日向坂46大野愛実、五期生から初のセンター抜てき 16thシングル「クリフハンガー」で新章スタート
人気アイドルグループ日向坂46が、16枚目のシングル「クリフハンガー」で、新たな一歩を踏み出そうとしています。今作では、五期生の大野愛実(おおの・まなみ)さんが、五期生としては初めて表題曲のセンターを務めることが明らかになりました。
さらに、ファンの間で注目が高まっていた16thシングルのフォーメーションも、グループのレギュラー番組「日向坂で会いましょう」内で今夜発表される予定です。放送前から「選抜制が復活するのか」「五期生センターはあるのか」といった声が飛び交っていましたが、その期待に応える形での大野さんの大抜てきとなります。
16thシングル「クリフハンガー」とは
16thシングル「クリフハンガー」は、日向坂46にとって2026年最初のシングルとなる作品です。タイトル曲「クリフハンガー」は、2025年に行われた全国アリーナツアー「日向坂46 ARENA TOUR 2025『MONSTER GROOVE』」のファイナル公演、国立代々木競技場 第一体育館で発表されました。
このツアーは、一期生が全員卒業した後、二期生〜五期生だけの新体制となって初めての全国ツアーでした。 日向坂46の代名詞ともいえる“ハッピーオーラ”はそのままに、新世代メンバーが中心となって作り上げたステージは各地で高い評価を受け、「新生・日向坂46」の存在感を強く印象付けました。
その勢いをそのまま形にしたのが、今回の「クリフハンガー」です。リリース日は2026年1月28日で、初回仕様限定盤TYPE-A〜Dおよび通常盤の全5形態で発売されます。
五期生・大野愛実、表題曲初参加でセンターに
今回の16thシングルで最も大きな話題となっているのが、五期生の大野愛実さんがセンターに起用されたというニュースです。
大野さんは、これまで日向坂46の活動の中で着実に存在感を高めてきたメンバーですが、表題曲への参加自体が今作で初めてとなります。その初参加でいきなりセンターポジションを任されるという、まさに“大抜てき”の形となりました。
五期生からのセンター誕生は、グループの歴史の中でも大きな転機と言える出来事です。ベテランメンバーが築き上げてきた日向坂46のイメージや絆を大切にしながらも、次の時代を担う新たな顔として、グループを象徴する位置に一気に押し出された形となります。
「日向坂で会いましょう」でフォーメーション発表
16thシングル「クリフハンガー」のフォーメーションは、テレビ東京系列で放送されているレギュラー番組「日向坂で会いましょう」内で、今夜発表されるスケジュールになっています。
公式サイトでも、「16thシングルのフォーメーションについては 12月7日(日)25:20〜放送のテレビ東京『日向坂で会いましょう』にて発表予定です」と案内がなされており、ファンの期待値は放送前から高まっていました。
ネット上のファンコミュニティやSNSでは、放送前から次のような声が多く見られました。
- 「選抜制が復活するのではないか」
- 「五期生センターはあるのか」
- 「新体制になってからのバランスがどう変わるのか気になる」
これまでの日向坂46は、シングルによってフォーメーションの形や人数が変化しつつも、全員参加のスタイルや多くのメンバーが満遍なく前に出られる構成が特徴の一つでした。その中で「選抜制復活か?」というファンの声が上がっていたことは、新体制ならではの緊張感や、メンバーそれぞれがどの位置で勝負していくのかという関心の高まりを映し出していると言えます。
そして、その関心を一気に集める存在となったのが、五期生センター・大野愛実さんの抜てきです。フォーメーションの詳細は番組内で明らかになりますが、センターが五期生という時点で、フロントメンバーや列ごとの構成にも大きな変化が出てくることは間違いありません。
新生・日向坂46が歩む「崖っぷち」と「飛躍」の物語
「クリフハンガー」というタイトルには、物語の途中で「続きが気になる場面で終わる」といった意味合いがあります。崖の上で先が見えない、ギリギリの緊張感と、それでも次の一歩を踏み出そうとする前向きさを同時に感じさせる言葉です。
