ニコ生で“deadman”25周年記念公演を独占生中継 打ち上げ配信にはseekも登場

結成25周年イヤーを走り抜けてきたヴィジュアル系バンドdeadman(デッドマン)が、節目を飾る特別公演「deadman 25th anniversary TOUR 2025『to be and not to be final -被覆する造形は人、腫れる風船の奇病-』」を開催します。公演日は2025年12月21日(日)、会場は東京・大手町三井ホールです。さらに、この記念すべきライブの模様が、動画配信サービスニコニコ生放送(ニコ生)独占生中継されることが発表され、ファンの間で大きな話題となっています。

25周年イヤーのグランドファイナル「to be and not to be final」とは

deadmanは、独特の世界観とダークで耽美的なサウンドで支持されてきたバンドです。2025年は結成25周年のアニバーサリーイヤーとして、ツアーやリリースを通じて精力的な活動を続けてきました。その集大成として位置づけられているのが、本公演「to be and not to be final -被覆する造形は人、腫れる風船の奇病-」です。

タイトルにある「to be and not to be」は、これまでもツアー名として使われてきたフレーズで、deadmanの25周年企画を象徴するキーワードとなっています。そこに「被覆する造形は人、腫れる風船の奇病」という印象的なサブタイトルが加えられ、彼ららしい文学的かつ不穏なイメージを喚起する公演名となっています。インタビューでは、メンバーが「25年の集大成でありながら、新しいことに挑戦する場でもある」という思いを語っており、単なるベストヒット的な公演ではなく、今のdeadmanを丸ごと体感できる内容が期待されています。

公演は2025年12月21日(日)開場17:00/開演17:30というスケジュールで行われます。会場となる大手町三井ホールは、音響や照明設備が充実したホールで、バンドが得意とする「一本の映画のようなライブ」をより立体的に見せることができる環境です。チケットはすでに前売り分がSOLD OUTとなっており、会場で観覧できる人数には限りがあります。その一方で、会場に行けないファンにとって、ニコ生での配信は非常に貴重な機会となります。

ニコ生での独占生中継の概要

今回の公演は、ドワンゴが運営する配信サービスニコニコ生放送にて独占生中継されます。他の配信サービスでは視聴できない、ニコ生だけの限定配信です。番組タイトルは、

  • 【deadman】25周年ライブ「to be and not to be final -被覆する造形は人、腫れる風船の奇病-」ニコ生独占生中継

となっており、公演と同じサブタイトルがそのまま番組名に使われています。放送日時は2025年12月21日(日)17:30開始で、会場の開演時間に合わせてライブの模様がリアルタイムで届けられます。

この生中継は、ニコニコプレミアム会員限定の番組として提供されます。プレミアム会員であれば、PCやスマートフォン、タブレットなどから、どこにいてもライブを視聴することができます。また、ニコ生の特徴であるコメント機能により、視聴者同士がリアルタイムで感想を交わしたり、お祝いのメッセージを画面上に流したりできる点も魅力です。

さらに、番組にはタイムシフト機能が用意されています。2026年1月4日(日)23:59までの期間であれば、タイムシフト視聴により何度でも公演映像を楽しむことができます。当日リアルタイムで見られない人はもちろん、「もう一度あのシーンを見たい」というファンにとっても、うれしい仕組みです。

終演後には“打ち上げ配信”も実施

今回のニコ生配信のもう一つの大きなポイントが、公演終了後に行われる特別番組“打ち上げ配信”です。ライブ本編に続いて、メンバーによるトーク配信が予定されており、ステージを終えた直後の率直な気持ちや、バンドの素顔に触れられる内容になると案内されています。

打ち上げ配信の番組名は、

  • 【打ち上げ配信】deadman 25周年ライブ(眞呼、aie、kazu、晁直、seek〈MC〉)

とされており、出演者はdeadmanのメンバーである眞呼/aie/kazu/晁直に加え、MCとしてseek(Psycho le Cému/MIMIZUQ)が参加します。seekはメンバーと親交が深いことで知られており、その距離感だからこそ引き出せるエピソードや本音トークが期待されています。

打ち上げ配信の放送日時は2025年12月21日(日)22:00〜予定です。ライブ本編を見届けた後、その余韻のままオンライン打ち上げに参加できる構成となっています。こちらは視聴チケット制で、価格は2,525円(税込)+手数料250円と案内されています。チケット販売期間は2026年1月4日(日)20:00までで、タイムシフト視聴も同日23:59まで可能です。

