広瀬すず×横浜流星『汝、星のごとく』撮影現場でのハグシーンが話題に!4年前の”雪辱”を晴らす本気の演技
2023年の本屋大賞を受賞した凪良ゆう氏の同名小説『汝、星のごとく』が、広瀬すずと横浜流星のW主演で実写化されることが決定し、現在撮影が順調に進行中です。2025年12月1日、その撮影現場での一場面が話題となりました。広瀬すずと横浜流星が何度も抱き合うシーンを撮影している様子が目撃され、休憩時間も仲睦まじく会話する二人の姿が「本当の遠距離カップルのようだった」と関係者に語られています。
本屋大賞受賞作が満を持して映画化
『汝、星のごとく』は、シリーズ累計100万部を超えた大ヒット作。瀬戸内海の島を舞台に、島育ちの高校生・井上暁海と転校生の青埜櫂が恋人同士となり、互いに惹かれ合いながらも時にすれ違いながら歩む15年間を描いた物語です。このあまりにも切ない愛と選択の物語が、藤井道人監督のメガホンで映画化されることになりました。
制作関係者によると、本作は「2026年の目玉となる大型恋愛映画」とのこと。主な舞台は瀬戸内海の島と東京で、現在は東京のシーンを撮影しているため、今回目撃されたハグシーンはその一部だと考えられます。
横浜流星の熱い想いから実現した企画
実は、この映画化企画は横浜流星の強い想いから始まったものです。横浜本人がこの原作に惚れ込み、藤井道人監督に自分を主役で映画化してほしいと直談判したところからスタート。横浜は原作者・凪良ゆう先生の作品では、3年前の『流浪の月』にも出演していますが、その時は松坂桃李が主演で、横浜は脇役という立場でした。今回のW主演での出演は、彼にとって大きな想いが込められた企画なのです。
藤井監督は過去6度にわたって横浜と信頼関係を築いてきた間柄。横浜からの提案に対して、監督も快く応じ、この映画化が実現することになりました。
広瀬すずが”雪辱を晴らす”チャンス
一方、ヒロインを務める広瀬にとっても、この作品には過去最高の気合が入っているという重要な背景があります。広瀬さんは『流浪の月』のクランクイン前、当時の監督・李監督に「いまできるかわかりません。どうしたらいいかわかりません」と本心を打ち明けたそうです。しかし監督の返答は「それじゃあ、この映画はダメだね」と厳しいものでした。
今回の『汝、星のごとく』での主演起用は、広瀬にとって4年前のその経験を乗り越え、”雪辱を晴らす”大切な機会となっているのです。映画業界関係者は「彼女にとって雪辱を晴らすチャンス。今回は本気度が違う」とコメントしています。
藤井監督との初タッグで生まれる化学反応
広瀬すずは、過去に『遠い山なみの光』(2025年)や『宝島』(2025年)など重厚感のある作品への出演が続いており、天真爛漫な女性から影のある役どころまで幅広いジャンルを演じ分けることで定評があります。そして今回、広瀬が熱望していた藤井監督とのタッグが実現することになりました。
藤井監督も「広瀬すずさんとのはじめての作品創りも心から楽しみにしています」とコメントを発表。横浜流星、広瀬すず、藤井道人監督による「三つ巴の奇跡のタッグ」について、映画業界関係者は「傑作になるのは間違いない。売り文句だけ見れば若い女性向けの『甘くて切ない恋愛映画』と感じる人もいるかもしれませんが、そんなレベルを超えた、映画史に残るものになると思います」と大きな期待を寄せています。
撮影スケジュールも順調に進行中
撮影は2025年7月から開始され、現在も東京でのシーンが撮影されている最中です。横浜は大河ドラマへの出演前に複数の映画を掛け持ちで撮影するスケジュール管理をしており、この『汝、星のごとく』をはじめ、『べらぼう』など複数の作品に集中して取り組んでいます。
原作者・凪良ゆう先生の繊細な世界観を、藤井監督がどのように映像化し、二人の心の移ろいと年月の機微をどう形にしていくのか。本作は2026年全国東宝系での公開を予定しており、多くの映画ファンから期待が集まっています。
15年の愛と選択の物語
本作『汝、星のごとく』は、単なる恋愛映画ではなく、「生きること」という根源的なテーマを扱っています。島で育つも親の問題に悩む暁海と、心に孤独を抱えた櫂が惹かれ合い恋に落ちるものの、それぞれが人生の選択に直面していく15年間の物語。二人がどのような決断を下し、どう歩んでいくのかが描かれます。
横浜流星と広瀬すずのまさに「ハマり役」での熱演、そして藤井道人監督の確かなメスの下で、この感動の物語がどのように映像化されるのか。2026年の公開を心待ちにしているファンも多いことでしょう。今回撮影現場でキャッチされたハグシーン撮影の様子は、二人の本気度と化学反応の高さを物語る一コマとなっています。


