフロアになっています。

それぞれのフロアには名前が付けられており、2階は「1910」、3階は「Marrakech(マラケシュ)」と名づけられています。 創業年と発祥の地を象徴するその名の通り、バシャコーヒーの世界観をじっくり味わえる空間です。

メニューは、朝食・ランチ・アフタヌーンティー・ディナーまでフルラインナップ。 一日のさまざまな時間帯で、コーヒーを中心とした食体験を楽しめます。

  • モーニングスタイルのブレックファストメニュー
  • 軽食からしっかり系まで揃ったランチ
  • コーヒーとペストリーを楽しむアフタヌーンティー
  • ディナータイム向けの食事メニュー

フードメニューの魅力:クロワッサンからモロッコ風料理まで

バシャコーヒー 銀座は、コーヒーだけでなく、フードメニューの充実ぶりも特徴です。

看板は「シグネチャークロワッサン」

なかでも注目を集めているのが、バシャコーヒーのシグネチャーともいえるクロワッサンです。

  • スイートクロワッサン2個:1,250円(メニュー例)
  • フィリング入りクロワッサンなど、バリエーションも展開
  • テイクアウトでも、イートインでも楽しめるスタイル

さっくりとした食感とバターの香りが楽しめるクロワッサンは、コーヒーとの相性も抜群。甘い香りのフレーバーコーヒーと合わせるのもおすすめです。

モロッコのエッセンスを感じる食事メニュー

フードはスイーツだけでなく、しっかりと食事として楽しめるメニューも揃っています。

  • モロッコ風“ケフタ”ミートボール(モロッコ式スパイスを使ったミートボール)
  • ペストリー各種
  • コーヒーのフレーバーに合わせたペアリングメニュー

異国のエッセンスを感じる料理と、世界各国の豆を使ったコーヒーを掛け合わせることで、「ここでしか味わえない体験」が生まれます。

内装コンセプト:銀座に降り立った「コーヒーの宮殿」

バシャコーヒー 銀座が「コーヒーの宮殿」と呼ばれる理由のひとつが、その内装デザインです。

店内は、マラケシュの歴史的建造物「ダール・エル・バシャ」の美学を継承したデザインでまとめられています。 重厚な色調、モロッコ建築を思わせるディテール、天井や壁を彩る装飾など、細部に至るまで「宮殿」を思わせる世界観が表現されています。

銀座という国際色豊かな街に、モロッコの伝統とヨーロッパ的なエレガンスが混ざり合った空間が誕生したことで、まるで海外のカフェを訪れているような気分を味わえるのも大きな魅力です。

銀座のコーヒーシーンに吹き込む、新しい風

東京・銀座には、老舗喫茶店からサードウェーブ系ロースタリー、世界的チェーンまで、さまざまなコーヒーショップがひしめいています。その中に、モロッコ発・創業115年の老舗ブランドであるバシャコーヒーが加わったことで、銀座のコーヒーシーンはさらに多様性を増しました。

バシャコーヒーは、単なる「高級カフェ」にとどまらず、

  • モロッコのコーヒー文化を感じられる空間
  • 世界35カ国以上の豆を一度に体験できる場所
  • ギフトとしても喜ばれるコーヒーブティック
  • 時間帯ごとに表情を変えるコーヒールーム

といった、多面的な魅力を持つ存在として、日本のコーヒーファンだけでなく、海外からの観光客にとっても注目のスポットになりそうです。

気軽にも、本格的にも楽しめるバシャコーヒー 銀座の使い方

「高級老舗ブランド」と聞くと、少し構えてしまう方もいるかもしれません。しかし、バシャコーヒー 銀座は、気軽な利用から特別な日の一杯まで、さまざまなシーンで楽しめるように工夫されています。

こんな楽しみ方がおすすめ

  • ショッピングの合間にテイクアウト
    1階のテイクアウトカウンターで、好みのコーヒーとクロワッサンを購入して、銀座の街歩きのお供に。
  • ゆったりとコーヒールームで過ごす
    2階・3階のコーヒールームで、朝食やアフタヌーンティーを楽しみながら、非日常感あふれる空間でリラックス。
  • ギフト選びに立ち寄る
    パッケージも美しいコーヒー豆やギフトボックスは、手土産やお祝いの贈り物にも最適です。
  • コーヒーの世界を深く知りたいときに
    バシャコーヒーマスターに相談しながら、自分好みの豆を探す体験も魅力。コーヒー初心者でも安心して楽しめます。

今後の展開にも期待高まるバシャコーヒー

バシャコーヒーは、銀座での旗艦店オープンを皮切りに、今後は東急線沿線内外での店舗展開も予定していると報じられています。 通勤・通学や友人とのお出かけの途中でも、より気軽に立ち寄れる場所が増えていきそうです。

パリ、シンガポール、ドバイ、ソウルに続き、日本・東京に誕生した新たな拠点として、バシャコーヒー 銀座は、世界中のコーヒーラバーにとっても注目すべき存在になるでしょう。

歴史あるモロッコのコーヒー文化、世界各地のアラビカ豆、美しい内装とフードメニュー。そのすべてを一度に体験できる「コーヒーの宮殿」が、銀座にやってきました。コーヒーが好きな方はもちろん、少し特別な時間を過ごしたいときに、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

参考元