リーグ・オブ・レジェンド パッチ25.24がついにリリース!2025年シーズン最終パッチの全貌

Riot Gamesは、2025年12月3日(水)にパッチ25.24をリリースしました。このパッチは2025年シーズンの最後を飾る重要なアップデートとなります。今回のパッチでは、複数のチャンピオンの調整とシステムメカニクスの修正が実施されており、プロプレイからソロキューまで、ゲームバランスに大きな影響をもたらすことが予想されています。

強化されるチャンピオンたち

パッチ25.24では、複数のチャンピオンが強化の対象となっています。Braum(ブラウム)は基本HPが610から630へ引き上げられ、さらにパッシブスキルのスタン後ボーナスダメージが20%から40%へと大幅に強化されます。これにより、Braumのサポートとしての存在感がさらに高まることが期待されています。

Nasus(ナサス)も調整対象となり、基本体力が631から650へ増加し、Qダメージが35~115から40~120へ改善されます。これらの変更により、序盤のスケーリングがより強力になるでしょう。

その他にも、Sejuani(セジュアニ)Anivia(アニビア)といったチャンピオンも強化対象に含まれており、これらのチャンピオンの活躍の場が広がることが予想されます。

弱体化の対象となるチャンピオン

一方、Dr. Mundo(ドクター・ムンド)のQスキルは、モンスターに対する最大HPダメージキャップが350~650から300~600へと引き下げられます。これはジャングル環境での彼の支配力を抑制するための調整です。

Kayn(ケイン)は、シャドウアサシンパッシブの追加ダメージが25~45%から20~40%へと低下します。この変更により、シャドウアサシンフォームの瞬間火力がやや抑制されることになります。

Mel(メル)は複数の調整が加えられています。Eスキルのヒットダメージが60~240から60~220へ減少し、マナコストが50~70から50~90へ増加します。さらにDot DPSも16~80から16~56へ低下し、持続時間も0.75秒から0.5秒へ短縮されるため、全体的な負担が増します。

Zed(ゼド)は、パッシブスキルのモンスターに対するダメージ補正が200%から180%へ変更され、ジャングル適性がやや低下することになります。

システムメカニクスの調整

パッチ25.24では、ルーンシステムの重要な修正も行われています。Legends: Bloodline(伝説:血脈)は、スタックごとのライフスティールが0.4%から0.45%へ増加し、最大ライフスティール時のボーナスも6%から6.75%へ引き上げられます。この変更により、ライフスティール構成がより魅力的になることが期待されています。

プロシーンへの影響

今回のパッチ25.24は、単なるチャンピオン調整にとどまりません。Riot Gamesは、競技シーン におけるWASDコントロール導入の計画を確認しており、これはプロプレイの在り方を根本的に変える可能性があります。このような大規模な仕様変更は、選手のプレイスタイルやチームの戦術構成に大きな影響を与えることになるでしょう。

シーズン最後のパッチとしての重要性

パッチ25.24は2025年シーズンの最終パッチという位置づけです。このタイミングのバランス調整は、新シーズンに向けた基盤作りと同時に、現シーズンのランク上昇を目指すプレイヤーにも大きな影響を与えます。

パッチ25.24の変更を理解することで、残りのシーズンを効果的にプレイできる戦略が見えてくるでしょう。強化されたチャンピオンを積極的にピックすることで、レート上昇の最後の波に乗ることもできます。逆に弱体化されたチャンピオンは、一時的に活躍の場が減少する可能性があるため、代替となるチャンピオンの検討も重要です。

まとめ

パッチ25.24は、Braum、Nasus、Sejuaniなどの強化と、Dr. Mundo、Kayn、Melなどの弱体化を含む大幅なバランス調整を実施しています。さらに、Legends: Bloodlineなどのシステム強化も加わり、ゲーム全体の環境が大きく変動することが予想されます。プロシーンにおけるWASD導入計画も発表されており、リーグ・オブ・レジェンドはこれまでにないほどの大きな転換期を迎えています。

プレイヤーの皆さんは、このパッチの内容を十分に理解した上で、シーズンの締めくくりに臨むことをお勧めします。アップデート後のゲームバランスに適応し、新たなメタゲームを楽しむことが、2025年シーズンを有意義に終わらせるための鍵となるでしょう。

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