一期生が全員卒業し、二期生〜五期生だけで新たなスタートを切った日向坂46は、グループにとってまさに「崖っぷち」ともいえる大きな転機を迎えていました。 しかし、その状況を不安だけで終わらせるのではなく、全国ツアーの成功や、16thシングルの制作へとつなげていったことが、今のグループを形づくっています。
そんな中で、まだ加入からの時間が短い五期生の大野さんをセンターに据えるという決断は、グループが未来に向かって攻めていく姿勢を象徴しているとも受け取れます。
ファンの間では、
- 「新体制になって少しさびしい気持ちもあったけれど、五期生センターと聞いてワクワクしてきた」
- 「崖っぷちからでも笑顔で飛び出していくのが日向坂らしい」
といった、期待や前向きな感想が語られています。
リリース形態と今後の展開
16thシングル「クリフハンガー」は、以下の形態で発売されます。
- 初回仕様限定盤 TYPE-A(CD+Blu-ray)
- 初回仕様限定盤 TYPE-B(CD+Blu-ray)
- 初回仕様限定盤 TYPE-C(CD+Blu-ray)
- 初回仕様限定盤 TYPE-D(CD+Blu-ray)
- 通常盤(CDのみ)
初回仕様限定盤には、恒例となっている特典映像のほか、応募特典シリアルナンバーやメンバー生写真がそれぞれ封入される予定です。 どのTYPEを選ぶかによって、収録される映像コンテンツや写真のラインナップも変わるため、ファンにとってはコレクション性の高い内容になっています。
さらに、通常盤を対象としたオンラインミート&グリート(個別トーク会)の開催も公式サイトで発表されています。 forTUNE musicを通じた抽選申込制で、2026年2月から3月にかけて複数日にわたって実施される予定です。
このオンラインイベントは、新センターとなる大野愛実さんをはじめ、メンバー一人ひとりと直接会話できる貴重な機会となります。新曲の感想やライブの思い出などをメンバーに直接伝えられる場として、多くのファンからの申し込みが予想されます。
「ハッピーオーラ」を受け継ぐ新世代
日向坂46は、改名デビューシングル「キュン」以降、シングルやアルバムがオリコンチャートで好成績を収めてきた実績を持つグループです。 その魅力の中心にあるのが、ファンの間でおなじみの「ハッピーオーラ」というキーワードです。
明るい笑顔や前向きなメッセージ、見る人の気持ちを軽くしてくれるようなパフォーマンスは、長くグループを支えてきた一期生たちの個性によって花開いたものでもありました。その一期生が全員卒業した後も、二期生・三期生・四期生・五期生がしっかりとその精神を受け継いでいます。
今回の「クリフハンガー」でセンターを務める大野愛実さんは、まさにその新世代を象徴する存在の一人です。初参加でありながら表題曲のセンターに選ばれたという事実は、
- 彼女自身のポテンシャルや努力
- 五期生全体への期待
- グループとしての新しい一歩を示したいという制作陣の思い
といった、さまざまな要素が重なった結果とも言えるでしょう。
ファンにとっての「クリフハンガー」=続きが楽しみになる一枚
「クリフハンガー」というタイトルには、「先が気になる」「物語の続きが早く見たい」という意味合いも込められています。新体制となった日向坂46にとって、16thシングルはまさに新章の第1話のような位置づけです。
崖っぷちのようなギリギリのタイミングであっても、笑顔を忘れず、仲間を信じ、前に進んでいく。その姿を見て、ファンは「この先も応援したい」「次はどんな景色を見せてくれるのだろう」と、物語の続きが気になって仕方なくなります。
五期生から初めて誕生したセンター・大野愛実さんを中心に、二期生〜五期生のメンバーがどんなフォーメーションでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。今夜の「日向坂で会いましょう」での発表と、その先に続くミュージックビデオ、音楽番組での歌唱、そしてライブでの披露など、楽しみは尽きません。
新たな物語の「崖っぷち」に立ちながらも、明るく一歩を踏み出そうとしている日向坂46。その中心に立つ大野愛実さんの表情やパフォーマンスに、これからますます大きな注目が集まりそうです。



