ドイツ・DFBポカール ラウンド16が12月2日から3日にかけて開催
ドイツのカップ戦であるDFBポカール2025-26シーズンのラウンド16が、12月2日から3日にかけて行われます。この時期は各チームにとって重要な戦いが集中する時期であり、今シーズンの勢いを維持できるかが問われます。複数の注目カードが組まれており、ドイツサッカーファンにとって見逃せない対戦が目白押しです。
注目のボルシアMG vs ザンクト・パウリ戦
ボルシアMGとザンクト・パウリの対戦は、12月3日の日本時間午前2時にボルシア・パークで開催されます。この試合には日本人選手が2名出場することでも注目を集めており、サッカーファンの関心が高まっています。
日本人選手の活躍に期待
ボルシアMG側からは町野修斗が、ザンクト・パウリ側からは藤田譲瑠チマが出場予定です。町野修斗は最近の試合では途中出場という起用ですが、チームの連勝を支える一員として活躍しています。一方、藤田譲瑠チマはザンクト・パウリの主力メンバーとして活動しており、両チームのサポーターから注目を集めています。
先日のバイエルン戦では、町野修斗は後半27分に途中出場しました。出場直後にペナルティエリア内でファウルを受けてPK獲得のチャンスが生まれましたが、VARのレビューを経て取り消されるという惜しい場面がありました。このような経験を経て、今回の試合ではより積極的なプレーが期待されます。
両チームの直近の成績と対比
ボルシアMGは直近4試合で連勝を記録していましたが、先日のRBライプツィヒとの対戦で0-0の引き分けに終わり、連勝は4で途切れました。しかし全体的には好調を保っており、FCハイデンハイムを3-0で、FCケルンを3-1で撃破するなど、攻撃力を発揮しています。特に注目すべきは、先週ザンクト・パウリに4-0という大勝を収めていることです。
一方、ザンクト・パウリは現在苦しい状況が続いています。バイエルンに1-3で敗北し、ブンデスリーガでは9連敗という深刻な状況にあります。ウニオン・ベルリンには0-1で、SCフライブルクには1-2で敗北。直近の成績を見ると、ボルシアMGに0-4で敗北していることからも、この試合の力関係が明白です。しかし、ホッフェンハイムとの試合では2-2の引き分けを記録するなど、全く戦力がないわけではありません。
ボルシアMGの優位性と試合予想
直近の対戦成績を振り返ると、ボルシアMGが圧倒的に有利な状況にあります。最近の対戦では0-4の大勝、2-0の勝利を記録しており、ザンクト・パウリはボルシアMGに対して苦手意識を持っているのではないかと考えられます。ただし、過去の対戦では1-1の引き分けや4-4の引き分けなど、接戦もあるため、完全には予想できない展開も考えられます。
ボルシアMGの予想フォーメーション3-5-2では、中盤の厚みを生かした攻撃的なサッカーが展開されることが予想されます。GKのマティアス・ニコスを中心に、守備陣が堅いボルシアMGは、ザンクト・パウリの限定的な攻撃に対して十分対応できるでしょう。
DFBポカール ラウンド16の他の注目カード
ウニオン・ベルリン vs バイエルン・ミュンヘン
12月4日には、ウニオン・ベルリンとバイエルン・ミュンヘンの対戦が予定されています。バイエルンは今シーズン開幕から公式戦で16連勝を記録していた力強いチームです。先日のザンクト・パウリ戦では、後半ロスタイムの劇的なゴールで3-1の逆転勝利を収め、公式戦初黒星を喫した後の白星となりました。この試合に出場予定の伊藤洋輝は、バイエルン戦では出番がありませんでしたが、ウニオン・ベルリン戦での活躍が期待されます。
バイエルンは敵地での試合となりますが、その力強さを考えると優位にあると言えるでしょう。一方、ウニオン・ベルリンもザンクト・パウリに0-1で勝利するなど、堅い守備を誇るチームです。
RBライプツィヒ vs マクデブルク
12月3日には、RBライプツィヒとマクデブルクの対戦も行われます。ボルシアMGと0-0で引き分けたRBライプツィヒは、このDFBポカール戦で気持ちを切り替えて勝利を目指すでしょう。
試合の視聴方法について
ボルシアMG vs ザンクト・パウリの試合は「DAZN」にて生中継されます。DAZNでは5シーズンのDFBポカール全試合をライブ配信しており、DFB Standardプランまたは「NHK×DAZN スタンダード」という新しいプランで視聴することができます。新しいプランは非常にお得な内容となっており、より多くのファンが気軽に試合を視聴できるような環境が整備されています。
放送局やスケジュールは変更される可能性があるため、事前に公式情報を確認することをお勧めします。Abemaでも配信予定があり、複数のプラットフォームでの視聴が可能です。
DFBポカール ラウンド16の全体的な日程
ラウンド16は12月2日から3日にかけて集中的に開催されます。複数の魅力的なカードが組まれており、ドイツサッカーの熱い戦いを一度に楽しむことができる時期となっています。その後の準々決勝は2026年2月3日から4日、2月10日から11日に予定されており、シーズンを通じて着実に進んでいきます。
終わりに
ボルシアMG vs ザンクト・パウリの試合は、12月3日の日本時間午前2時にボルシア・パークで開催される、日本人選手の活躍が期待される注目の一戦です。町野修斗と藤田譲瑠チマという2名の日本人選手が激突する珍しいカードとなっており、ドイツサッカーに興味を持つ日本のファンにとって見逃せない試合です。DAZNでの生中継配信により、日本からでも手軽に試合の様子を追うことができます。両チームの全力の戦いに注目です。