ライブ映像とはまた違った角度から25周年を振り返ることができる打ち上げ配信は、ファンにとって見逃せないコンテンツです。ステージ上では語られない裏話や、ツアーを通じて感じたことなど、ここでしか聞けない話が飛び出すかもしれません。

会場に行けないファンも“参加”できるニコ生配信の意義

今回のニコ生独占生中継は、すでにSOLD OUTとなった公演チケットに代わる「もう一つの参加方法」として、大きな意味を持ちます。遠方に住んでいる人や、さまざまな事情で会場まで足を運べないファンも、自宅などから同じ時間を共有できるからです。

ニコ生のコメント機能を通じて、視聴者は画面越しにリアルタイムで反応を届けることができます。楽曲のイントロが始まった瞬間に歓声のコメントが流れたり、印象的なMCや演出に対する感想が次々と書き込まれたりすることで、まるで巨大な“オンライン会場”が出現したかのような一体感を味わえます。

また、タイムシフトを利用すれば、時間を合わせて友人同士で同時視聴をしたり、気になるシーンを繰り返し視聴したりと、リアルなライブとは異なる楽しみ方も可能です。25周年という節目の瞬間を、さまざまなスタイルで共有できることは、オンライン配信だからこそ実現できる魅力といえます。

deadman 25周年ツアーの締めくくりとして

2025年のdeadmanは、アニバーサリーイヤーとして、ツアーや作品リリースを通じて精力的に活動してきました。代表的な公演シリーズである「to be and not to be」ツアーでは、複数のコンセプトを持ったライブが展開され、その中で新曲の披露や過去曲の再解釈なども行われてきました。7月には25th anniversary EP『鱗翅目はシアンブルー』をリリースし、彼らの耽美で幻影的な世界観を2025年のモードとして提示しています。

インタビューの中でメンバーは、「25年の集大成」という言葉にとどまらない、“これから”につながるライブにしたいという意識を語っています。大手町三井ホールという環境を活かし、一本の映画のように構成されたライブをさらに発展させたいという言及もあり、映像配信であっても、ステージの細部や照明、演出などを通じて、その意図を感じ取ることができるはずです。

また、25年を一緒に歩んできたファンだけでなく、最近deadmanを知ったという人にとっても、今回の公演はバンドの世界観を一気に体感できる絶好の機会です。ニコ生の配信をきっかけに彼らに興味を持ち、過去作やこれまでのツアーをさかのぼる視聴者も増えていくかもしれません。

視聴方法のイメージと注意点

ニコ生での視聴を検討している人に向けて、基本的なポイントを整理しておきます。

  • ライブ本編は、ニコニコ生放送での独占生中継として実施され、ニコニコプレミアム会員限定で視聴できます。
  • 放送日時2025年12月21日(日)17:30開始です。
  • タイムシフト2026年1月4日(日)23:59まで視聴可能で、この期間中は何度でも見返すことができます。
  • 打ち上げ配信は別番組として実施され、視聴にはチケットの購入が必要です。
  • 打ち上げ配信の放送日時2025年12月21日(日)22:00〜予定で、こちらも2026年1月4日(日)23:59までタイムシフトで視聴できます。
  • 視聴チケットの価格は2,525円(税込)+手数料250円で、販売期間は2026年1月4日(日)20:00までです。

なお、実際の視聴にはニコニコのアカウント登録や、各番組ページ上での操作が必要になります。配信当日はアクセスが集中する可能性もあるため、初めて利用する人は事前にログインや視聴環境の確認を行っておくと安心です。

25周年を“ともに祝う”ためのオンライン体験

deadmanの25周年記念公演「to be and not to be final」は、バンドにとっても、長年のファンにとっても、特別な節目となる1日です。その瞬間を、多くの人が同時に見届けられる場として用意されたのが、ニコ生での独占生中継と、終演後の打ち上げ配信です。

会場の熱量や空気感は、もちろん現地でしか味わえない部分もありますが、オンライン配信にはオンラインならではの良さがあります。画面越しに細やかな表情や演出のディテールを追う楽しみ、コメントで感想を共有する一体感、タイムシフトで繰り返し余韻に浸れる時間──そうした要素が組み合わさることで、「離れていても同じライブを共有している」という実感が生まれます。

25年という長い時間の重みと、そこからさらに続いていく未来への気配を感じられるこの公演。ニコ生を通じて、あなたもその瞬間に“参加”してみてはいかがでしょうか。

参考元